気ままなつぶやきです


by kibouh1

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平和な時代を

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「戦時中、本から勇気」角野さんアンデルセン賞受賞式

児童文学界のノーベル賞と言われ、子どもの本に貢献した作家や画家に贈られる「国際アンデルセン賞」の授賞式が31日、ギリシャのアテネで行われ「魔女の宅急便」などの作者として知られる角野栄子さん(83)に、作家賞の賞状とメダルが贈られた。同賞は2年に1度、国際児童図書評議会(IBBY)が選ぶ。日本人で作家で賞を受賞したのは、まど・みちおさん(1994)、上橋菜穂子さん(2014)に次いで3人目。角野さんは授賞式で、10歳だった第2次世界大戦中を振り返り、「本によって どれほど慰められ、生きる勇気を与えられたか」と語った。(以下略)」(201892日朝日新聞)

軍人勅諭は知らない人が多いのでしょうが、精神が受け継がれているという。

「軍人勅諭の精神過去のものか  91

元侍従、故小林忍氏の日記で 明かされた昭和天皇の晩年のお姿をしのびつつ、私は軍人勅諭の暗唱を強いられた日々を思い 出した。小学校5年生だった1 93777日の慮溝橋事件 の直後から、1945815日、陸軍2等兵として昭和天皇の玉音放送を聞き号泣した日まで8年間、ことあるごとに「上官の命令は朕の命令」と説く軍人勅諭によって体罰を受けた。胸を蹴られて絶命の危機を感じたこともあった。戦後の巡幸で、中学校新聞の記者として初めて間近にそのお姿を見た時、私は「朕の命令」と「人間昭和天皇」の差の大き さに身の震える思いがした。 「朕の命令」とする軍人勅諭 を絶対服従の道具とし、ほしい ままに振る舞った「上官」たち。 それが無謀な戦争を拡大し、大きな犠牲を出して自滅の道をたどった。その構造を省みる報道や番組が8月には多くあった。一方で「上官の命令は朕の命令という古い体質を引きずっているような問題が、政官財からスポーツの世界まで、今も蔓延していると明らかになった。社会に蔓延する権力の暴走に屈しない強い力を各人が養い、結集する秋でありたいと願う。」(同前)


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by kibouh1 | 2018-10-31 06:22 | 平和を | Comments(0)

人を巻き込んで

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阿川佐和子と医師の大塚宜夫さんの介護についての対談からです。

「阿川

私も頭ではわかってるんですよ、人を巻き込まなきゃ無理だって。でも現実に 人の助けが必要になるのは急だし、急にお願いできないし、結局、誰かに負担をかけて迷惑をかけることになるなら、自分で無理したほうが早いって思っちゃうんですよね。

大塚

皆さんそうおっしゃいます。まずは自分が頑張ればいいんだって。

阿川

最初は、だれに頼めばいいのかもわからなくて。兄弟にすら遠慮がありました もんね。あの家には幼い子どもがいるから無理だろうとか、お嫁さん嫌がるだろうなとか。そうしたらあるとき弟に言われたんです。「姉ちゃん、全部、自分でおっ被ればなんとかなるって思ってるでしょ。それ、やめなよ」って。「俺たちだって協力するし。まずシフト表を作ろう」って合理的にカラリと提案されたんですが、やはり介護は娘の仕事って意識があるから・・・:

大塚

そこは、介護の専門家としてはやっぱり、「全力でやらない。ともかくできる」(『看る力』)

介護は長期戦だと阿川さんも言っていますが、介護経験したから言えることであり、当初は私がやると背負い込んでいたという。なかなか難しいですね。


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by kibouh1 | 2018-10-30 06:01 | 介護 | Comments(0)

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新聞の投稿欄からです。

「離職を理由に一律減点とは 57

東京医科大が女子受験者を一律減点させて男女の合格比を操作していたのには考え込んだ。その理由が女子の離職率の高さと聞いて、もっと考え込んだ。医者になるには、長い年月をかけて人一倍勉学に励 み、健康にも恵まれでなければなれない。医師という職業に思い入れもあるはずだ。それを結婚したからといってあっさり辞めるだろうか。

男性医師は女性とは体のつくりが違う。女医の方が 自身の肉体感覚として、女 性患者の訴えは理解できる はずだ。「女医さんがたくさんいれば・・・」と思っている女性は多い。なのに女医が働きやすい職場づくりに 励む代わりに、長年女医を増やさない操作がされていたとは残念だ。優秀な女性を生かせない社会は力を発揮できない。政財界は優秀な女性を育成してほしい。」(201889日西日本新聞)

「性で差別する 理不尽な社会  28

東京医科大で女子受験生が一律減点されていたとの報道にがくぜんとした。女子は結婚や出産で離職するため、得点順に合格させると女子が増えすぎて困る、という理由らしい。医療現場は体力的にも大変だと聞く。男性は体力があるからいいように使える、では男性もかわいそうだ。男女ともに働きやすい環境づくりが肝心なのに、それをせず性別で差別するなんて信じられない。努力と勉強を重ねた能力がある女性が、働きたくても働けないなんて理不尽極まりない。子を産む生き物として扱われ、産めば社会に疎まれ、産まなければ政治家に生産性がないとさげすまれ、一体女性にどう生きろというのか。

このままでは出生率だって上がるわけがない。もはや大学や会社レベルの話ではない。国は重い腰を上げ、社会の改革を目指すべきだ。」(同前)

LGBT問題の発言をした自民党議員は発言を取り消さないという。自民党執行部も取り消しを求めないということは「生産性がない」ということを支持しているのだろう。


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by kibouh1 | 2018-10-29 06:11 | 支え合う社会に | Comments(0)

沖縄問題では

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最近、テレビで陸上型イージス・ミサイル迎撃装置の配備先の地元で難航しているのに対して、住民の意見として「沖縄だけに負担させてはいけない」という意見がありました。それは、違うのではないか。誰か、そんな論理でごまかそうとしているのか。

 8月の投稿欄からですので少し古いですが、知事選は承知の通り、県都那覇市でも野党候補が勝利した。こんどは政府が答える番です。

「満身創痍知事政治家魂見た  65

米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設に反対し、満身創痍で国との闘いの先頭に立ち続けた翁長雄志知事の突然の訃報に、衝撃を受けた。これほどまでに揺るぎない信念と民意に支えられた政治家はまれだろう。「沖縄が自ら基地を提供したことはない。沖縄の人々は自己決定権や人権をないがしろにされている」。 保守を自任しながらも国に 物おじしない発言は鮮烈で見事だった。「自民党出身の知事がなぜ、これほどまでに反対していたのか、政権には冷静になって考え直してほしい」。沖縄国際大の前泊博盛教授の話に改めて深く立ち止まった。護岸埋め立て工事などを強硬に進める国と相対しつつ、法廷闘争で連敗し手詰まり感さえあったが、沖縄慰霊の日に「私の決意は県民と共にあり、みじんも揺らがない」と毅然とした姿が目に焼き付いた。政治家魂を見た。知事のご冥福を祈ると同時に、遺志を受け継ぎ「オール沖縄」を体現してほしい。」(2018823日西日本新聞)

「憲法改正より 地位協定改定   69

普天間飛行場の辺野古移設を強引に進め、核兵器禁止条約への参加を拒む安倍政権。そこには対米従属という重い病にかかった日本の姿があります。憲法9条で丸腰にされ、日米安保条約で米国の庇護のもと経済発展を遂げたわが国。東西冷戦終了後は対米自立の機運もうせ、米国が繰り出す年次改革要望書を忠実に実行することで政権の安泰が図られてきました。外交や国防、食糧やエネルギー、そして医療さえ米国の意向や許諾の下に政策決定されてきた。あたかも国益であるがごとく強引に法案を通す姿は滑稽です。そんな理不尽な姿の背後には不平等な日米地位協定が横たわります。

安倍首相が戦後レジーム からの脱却を図るのであれ ば、憲法改正より先に日米 地位協定の改定を米国に申し入れるべきです。国を愛する気持ちを無くす一方、偏狭なナショナリズムがはびこる日本。それは主権なき国家への絶望感の裏返しではないでしょうか。国民が米国の支配の構図を正しく認識し、政治を変えない限り、輝かしい日本の未来はないでしょう。」(同前)


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by kibouh1 | 2018-10-28 06:48 | 沖縄 | Comments(0)

こういう人も

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新聞の投稿欄からです。誰でも到達する心境ではないかと思いますが。

「(声)寄り添う介護で妻も私も快 79歳 20181016日朝日新聞

 結婚生活53年、妻は88歳、要介護5、認知症で特別養護老人ホーム入居3年目。私は妻が認知症の気配を見せ始めたときに、これは私の人生の転機だと思い、生活を変えた。

 認知症の妻に向き合い寄り添う生活をすることにした。大腿(だいたい)骨骨折で入院、直後にリハビリ専門病院へ、さらに老健施設入所や在宅介護の末、今は特養。この間毎日、妻の顔を見に行った。

 認知症は脳で考えることをやめて身体で考える。身体は快を選ぶ。胎児のときの羊水に還(かえ)った状態である。だから私はこれを「おぼろ」といい、認知症という言葉を使わない。

 おぼろは感情もあり、感性も鋭い。相手を一瞬で見抜く。話は途切れるが会話もできる。何を言われても、何をされても決して反論や否定をしない。毎日2~3時間は一緒にいて話す。笑顔を誘う。おぼろにはこれが最も大事だと思う。とっぴなことを言っても、反復して、次の発話を待つ。そうして2人でともに話して、お互いに身体が快になる物語を紡ぐ。

 妻という人間に寄り添う介護である。これで私の身体も快になる。」

感性の鋭さは感じますね。


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by kibouh1 | 2018-10-27 06:48 | 介護 | Comments(0)

大波なのか

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見果てぬ夢を追いかけて約5年間。次々と打ち出される経済政策。その実施がうまくいったのかも検証せずに、国民の目先をそらしてきた。日銀もその責任の一端を担う。

「コラム 気流

短期決戦のはずだった日本銀行の量的・質的金融緩和が先の見えない長期戦を強いられている。物価上昇率目標2%について、黒田東彦総裁が「2年程度を念頭に、できるだけ早期に実現する」と宣言したのは2013年のこと。それから5年以上過ぎても達成は見通せない▽今年4月に「19年度ごろに2%程度」との見通しを示していた黒田総裁は、731日の記者会見でまたも修正。目標達成の見通しは後ずれするとし、具体的な時期は明言しなかった。長期戦になったのは政策が間違っていたためかとの質問には「間違っていたとは全く思っていません」と応じた▽異次元金融緩和は円安株高をもたらし、アベノミクスを支えてきた。景気拡大は続いている。なのに物価は上がらない。金融政策で物価-をコントロールできるという大前提が違うのではないか。」(201883日西日本新聞)

そして、人口減で労働力不足だとして外国人労働者に頼り、安く上げようという。それでいいのか。

「インド発労働力の大波

技能実習生 来日が本格化

30万人」文化の溝に懸念

人口約13億人と世界2位のインドから、日本ヘの本格的な技能実習生の派遣がこの夏に始まった。インド30歳未満の若年層が過半数を占め、 数字に強くて器用といわれる。派遣先は製造業が中心でインド政府からは「30万人派遣」との声もあり、労働力不足の日本の製造業を変える「大波」となる可能性も。ただ両国の文化の隔たりが懸念もはらむ。

1陣は、20歳前後の元工場労働者ら15人。インド南部チェンナイのIT企業で約 1年がかりで日本語などを 研修した。8月中旬から兵庫県と京都府の電池工場で勤務を開始。派遣期間は最長で5年だ。実習生ペチ・ムトゥさん(23)は「日本の技術を学んで将来に生かしたい」と話す。(以下略)」(同前)


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by kibouh1 | 2018-10-26 06:15 | 働く | Comments(0)

体験の継承は

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体験を引き継ぐのは難しいことでもありますが、それだけに工夫も必要なのでしょう。

「(声)残念な中身の戦没者追悼式 78歳 2018930日朝日新聞

9月24日、私の住む市で戦没者追悼式が行われました。今回初めて参加し、そして驚きました。式は、市長や市議会議長、県議、国会議員などの追悼のことばと献花のみで終了したからです。どなたのお話も「尊い命」「国のために」といった言葉が並び、形式的なものに感じられました。

 参加した遺族の数は80人ほど。来賓の数とほぼ変わりません。市遺族会長のあいさつはありましたが、苦労に苦労を重ねて生きてきた私たち戦争遺児が個々に発言する機会はなく、座っているだけのお飾りのようでした。

 私が3歳のころ、父はニューギニアで戦死し、私は父の顔を知りません。経験を語れる戦没者遺族は年々減っています。例えば、追悼式で遺族がスピーチし、その内容を市報に載せるのはどうでしょうか。

 戦争を再び起こさないために、戦争のもたらす悲惨さと残された者の苦しみを、多くの戦争を知らない世代と共有できる式であったら、と切に思いました。」

新聞などで体験記が掲載されています。それを広める事業などが必要なのかと思いました。


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by kibouh1 | 2018-10-25 06:52 | 平和を | Comments(0)

ブラックジョーク


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新聞の投稿欄からです。

「文科省不祥事道徳と正反対 50

先生を教えて導く立場にあるはずの文部科学省で不祥事が相次いでいます。偏差値で見ると優秀な人たちが天下り、裏口入学、接待問 題などを起こしています。 何が正しくて、何が悪いの かが分からなくなるような 組織というのは、どこかが 間違っています。高学歴のエリートたちが大問題を起こすという意味では、オウム真理教との共通点があるように思えてなりません。頭は良くても善悪の判断ができないということです。 文科省は「道徳教育に力 を入れる」という方針を打ち出してきました。しかし、 実際は道徳とは正反対のことをしていたわけです。建前と本音を使い分けるような、うその教育はするべきではありません。文科省という組織そのものの存在意義が根底から問われているように思います。」(201881日西日本新聞)

道徳を語る人の本質が見えて良かったとも言えます。誰が「道徳」を信用するのか。子どもたちにも認められない。


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by kibouh1 | 2018-10-24 06:31 | 教育 | Comments(0)

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日本は近代になるまで戦争は白村江の戦い、秀吉の朝鮮出兵など数少ない国として知られているという。それが明治以降、150年の間に大きなものだけで清国・ロシア・アメリカなどとの戦いを重ねています。中国での満州国という侵略、朝鮮の植民地化もあります。ところが、明治150年を盛り上げようとする人たちがいるという。

「永田健の時代ななめ読み 三四郎が見た明治

 元外務省国際情報局長で外交評論家の孫崎享(うける)氏は、著作「日米開戦の正体」(祥伝社)で、漱石のこの2作品に触れた。「それから」の代助の言葉を引きながら、日露戦争以降の日本の国家予算における国債費(国の借金)と軍事費が増大した経緯をデータを示して分析している。

 孫崎氏は「日露戦争後、インフレ上昇、増税などで社会不安が増大し、それが軍部独裁の道につながった」などを理由に「真珠湾攻撃(日米開戦)への道は日露戦争の『勝利』から始まった」と指摘する。

 明治に現実の国力以上の自信をつけた日本が、昭和になって無謀な戦争を始め、ついには「国が亡ぶ」に等しい敗戦を招く-。漱石の懸念は現実化した。

   ◇    ◇

 今年は明治150年に当たる。安倍晋三政権は盛り上げに余念がない。「明治の精神に学び日本の強みを再認識する」として数々の行事を催し、今月23日に政府主催の記念式典を開く。

 確かに明治は日本が短期間で近代化に成功した誇るべき時期だ。西洋文明を大胆に取り入れ、立憲政治を確立し、新たな社会システムをつくり上げた。日本史上屈指の成功体験である。

 しかし、それは同時に「昭和の大失敗」の起点でもあっ」た。そこに目をつぶり、ただ「素晴らしい明治」と祝うのは、少しばかりおめでたすぎはしませんか-と漱石先生のポーズでつぶやく私である。(一部引用) (論説副委員長) =2018/10/21付西日本新聞朝刊=」

平和な日本でしか生き残る道はないと私は思う。


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by kibouh1 | 2018-10-23 06:15 | 平和を | Comments(0)

軍隊は何をするのか

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自衛隊観閲式で安倍首相は憲法9条改正を示唆したという。テレビ見た範囲でいえば、自衛隊の位置づけを配慮したいと趣旨の発言だったと記憶しているが、どこの局も9条改正の意欲だと伝えていました。マスコミも信用できないというのは先の戦争時に戦時体制になると発行部数が大幅に増えたという。そんな歴史を示すエピソードかもしれません。

「同朝刊の一面には、中国の前線に派遣されて臨場感あふれるレポートを書いていた、朝日新聞社の岡部孫四郎特派員が、北平南方の南苑で敵弾を受けて「壮烈な戦死」を遂げ、「報道戦線の花と散った」との記事もありました。岡部が殉職したのは、七月二十八日でしたが、彼の報道内容を高く評価した陸軍は、 彼を死亡前の七月二十五日付で「軍属(軍に所属する非軍人)」にするという決定を下し、一九三八年十 月には「戦死した軍属」という扱いで、岡部は靖国神社に合祀されました。

朝日新聞社はまた、同社発行の週刊誌『週刊朝日』と『アサヒグラフ』の臨時増刊として、『北支事変画報』という写真中心の別冊第一号を、七月三十日に発行しました。全三二頁から成る同誌は、七月十日頃から同二十日頃までの、北平周辺で中国軍と戦った日本軍将兵の

比較的鮮明な写真をふんだんにあしらった内容で、写真の総数は七O点に及んでいました。写真の選定は、陸軍の検閲下にあるので、その多くは日本兵が行進している光景、休憩して皆でスイカを食べている光景など、軍事機密に触れないような、後方地域での日常風景でした。」(『1937年の日本人』)

安倍応援団が非難してやまない朝日新聞でさえこんな歴史があるのです。


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by kibouh1 | 2018-10-22 06:20 | 憲法 | Comments(0)