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気ままなつぶやきです


by kibouh1

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大岡越前の裁きも虚構が

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「 オピニオン  春秋

 「大岡越前」と聞くと先日亡くなった加藤剛さんの端正な顔が浮かぶ。約30年も名奉行を演じ続けた名優とのお別れは寂しい

▼責任は「痛感」と頭を下げるが責任は取らない。真相解明や再発防止が責任だと開き直って居座る。損をするのは詰め腹を切らされる部下と、税金は使われ真相は知らされない国民の「二方」だ

▼今度は野田聖子総務相が関連する件で、情報公開請求を受けた金融庁が開示前に内容や請求者名を野田氏側に伝えていた問題が。請求者の情報を利害関係者に漏らさないのは情報公開制度の鉄則。国民の知る権利を守る制度の根幹を揺るがす由々しき事態だ

▼何より罪深いのは野田氏が制度を所管する役所のトップということ。町奉行が自ら法をないがしろにするようなものだ。今回も役人の処分で幕を引くつもりか。大岡は庶民に温かく接する一方、将軍であろうと法は守らねばならぬという姿勢を貫いた。忖度(そんたく)ばやりの今の政官界。名奉行はいずこに。=2018/07/27付 西日本新聞朝刊=」

大岡裁きは後の創作もあるという。だが、今の世は国民が裁かないといけません。会計検査院なども見て見ぬふりをしているのですから。


by kibouh1 | 2018-07-31 06:33 | 社会 | Comments(0)

決着したのか

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「オピニオン 風向計 オウムの恐怖と違和感 都市圏総局次長 吉田 賢治

 熊本地裁の狭い記者室に白い布を敷いた大きないすが用意され、巨体を揺らして男が座った。オウム真理教の教祖麻原彰晃(松本智津夫元死刑囚)。教団の乱発する訴訟などの取材に1990年から関わり、その一方的な主張を聞いた。駆け出し記者だった私は、教祖に近寄りがたい印象はなく、むしろ、かいがいしく世話をする取り巻きの教団幹部がひどく異様に見えた。(略)

 オウムを題材にした作品がある映画監督の森達也さんは、松本元死刑囚ら7人の刑執行後、「オウムの異常性ではなくて普遍性を見つめるべきだ。集団になじみやすく個を捨てがちな日本人だからこそ、そこには歴史的な教訓が絶対にある」と語っている。

 刑事事件としては決着したのだろうが、事件の背景に何があったのか。それにまつわる社会の問題点は解明、解決されたのか。森さんの言う再発防止の教訓を共有できないまま、私たちは「オウムの恐怖」のみを受け継いでいる。

 凶悪犯罪集団と化したオウムを弁護する気は全くない。ただ「共通の敵」を前に、一方向に突き進む日本社会の体質は、戦前から変わっていないのではないだろうか。=2018/07/24付 西日本新聞朝刊=」

だが、集団化しやすいのはマスコミも同じではないか。松本サリン事件の冤罪に踊ったマスコミもまた社会の反映ではないかと思う。さらに、記者クラブという集団化もあります。そのことを含めてオウムが投げかけた課題は語りつくされていません。死刑制度にしても国際的にみれば日本などは少数派です。論議が深まらないのは、なぜでしょうか。


by kibouh1 | 2018-07-30 05:50 | 司法 | Comments(0)

災害を利用するな

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憲法改正に対する識者のコメントからです。

「復興自治体に権限を 岩手県陸前高田市長 戸羽 太さん

自民党は憲法改正で緊急事態条項を新設するとしているが必要性を感じない。大災害時に内閣に権限を集中させるのは、被災現場を抱える私たちとは逆の考え方だ。人命救助や、その次の復興をスムーズに進めるため、主導的な 権限は被災した自治体が持つべきだ。 東日本大震災による死者・ 行方不明者数が1700人を 超える岩手県陸前高田市では 新たな町をつくる土地区画整 理事業を行っている。土地の相続人を捜すため職員が全国を回ったり、木を切るにも林野庁などから「国の補助金が入っている」と言われ手間取ったりして、事業は遅れた。憲法上の財産権の他、さまざまな法律が壁となった。「ここは目をつぶってもらえたら」と何度も思った。国や県の許認可権を、一時的でも被災自治体に任せるような超法規的な措置があったら、復興はもっとスムーズに進んだはずだ。(以下略)」(201853日西日本新聞)

災害時でなく独裁をしたいのではないか。災害時に宴会をし、SNSで写真を出す人たちに言われたくない。さも、国民の味方ですよというのにはあきれる。


by kibouh1 | 2018-07-29 05:39 | 憲法 | Comments(0)

「コンパクトシティー」

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「市街地集約が活発化

利便性、行政効率に効果

人口減、空き家課題に

政府後押し「コンパクトシティー」政策

中心市街地に住宅や公共施設などを集約する「コンパクトシティー」政策の実現に向け、国や地方自治体の動きが活発化している。行き過ぎた郊外開発に歯止めをかけ、住民生活の利便性や行政サービスの効率を高めるのが狙いだ。ただ人口減少を背景に増加する空き店舗や空き家の対策など、課題は多い。

1971年に2市合併により誕生した新潟県上越市。新たな市役所の建設や北陸自動車道、北陸新幹線の 開通などの影響で,大型商業施設や 総合病院の郊外移転が相次ぎ、市街 地の面積は約2倍に広がった。市の推計では、2030年の人口 は10年より3万人少ない17万人となる一方、除雪やインフラ維持など行政サービスの1人当たりの年間負担額は6割増の26千円に膨らむという。

市は「人口減少と郊外化がさらに進めば、都市として成り立たない」との危機感を抱き、173月にコンパクトシティー構想を公表した。合併前からの市街地など6拠点に病院や保育所、商業施設などを集める計画で「医療福祉や教育面を充実させ、住みやすいまちを目指す」(担当者)。政府は地方都市で暮らす高齢者の生活維持や行政コスト削減のため、コンパクトシティー政策を後押しす る。国土交通省と内閣府は3月、福岡県大牟田市、佐賀県基山町など32市町をモデル都市に選び、交付金などで3年間、重点支援する方針だ。 国交省は「地域の活力を維持し、集約効果を高めるための先進的な取り組みを各地に広めたい」と意気込む。しかし地方都市の中心市街地で は郊外より早い時期にできた古い 建物が多いこともあり、増加する空き店舗や空き家が、利便性低下や地 域経済の低迷を招いている。

(以下略)」(201852日西日本新聞)

中心市街地の活性化も課題だが郊外の開発規制は大変なことではないか。何か妙案はないのか。


by kibouh1 | 2018-07-28 05:48 | 社会 | Comments(0)

外国人受け入れの懸念

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「(声)きつい仕事担う外国人に偏見? 51歳 2018724日朝日新聞

 約30年前、アパートの住民で食事会があった。隣の男性に「お仕事は」と尋ねると「土方だよ」と笑った。「母も土方をしているんです」と言うと含み笑いをしながら「区役所の土木課だよ」と。指示する自分の方が上で土木作業員は下とばかりの言いようだった。

 この人は何を見ているのだろう。土木作業員の人たちが一生懸命働いているから橋や高速道路ができ、私たちの便利な生活が成り立っているのではないか。(以下略)」

介護や農業など日本人がやりたがらない分野に限って受け入れるという。それを容認する社会の底辺に差別意識があるようで怖い。なぜ、日本人が働きたくないのかは解決せずに受け入れよというのは話の順序が違うように思う。


by kibouh1 | 2018-07-27 06:48 | 支え合う社会に | Comments(0)

3割負担は

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「(声)高齢者医療、負担割合の「なぜ」79歳 2018722日朝日新聞

 後期高齢者医療の新しい保険証が送られてきたのを機に、この制度の病院窓口負担について以前からの疑問を述べたい。

 私は厚生年金の他にアパートの家賃収入がある。病院では医療費の3割を払う。一方、周りの年金生活者はほとんどが1割だ。所得に応じて負担割合が変わる仕組みになっている。

 それは了としても、収入が国民年金だけの妻も私と同様に3割負担。しかし、そもそも後期高齢者医療制度は個人単位で加入する仕組みで、保険料は加入者の所得に応じて個別に計算されている。なのになぜ窓口負担割合は世帯単位の所得で判定されるのか。制度を運営する県広域連合に尋ねたが、納得のいく説明は受けられなかった。

 高齢者の医療にかかる公費負担が増え、問題になっているという。ならば、1割や2割負担は廃止し、分かりやすく3割負担でそろえればいいと思う。気軽に病院に足を運んで検査を受け、薬をたくさんもらっている高齢者は少なくないだろう。個人病院に勤める娘の実感でもある。全員3割負担にして困窮者は補助で対応する制度の方が、無駄な受診も減ると思うが、どうだろうか。」

指摘のように薬をたくさんもらっている人もいるかもしれません。それは、お年寄りの責任なのでしょうか。必要なければ薬を出さないこともできるはずです。「無駄な受診」は医療機関や行政にも責任があるのではないか。

 75歳以上の保険制度はとは

「後期高齢者医療制度は、どのような状況にある高齢者からも例外なく保険料を徴収する。どんなに低所得で生活が困窮していても、軽減措置はあるが、完全に免除することなどの例外は認めない。その目的は保険主義にあり、すべての75歳以上の高齢者から保険料を徴収することにある。」(『高齢期社会保障の改革を読み解く』)という。

3割負担になれば必要な医療を我慢する人が出てこないかと懸念しますが。

 


by kibouh1 | 2018-07-26 05:10 | 高齢者 | Comments(0)

老人性難聴でも

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 目で音を聞くというのは感覚として分かります。

「僕は目で音を聞く  イヤホンだったら外すけど  平本龍之介

コンビニで宅配便の送料について確認したかったため、店員に問い合わせたときのことです。彼は マスクを着けていました。私は読唇術で相手の言葉を読み取ります。「私は耳が聞こえませんので、マスクを外してもらえますか?」と口頭で伝えました。ところが彼はマスクを外さないまま、自分の耳をしきりに指さしながら、ずっと何かしゃべっています。態度にムカッときたので名札を見て、わざとらしく「〇〇さんですね」と確認し、店を後にしました。彼は追いかけてきて、マスク のまま話し続けました。「聞こえないので分からんです!」。大声 で応じても、外す気配はありません。彼の様子を真剣にうかがうと、どうやら「もう来ないでください」 と言っているのが分かりました。大変立腹し、そのまま別れました。怒りが収まらず、そのコンビニの本社に苦情のメールを送ったところ、担当者から謝りのメールがありました。すると、その店員は「補聴器とは分からず、イヤホンだと思った。そのイヤホンを外してくださいと伝えていた」というのです。確かに誰でも、イヤホンをしたまま話をするのはマナー違反でしょう。でも複雑な思いが、なかなか消えませんでした。 目が見えない人や肢体不自由の人に比べ、聴覚障害者は見た目で分かりにくいと言われています。(以下略) (サラリーマン兼漫画家久留米市)」( 2018510日西日本新聞)

難聴気味なので図書館でのやりとりが声が小さいのでつい口を見ます。それで分かることはないのですが・・


by kibouh1 | 2018-07-25 06:20 | 高齢者 | Comments(0)

お父さんは

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「コラム 気流

使い始めて4年以上になるスマートフォン。電池の持ちが悪く、データ容量は残りわずか。動作も時々怪しい。そろそろ買い替え時かと家電量販店ヘ。見積もりをお願いすると、応対した若い女性店員が満面の笑みで「お父さんの場合は・・・」▽もう若くはないという自覚はある。実際、彼女の父親と同年代か、年上かもしれない。それでも「お父さん」の響きが

耳から離れず、説明の途中から上の空だった。子供と一緒のときに「お父さん」と呼ばれても特に違和感はない。た だ、1人で買い物中に面と向かって言われたのは初めてだ▽他人から「お母さん」と呼び掛けられた女性が「あなたのお母さんじゃありません」と応じる話。これまでは笑い話と聞き流していたが、結構本気だと分かった。どうせなら「お兄さん」と呼ばれた方がいいな。男心も複雑です。」(2018517日西日本新聞)

「お父さん」とは呼ばれても「お爺さん」と呼ばれた記憶はない。初対面なのになんて゜「お父さん」と言えるのだろうか。

おひとり様の場合は複雑ですね。

1人暮らしシニアの心得 終末期に遠慮はいりません 三国浩晃

私たちが支援していた60代 女性のおひとりさまのKさん は、念願だった友人たちとの 旅行をした1週間後に亡くな りました。容体急変の知らせ を受け、私は急いでKさんの 自宅に向かいましたが、到着の少し前に息を引き取られて いました。 やがて主治医も駆け付けて 死亡の確認をし、その場で診 断書を書いてくれました。それを受けて、私はKさんとの死後事務委任契約に従って、葬儀社に連絡し、お迎えを依頼しました心お世話になった医療スタッフにも見送られ、玄関から旅立ちました。Kさんの希望で葬儀は行いませんでしたが、生前に依頼されたことを友人たちが一つずつ実行していきました。旅立ちの衣装はブルーの着物。遺影は、Kさんが応援していた宝塚歌劇団の女優さんと一 緒に写っている写真。「彼女はピンクの花はあまり好きじ ゃないから、白にしないと文句言われるわ」と、とてもに ぎやかな打ち合わせでした。Kさんには夫や子どもはい ませんでしたが、病室を訪ね ると、いつも誰か友人が見舞いに来ていて、時にはベッドの横で楽しそうな「女子会」が開催されていました。(以下略)」

最期は様々な形で・・・。


by kibouh1 | 2018-07-24 06:50 | 社会 | Comments(0)

進歩とは

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新聞の投稿欄からです。

「技術進歩で注文できない店=24歳  毎日新聞201877日 東京朝刊

 最近、多くの飲食店でタッチパネルやタブレット端末を使った注文方法や会計が増えている。

回転ずし店や居酒屋、中華料理屋など多くのチェーン店で効率化や人員削減を図るために導入しているのだろう。先日、祖母と2人で回転ずし店へ行った際、祖母はタッチパネルを前に「ここは若い者がいないと来られない。どうすればいいのか分からない」と話していた。祖母はキョロキョロと店内を見回し、待てばいいのか何かした方がいいのかとどこか不安げで落ち着かない様子であった。

「こうするんだよ」と注文方法を教えても、うまくタッチできず、「難しいわね」の一言。おそらく祖母はその日、食事よりも注文のやり方に気をとられてしまったようだ。どの世代も対応できるよう従来の紙のメニューや気軽に店員に注文できる雰囲気作りも必要だと強く感じた。こうした技術の進歩により、人と人との関わりやつながりが少しずつ失われていくのだと寂しくも感じた。」

何かが失われていく。人間同士の関わり合いです。人嫌いが増えはしないか。


by kibouh1 | 2018-07-23 05:17 | 社会 | Comments(0)

大阪市の自慢は?

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『1937年の日本人』は、その年の7月7日に勃発した盧溝橋事件の前後の国民の暮らしを多面的に描いています。1940年招致が決まっていたオリンピック開催が7月以降辞退の方向に流れていきます。2020年オリンピック開催では辞退したことがほとんど伝えられませんでした。そのなかで、大阪市の動向が紹介さされています。二重行政の解消の話は最近も聞いたような気がしますが。

「一方、東京オリンピックに関しては「蚊帳の外」に置かれた大阪市役所は、5月5日に『昭和十二年の大阪市政』という冊子を刊行しました。

 この冊子は、大阪市政の優れた面を市民にアピールすることを意図したもので、「大阪市政の特色」という冒頭の章では、「近年各地の市政界に、とかく『はしたなき』紛争が絶えず、中には忌まわしき不祥事さえ取り沙汰さえ取り沙汰されつつあるのに反し大阪市だけは、かかる悪声を耳にしないのみか、わが国都市行政の模範とされ、全国都市民の羨望の的となっているのはこのためであり、本市民の大いに誇りとするところである。」と自画自賛していました。

 この本の「市民の利便を増す特別市制」という章では、大阪市を大阪府の参加から独立させて「二重行政を解消する」という、野心的なアイデアが提案されていました」

大阪市の冊子は5月刊行であり、盧溝橋事件の前ですが、7月以降は新聞も戦時色になっていき、1945年の敗戦まで続いていきます。

201876日西日本新聞の戦争体験集からです。

「福岡大空襲の 語り部として  88

福岡大空襲の語り部として毎年、小学校に招かれている。高齢で聴覚が弱くなり、後継者もいないため今回はビデオを撮るという。従来の方法から転換したのだと思い、担任の先生の質問に答えた。福岡大空襲で焼夷弾が火の雨のごとく降る闇夜の中、命からがら逃げ惑う。

川や池、大濠公園に飛び込む人々の地獄絵図。その悲惨な状祝は筆舌に尽くし難い。この戦争で300万人ともいう尊い命を亡くした戦争の悲惨さを語り伝える大切さ。戦後、先輩たちが復興にご尽力、ご努力してくれたおかげで今があることに感謝する。

語り継ぐ会の高橋英人氏いわく「平和は守るものではなく、つくるものである」。平和こそ人類の望みで、対立と排他は滅亡のもと。今、米朝首脳の平和づくりを世界の人々が見守っている。」

「代用食ばかり夢だった白米   86

終戦から73年。当時、私は中学1年で815日は父と2人で玉音放送を傾聴した。「耐え難きを耐え、忍び難きを忍び・・・」の天皇陛下のお言葉を耳にし胸が詰まった。戦争が終わったと の実感はなかったが、喜んだのは大分・日田市の叔母の所に疎開していた母や妹 たちに会えることだった。 戦時中は欲しがりません勝つまではと教育され、食事はコーリャン飯など代用食ばかり。白米のご飯など夢のまた夢だった。学校はほとんど授業がなく、農家に出向き田植えや稲刈りをした。お国のためにと、せっせと汗を流したのを思い出す。一番うれしかったのは、昼飯に出された大皿に、盛られたおにぎり。しかも空豆を炊き込んだ白米のご飯だった。現在、憲法改正案を巡って賛否が分かれているが、戦後日本の礎となった憲法を堅持すべきだし、二度とあの戦争の過ちを繰り返しはならない。む

〈生き延びて七十三度の終戦日〉」


by kibouh1 | 2018-07-22 06:41 | 平和を | Comments(0)