気ままなつぶやきです


by kibouh1

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怒り

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沖縄のことなどを考えると地位協定はどうにかならないものかと思う。

「世界史に前例のない裁判権の全面放棄

最後に論じたいのは、駐留米軍をめぐる裁判権のことです。裁判権というと、大事なことではあっても、あれこれの問題点の一つだとの受けとめがあるのでしょう。しかし、日本が江戸時代の末期に結んだ不平等条約を思い出してください。関税自主権とならんで外国人の犯罪を日本が裁けない領事裁判権は、独立国家であることと両立しないと考えられ、明治政府は全力で改正に取り組みました。従属かを分けるメルクマールのようなものなのです。

そして、旧安保条約下の裁判権は、まさに独立国家にふさわしくないものだったのです。」

(『対米従属の謎』松竹伸幸)

「(政治季評)米軍基地反対運動 沖縄、「怒り」の核心とは 豊永郁子

2017826日朝日新聞

 本土にいると、沖縄の米軍基地反対運動の核心が見えてこない。

 基地反対の理由は、運動の各局面では、米兵の犯罪、事故の危険や騒音、自然破壊のそれぞれに尽きているように聞こえた。基地集中に「差別」を問う声は、自治体間の格差や迷惑施設の立地を論じる議論にかき消された。「基地のない平和な島を」というスローガンは、本土と同じ平和主義の表明と誤解された。

 論点が拡散しズラされ、運動全体の訴えがぼやける一方、沖縄の「怒り」は伝わってくる。

 運動は、1995年の米兵による暴行事件をきっかけに盛り上がり、翌年の普天間基地返還の「日米合意」を促し、その後は基地の辺野古移設を阻み続け、歴代の沖縄県知事が保革の別なく国と対決する状況を生み出した。この7月にも、翁長雄志知事が辺野古埋め立ての差し止めを求め、国を提訴したばかりだ。

 運動をここまで引っぱり、国家間の合意をものともせず、沖縄に国への反乱を続けさせる「怒り」とは何か。沖縄では論じ尽くされているのかもしれないが、本土では「怒り」としか伝えられない立場や主張とはどのようなものなのだろう。

 私はこれを「被征服民の怒り」と見た。17世紀の哲学者ジョン・ロックの「市民政府論」を思い出したからだ。ロックは、この書で被征服民の権利を論じており、それが沖縄の人々の立場や主張を言い当てているように思えるのだ。

 その論は、近代以降のすべての民主的国家を基礎づけるロックの次の思想から導出される。人間は生来自由かつ平等であり、各自の生命・身体・自由・財産は不可侵である。これらを護(まも)るために、人々は協約を結び政府を設立する。人々はまた彼らの権利を蹂躙(じゅうりん)する政府に抵抗し、新たな政府を建てる権利をもつ。(以下略)

 とよなが・いくこ 専門は政治学。早稲田大学教授。著書に「サッチャリズムの世紀」「新保守主義の作用」。」


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by kibouh1 | 2017-08-31 05:17 | 沖縄 | Comments(0)

高校生平和大使の役割

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「(声)高校生の核廃絶演説、来年はぜひ 66歳 2017827日朝日新聞

 2014年以来、毎年8月にスイス・ジュネーブの国連軍縮会議で核兵器廃絶を世界に訴えてきた日本の高校生平和大使の演説が、今年は見送られた。政府は「問題視する国があり、全会一致のルールに従った」という内容の説明をしているという。

 しかし、政府が「署名せず協議にも参加しない」としている核兵器禁止条約と関係がある、と見られても無理はない。演説で言及されることを心配したのではないか。

 安倍晋三首相は、条約は我が国のアプローチとは違う、としながら「核兵器のない世界の実現」にも言及している。高校生の演説が、たとえ条約を支持する内容であっても、究極の目的が同じであれば、あえて主張の機会を保障した方が得策だったのではないか。

 一昨年暮れ、当時の岸田外務相は高校生平和大使の表敬訪問に「次世代の高校生の方々が世界に向けてメッセージを発信していることを心強く思う」と応じたという。同感だ。いつかこの若者たちの主張が通る時代も来るかもしれない。来年は演説が実現するよう、再考を求めたい。」

政府は全面的に支援してもらいたい。国際条約に参加しないでは期待は薄いが・・・。

「核廃絶自分の言葉で」「平和実現私が中心に」 帰国の高校生大使誓う 長崎市 [長崎県]

 スイス・ジュネーブを訪れ、核兵器廃絶を願う過去最多の21万4300筆の署名を届けてきた高校生平和大使。26日、長崎市であった帰国報告会に出席した県選出の3人を含む22人は「今後も力強く歩みを進めていく」と語り、軍縮会議での演説は実現しなかったものの、国際社会に核兵器廃絶を訴える貢献はできたと胸を張った。

 長崎東高2年溝口祥帆さん(16)と長崎北陽台高2年溝上大喜さん(17)は、国連軍縮局でのスピーチで被爆者の谷口稜曄(すみてる)さん(88)を写した「背中を焼かれた少年」の写真を紹介して原爆の悲惨さを訴えた。

 溝口さんは「谷口さんと一緒にスピーチした気持ちだった。谷口さんや被爆者の思いはきっと伝わった」。溝上さんも「谷口さんの思いを自分の言葉で世界に訴えることができて達成感がある」と振り返った。

 今年は核兵器禁止条約が採択された節目の年だったが、各国の大使らがそろう軍縮会議での演説の機会はなかった。溝上さんは「残念だが、思いを伝えられなかったわけではない」と強調。佐世保北高2年冨田里奈さん(16)も「やれることは精いっぱいやった」と手応えを口にした。

 五島市玉之浦町の藤原良子さん(79)が託した折り鶴2万羽も、非政府組織(NGO)やスイスの高校生に手渡された。溝口さんは「藤原さんの願いは折り鶴に乗って、世界に羽ばたいた」と笑顔を見せた。

 3人は「今回のスイス訪問をステップに、高校生平和大使として核兵器のない世界を実現する運動の中心になる」と改めて誓った。=2017/08/27付 西日本新聞朝刊=」


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by kibouh1 | 2017-08-30 04:21 | 平和を | Comments(0)

無謀な

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「西日本詩時評  岡田哲也

エンマ様が、地獄の釜の蓋を閉め忘れたのかな、と思わせるような暑さです。台風がそれた翌日、里の道を歩きました。蝉時雨のなか、お年寄りが住む家からは、テレビの高校野球の声が聞こえてきます。とある桜の木影で、私は夥しい赤とんぼを目にしました。ああ、こんな夏でも、既に秋はきざしている、さすがは秋津島だと、ひとり悦に入りました。しかし、よく見ると、それは赤とんぼどころか脚長蜂じゃありませんか。一瞬私は固まり、じりじりと後じさりして、なんとか逃げだしました。別に散歩に限りません。家でも職場でも、あるいは会合や世間の風潮でも「その場」や「その雰囲気」に居たたまれなくなる、ということはあるものです。(以下略)」(2017825日西日本新聞)

去年も暑いと繰り返していたように思います。

新聞の投稿欄からです。

「インパールの 無謀さに怒り  69

終戦の日、NHKテレビで「戦慄のインパール」を見た。生前の父と重なりました。父はインパール作戦での兵士の体験を何も話したがりませんでした。映し出された無謀な戦い。初めて子として、こんな悲惨な戦いを当時の日本の指導者はなぜ始めたのか、怒りが込み上げてきました。甚大な死傷者が出た。自分の横で戦っていた戦友が無残な姿でなくなってい 一る姿を何度、その目に焼き付けたことでしょう。自分も左腕を失いながら、日本に帰還できた父。心にとげが突き刺さったままだったでしょう。テレビで100歳近い元兵士の方の言葉が印象的でした。「もっと早く撤退していれば、甚大な犠牲はなかった。軍部の判断が遅かった」,父と同様、母も日赤の救護班として2年余り、ビルマ(現ミャンマー)方面の戦線に従軍していました。インパールの兵士たちも悲惨だったそうです。今の日本の平和はその方々の犠牲の上に築かれました。戦争を知る方々が少なくなっている。平和の大切さを伝えていってください。戦死した伯父2人も安らかに。」(同前)

戦争の記憶を風化させないことが大切のようだ。


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by kibouh1 | 2017-08-29 06:24 | 平和を | Comments(0)

知恵が欲しい

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カワウソが絶滅したのは毛皮だという。今も世界で密猟で殺される動物たちがいることを忘れないでおきたい。

「風車 動物のカタチ

ペットが家族となる時代、彼らに求められるのは、従順であることかもしれない。可愛いだけでなく健康で長生きし、飼い 主の拠り所となる。番犬として飼われた時代は違う個性が要求されたはずだ。 熊本市現代美術館で「三沢厚彦ANIMALS IN熊本」が開催中 だ。寄せ木した樟から、重量感のある様々な動物が彫り出される。象は象、熊は熊と、子どもが見ても理解できるわかりやすさが特徴で、鑿跡の目立つ表面に油絵具が塗られている。よく見るとリアルだけどデフォルメされ、猫の目は離れ気味で、ライオンの髪みはふさふさだ。ウサギの耳は少し長過ぎる。愛嬌があるのだ。観覧者は親子連れや中高生も多くどの顔も明るい。夏休みの課題にするのか、スケッチする姿も 見られた。思索にふけったり難しい ことを考えさせられたりする内容で はなく、童心に帰る展覧会といえば それまでだが、観る者は癒やしに近い感情を抱かされる。 彫刻家が彫り起こすのは、人が動 物に期待する、こうあってほしい、 という形だ。慰撫、愛らしさ、ユー モラスさ、安定感。家族として迎えるのにふさわしく、心にある隙間やくぼみにうまくはまってくれる動物たちが一斉にこちらを見据えてくる。動物は魅力的で近づき難いからこそ、人は理想を描く。戯れたいジャ

ガー、背に乗りたいワニ、あり得ない動物に囲まれ、人の心のいびつさに気付かされてしまう展覧会だ。(八重桜) 」(2017819日西日本新聞)

現実の世界は次のようなものです。なぜ、武力しかないのか。それはそれで儲ける人がいるからか。

「列島の波高しでも国会では 84

まるで定期便のようにやって来る中国海警局などの船。沖縄県・尖閣諸島の接続水域を航行、時には意図的としか思えない領海侵犯をする。海上保安庁の巡視船が警告を発しているが、聞く耳を持たない。7月下旬には「確認は19日連続」と報道された。回数が多いためか、

記事はだんだん小さな扱いになっている。その前、7ケ月中旬には対馬海峡から日本海ヘ、さらに津軽海峡を領海内航行したとの報道もあった。北朝鮮では、相次ぐミサ イル発射実験。国連の反対決議にもかかわらず、先行きは不透明のまま。トランプ米大統領と北朝鮮との間で、けんか腰の言葉の応酬 が続く。このような状況は「日本列島波高し」といえるもの。だが、国会は言った、言わないの「モリカケ問題」で火花を散らしても、中国や北朝鮮との安全保障問題でかんかんがくがくと議論することはない。残念至極である。」(同前)


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by kibouh1 | 2017-08-28 05:23 | 平和を | Comments(0)

便宜供与の政治

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「仲畑流・万能川柳 毎日新聞2017824日 東京朝刊

☆印は秀逸(仲畑貴志選)

☆初恋と気持ちは変わらない不倫 八尾 立地Z骨炎

お互いにこの人変と思っている 行田 こねこ

効かないがちゃんと出てきた副作用 越谷 小藤正明(以下略)」

利益誘導型の政治が公然と認められるのかと思うと、先行き暗い。時が経てばという戦略でしょうか。

「(声)諦めず疑惑解明求め続けよう 70歳 2017824日朝日新聞

最近、森友・加計・自衛隊日報問題が、新聞やテレビで以前ほど取り上げられなくなった。

 財務省はなぜ国有地を鑑定価格より8億円余りも安く森友学園に売ったのか。加計学園の獣医学部新設を巡って、安倍晋三首相周辺から本当に特別の取り計らいがなかったのか。「日報隠し」に稲田朋美・元防衛相は関与したのかしなかったのか。こうした最初からの疑惑が何一つ解明されていないのに、だ。

首相は、国民が疑問を抱くのは当然だとし、丁寧に答える、といった。しかし実際にはこの間、疑惑解明にはほど遠い、いや解明しようとする意思すら感じられない、形だけの閉会中審査が行われただけだ。

 一方で、森友問題で木で鼻をくくったような答弁に終始した財務省局長が国税庁長官になり、首相夫人付として学園とやりとりしていた役人が大使館の1等書記官になった。答えるべきことに答えなかった功績として出世させたとしか思えない。

 こうした口先だけの弁明や露骨な論功行賞を繰り返す政権が行う政治を、どうして私たち国民が信頼できようか。信頼回復にはまず、憲法に基づき求められている臨時国会を直ちに開くしかない。野党もメディアも、諦めずに要求を続けるべきだ。」


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by kibouh1 | 2017-08-27 07:27 | 政治・行政 | Comments(0)

書店の減少は

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こんな報道があります。

「書店ゼロの自治体、2割強に 人口減・ネット書店成長…2017824日朝日新聞

 書店が地域に1店舗もない「書店ゼロ自治体」が増えている。出版取り次ぎ大手によると、香川を除く全国46都道府県で420の自治体・行政区にのぼり、全国の自治体・行政区(1896)の2割強を占める。「文化拠点の衰退」と危惧する声も強い。

 トーハン(東京)の7月現在のまとめによると、ゼロ自治体が多いのは北海道(58)、長野(41)、福島(28)、沖縄(20)、奈良(19)、熊本(18)の順。ほとんどは町村だが、北海道赤平市、同歌志内(うたしない)市、茨城県つくばみらい市、徳島県三好市、熊本県合志(こうし)市、宮崎県串間市、鹿児島県垂水(たるみず)市など7市や、堺市美原区、広島市の東・安芸両区の3行政区もゼロだ。(以下略)」

私の実感は、店が少なくなり、仕方なくネット書店利用になりました。書店が減ったのはいくつかの要因があるのでしょうが、本を読まなくなったのは退廃しているということでしょうか。


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by kibouh1 | 2017-08-26 06:55 | 社会 | Comments(0)

「ファースト」の本質は

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新聞の投稿欄からです。

「甘酒長く愛飲酒蔵再開待つ 81

九州豪雨で福岡・朝倉の 酒造会社が被災したことを知り、瓶のシールにある住所宛てに見舞状を送った。私はこの会社の甘酒が口に合うので、長く愛飲してたいる。夏痩せも寒細りもせず元気なのは、そのおかげかもしれない。昔、この会社は母方の親族と聞いた記憶がある。豪雨災害は人ごとと思えず、そのことも含めてしたためた。すると折り返し、社長から連絡があった。彼は母が「いとこのタッチャン」と 呼んでいた人の孫に当たり、タッチャンの本名は「辰次郎」と知らされた。ボランティアに助けられて流れ込んだ土砂はやっと片付いたものの、まだ操業再開には至っていないそうだ。しかし、社長の声は明るく、ほっとした。近親者には、存命なら125歳になる母を覚えている方もおられるらしい。お招きを受けたので柿の実が色づくころ、訪ねて先祖の話をしよう。辰次郎氏も母もきっと喜ぶだろう。」(2017822日西日本新聞)

復興支援が続けて急いで進めないと・・・。

同じ新聞のコラムからです。

「気流

やっぱり出てきた。そう思った方も多いだろう。小池百合子都知事側近が立ち上げた政治団体「日本ファーストの会」。都議選で圧勝した地域政党「都民ファーストの会」の勢いを国政に持ち込み、政界再編の受け皿を狙う「ファースト」ブームの源流は米大統領選でトランプ氏が繰り返した「アメリカ・ファースト」。米国さえよければいい、という乱暴な主張が支持を集め、自国第一主義の風潮が広がった。日本でも「都民ファースト」に続き、「市民ファースト」「県民ファースト」「国民ファースト」と聞こえてくるOOファースト」は、世の中に 線を引き、こっちとあっちに分ける考え方か。特定の集団に目をかけ、それ以外を見捨てるような響きが気になる。政権に批判的な有権者を「こんな人たち」呼ばわりし、馬脚を現したあの人に通じる。」(同前)

ブームで政治が決まるときは危険な道になることを世界史は示しています。


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by kibouh1 | 2017-08-25 05:04 | 政治・行政 | Comments(0)

忘れる人も・・・

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新聞の投稿欄からです。

「踏切から救助警察官に感動  72

神奈川県で夜、自殺しようと犬を抱いて遮断機の下りた踏切で立ち尽くしていた50代の女性を、若い警察官が身をもって助けたという報道。何と勇気ある行動かと頭が下がった。なかなかできることではない。一瞬の判断が求められる。遮断機をまたぎ、女性を抱きかかえて線路の外に。そのすぐ後、電車が通過したという。警察官としての日ごろからの鍛錬のたまものだろう。お父さんも同じ警察官だった。「父が背中を押してくれた」とも言っておられた。見上げた親子だ。女性は夫婦げんかで死のうと思ったとか。「もう決してしません」と。 うだるような暑さの中、一服の清涼剤のように爽やかな風を感じた。」(2017819日西日本新聞)

なかなか忘れないというのは難しいが、もう安倍政治が続くのは嫌だという思いは残っています。

「加計の行方を国民忘れない 86

7月下旬の国会閉会中審査。不謹慎と叱られそうだが、面白かった。矢継ぎ早の野党の質問に、へどもどする安倍首相の姿・・・。 予想通り、この審査で加計学園問題は水掛け論に終わり、疑惑が解明されることはなかった。しかし、国民の心証はあらかた形成されたのではなかろうか。それはこんな構図だ。仲の良いお友達が獣医学部を新設したいと望んでい る。首相は何とかしてやりたい。周りの者にそれとなく漏らした。側近たちは、官僚は忖度し、国家戦略特区で認定された。反対する文部科学省には「総理のご意向」を振りかざした。獣医師会には決まったことだと抑えつけた。それが表沙汰になったので、さあ大変。隠蔽を試みるが、うまくいかない。多分、政府側は国民の心証を察しながらも、時間が経過して、忘却の彼方になることを期待している。見くびってはいけません。われわれはしっかりと

記憶していく。」(同前)


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by kibouh1 | 2017-08-24 05:26 | 政治・行政 | Comments(0)

動物は

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「対馬に野生カワウソ 38年ぶり、絶滅種か調査へ 琉球大が映像公開 - 西日本新聞」という。毛皮のために乱獲されたという。

「洞窟は隠れ家躍動する動物   74

夢を見ているようだつた。2万年も前の人類が目にした身近な動物が描かれているラスコー洞窟(フランス)だ。ねじれた長い角の牛は体が黒く、大きくて威圧的だ。馬は群れをなして駆けている。鹿は泳いでいるかのようだ。 こんな写実的な絵を残したのはクロマニョン人だそうだ。狩猟生活の彼らは日々の獲物の様子を実によく観察している。この「世界遺産ラスコ一展」(福岡県太宰府市の九州国立博物館、93日まで)で面白かったのは壁画.の見せ方だ。洞窟内がライトアップさ れると、動物たちがくっきり浮かび上がった。その瞬問、私は動物たちに追い回される錯覚に陥った。クロマニョン人の絵画技術に頭を下げた。不思議なのは、そんな彼らが自画像を残さなかったことだろう。私たちは両手を広げ、ひょろつとした死んだ男を知るだけだ。彼らは何より自分たちの命に欠かせない獲物に感謝し、その躍動する姿だけを懸命に描いたのだと思いたい。洞窟は絵描きたちの隠れ家だった。」(2017819日西日本新聞)

人類と動物は絶えず生活してきました。最近は動物にも生きにくい社会では。


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by kibouh1 | 2017-08-23 06:04 | 歴史 | Comments(0)

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「加藤登紀子のひらり一言  2017820日朝日新聞

 ■Reライフ 人生充実

 ドーンと体で感じて行動するのよ。

    ◇

 胸躍る夏祭り!! なんで重たい神輿(みこし)担ぐんだろう、と思っていた。

 そう! みんなが体で感じる人になってる。それがいいのね。」

盆も終わり、戦争番組が終わるのでしょうか。語られなかった戦争を含めて伝えていくことが大切だと・・・。

「(男のひといき)語らなかった戦争

 終戦記念日を迎えると、50年前に亡くなった父を思い出す。

 父は戦後生まれの私に戦時中の様子を語らなかった。様子を知らせてくれたのは、太平洋戦争の激戦地、硫黄島から舞い戻った1枚のはがきだった。父が戦死した自分の弟に宛てたもので、米軍関係者が見つけ、30年近く前に母の元へ戻ってきた。

 はがきには「家のことは心配せず、元気で務めを果たせ」という弟への励ましがあった。見覚えのある懐かしい筆跡でこうも書かれていた。

 「俺も御国(おくに)に御奉公致す覚悟でしたが、不幸病気で帰らねばならなかった。現在は、出水(いずみ)航空隊に大工で行っている」

 病気で帰還した悔しさ。弟の身を案じ、銃後で懸命に頑張ろうとする姿。初めて知る父の姿が目に浮かび、涙が止まらなかった。

 私は高校時代、はがきにある海軍の航空隊跡地を通り通学していた。しかし、生前の父からは航空隊のことはもとより、戦争に関する話は一度も聞いたことがなかった。

 戦死した弟と生き残った自分。父にとって戦争というものが口にしたくないほど、つらく残酷な体験だったということだろう。(奈良県王寺町68歳)」(同前)


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by kibouh1 | 2017-08-22 04:41 | 平和を | Comments(0)