気ままなつぶやきです


by kibouh1

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2015422日毎日新聞

仲畑流・万能川柳:香典は連名で出す定年後

☆印は秀逸(仲畑貴志選)

香典は連名で出す定年後 伊丹 晶べい

国宝の噺家昭和つれて逝き 川西 チョロリン

大塚さんうちも長女が仕切ってる 西宮 B型人間

埋めるならまずは溝です辺野古沖 伊賀 頓馬天狗(以下略)」

辺野古の問題は、民意をどう見るかです。アメリカの意向に従うのか、県民の意志に沿うのか。日米政府の決断が求められています。

沖縄とは違う話ですが、こちらは困難なかで生活している中学生をみめる人たちです。

「不登校の友を 静かに見守る 67歳

本紙「ジュニアこだま」をいつも楽しみに読んでいる。松藤未夏さんという14歳の中学生の投稿文が載っていた。 クラスにいる2人の不登校の友達にプレッシャーをかけないように、いつ来ても自然に迎えられるように、先生やクラスの仲間たちと仲の良い雰囲気づくりをして、静かに応援しているという。

先生のご指導があってのことだろうが、不登校の仲間への温かい思いやりに、私は胸がいっぱいになってしまった。新聞やテレビが報じる少年犯罪の悲惨さに涙していたから、よけいにうれしく安心したのだ。不登校の友達が松藤さんの投稿を見たら、どんなに心が安らぐだろうか。

早速、切り抜いてクリアファイルに入れた。4月から中学生になった孫娘に、松藤さんと仲間たちのことをよーく考えてほしいと思ったからである。」(2015420日西日本新聞)

教育の力も感じます。


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by kibouh1 | 2015-04-30 06:33 | 支え合う社会に | Comments(0)

地道に続く核廃絶の願い

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「福山雅治さんの曲「クスノキ」 長崎市民が歌と映像で平和を発信

 長崎市出身の歌手、福山雅治さん(46)が長崎原爆で被爆したクスノキを題材に発表した曲「クスノキ」を、市民がリレー形式で数小節ずつ歌う「リレーソングビデオ」づくりが長崎市で進んでいる。25、26日は市内で開かれる長崎帆船まつりで、来場者を交えた収録が行われる。

 長崎市や長崎商工会議所青年部でつくる「長崎夜景プロモーション実行委員会」が被爆70年を記念して、平和への思いを発信し、次世代へとつなぐために企画した。7月上旬までにビデオを完成させ、動画投稿サイトなどインターネット上で公開する。25日の収録は午後4時15分から、26日は午後4時から、帆船まつりの会場で行われる。(以下略)

2015/04/24 西日本新聞朝刊=」

政府が核廃絶に賛同しないという被爆国です。被爆者だけでなく多くの人たちが疑問に思う態度ですが、民間では様々な動きがあります。政府の態度を許しているのは私を含めての国民世論です。

「被災協谷口会長NPTへあす渡米

「体限界、でも仲間のため」

「最後の力を振り絞って核兵器廃絶を訴えてきたい」。27日始まる核拡散防止条約(NPT)再検討会議で被爆地・長崎の思いを伝えようと長崎原爆被災者協議会の谷口稜暉会長(86)はこれまでにない決意を固めている。被爆から70年。原爆で赤く焼けただれた背中の写真とともに、国連本部のある米ニューヨークに23日出発する。

166センチ、41キロ。体調が優れず、体重はここ数年で6キロ減った。周囲は長時間のフライトを心配する。それでも渡米するのは、核廃絶運動を一緒に進めてきた仲間のためだ。18日に長崎であった壮行会で「もう私の体は続かないが、亡くなった被爆者の代わりに頑張りたい」と語った。(一部引用)」(2015422日西日本新聞)


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by kibouh1 | 2015-04-29 06:09 | 平和を | Comments(0)

「粛々」とどうなる

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「しあわせのトンボ:「粛々」の意味と語感=近藤勝重 毎日新聞 20150416

 一般に東京人には「アホ」が、大阪人には「バカ」がそれぞれきつく聞こえる、と以前よく言われた。しかし昨今では東京でも関西のタレントがテレビで「アホちゃうか」などと連発している影響か、「アホ」より「バカ」の方が、こたえるという人が増えているようだ。

 ところで、米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設をめぐって菅義偉官房長官と会談した翁長雄志・沖縄県知事が、「粛々」と進めるという菅氏の発言に「上から目線」と批判した。後日のテレビで、「粛々」の意味「おごそかで気持ちが引き締まる様子」を挙げて、何ら問題ないと解説をしている人がいた。しかし、これこそ語感の問題で、どういう状況で使われているかを考えれば、「粛々」には反対の声を切り捨てる冷たい感じがあるのがわかるはずだ。

 人の心は傷つきやすい。語感を無視した言葉が横行しては、息苦しい世になるのは明らかだ。最近は自粛という言葉もよく聞くが、「粛」が幅をきかす世の中はご免こうむりたい。(客員編集委員)(一部引用)」

「粛々」とが問題にならないという解釈は、本来ならそうかもしれない。だが、使っている人の表情は本来の意味を超えています。聞く耳はなどもたないというように見えました。意味だけが切り離されて届くものではない。場面と表情によっては他者をおとしめることになることは明白だ。


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by kibouh1 | 2015-04-28 06:24 | 沖縄 | Comments(0)

国の広報誌の教科書で


「花時計

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県内の私立高校に通っていた3年の男子生徒が 201311月に自殺した問題で、第三者委員会 が「いじめと自殺との因果関係は明白」と結論付けた報告書を3月にまとめた。生徒の父親の記者会見を取材した。遺族はずっと苦しんできた。自殺の理由が分からず、止められなかった自分たちを責め続けた。父親は時折、言葉を詰まらせ、因果関係を認めた第三者委の報告を評価し、少しほっとした様子も見せた。「いじめはなくならない」。父親は言った。その上で、学校が気付いて早期に対応し、最悪の事態を防ぐことの重要性を強調した。報告書は、悲惨ないじめの実態と併せて、課題や再発防止策を盛り込んだ。「二度と『第二の息子』を出さないで」。高校は遺族の願いに正面から向き合ってほしい。(山口新太郎)」( 2015422日西日本新聞)

多分、いじめ自殺はなくならないのだろう。本気で自分の問題として考えられていない気がします。一方では、政権のままに、国の命令をすなおにきく子どもづくりには熱心です。

「社会時評

新しい教科書の「異変」

政府の立場を一方的に教える教育は他者を理解する知性を育てない

吉見俊哉

4月、新学期が始まり、 教室は新しい級友や新入生で溢れる。授業は新しい教科書と共に始まるが、その教科書に異変が起きている。 6日、来年度からの中学 教科書の検定結果が公表さ れた。領土記述が倍増し竹島と尖閣諸島が日本領土であると社会科の全教科書に明記され、「政府の統一見解」が随所に反映されることになった。政府と教科書の距離は縮まり、これでは国の広報誌だとの疑問も出る。

(略)

つまり、70年代までの教科書問題が戦後的構図の中にあったのに対し、80年代以降のそれはポスト戦後、グローバル化が日本とアジアの戦後を不可分に結びつける新しい地平で展開して きたのである。変化は日本だけで起きたのではない。経済発展を軌道に乗せた韓国や中国では、90年代以降、日本の侵略実態などの現代史教育を強化する。日本の過去に、中韓の若者は日本人以上に詳しいという逆転が生じていく。国内右派の反応は、自らが侵略の加害者であったことの隠蔽も含めてこれに対抗する動きで、結果的に日中韓それぞれでナショナリズムが強化されていった。だが、この方向には東アジアの未来がない。歴史を学ぶことを通じて日中韓が融和していく可能性が塞がれるだけではない。そうした対話能力を持つ次世代、自らと他者の立場を同時に理解し、相手の論理に入り込みながら自身の立場も相手に納得させていく交渉力を持つ人材が、育たなくなってしまうのである。ところが、そうした国際的に通用する対話能力を持つ若者を育てることこそ国力の基礎だと、最近では文科省ですら考えているはずなのだ。(以下略)」(同前)

そして、この教科書では「むしろそうした教育が跋扈させるのは、相手の立場や論理を理解できずに時の権力に従う脆弱な若者である。一面的な「正しさ」を刷り込む教科書がそんな若者ばかりを育ててしまわないことを願う。」と結論付けます。同感です。


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by kibouh1 | 2015-04-27 06:49 | 教育 | Comments(0)

川内は動いたとしても

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新聞の「ニュース川柳」からです。

原発も基地も地方で頼みます

星の名にマララと名付く粋なNASA

粛々と進めちゃダメだ再稼働

街路樹もグローバルだね花みずき」(2015421日西日本新聞)

川内原発の再稼働差し止めは認められなかった。裁判所が機能しているのか、疑問に感じるが、再稼働したとしても、それでいいとは思えない。

「薩摩川内市民調査

地元実は脱原発志向

「再稼働反対」「縮小」77%

「短期的には容認」約半数

九州電力川内原発が立地する鹿児島県薩摩川内市の市民は、九州全体より脱原発派の割合が高い。民間の調査でそんな傾向が明らかになった。ただし、直近の再稼働については「反対」が他地域を下回るねじれが生じており、調査元は「地元経済への影響から短期的には再稼働を受け入れざるを得ないと感じているが、決して積極的な容認ではない」と市民の胸の内を分析している。(以下略)」(同前)


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by kibouh1 | 2015-04-26 06:03 | 原発 | Comments(0)

新聞は大丈夫か

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新聞の戦争体験特集からです。

「千人針に砲弾戦友は命拾い 93

戦時中、私たちは戦地に出征するとき、千人針の腹巻きを着けていた。千人針は弾よけの腹巻きで、女の方がさらしの布に一人ー 針、赤糸で縫い付け、武運長久を祈願したものである。とら年の人は年の数だけ縫っていた。トラは千里を行って帰るということわざによるものであった。私の戦友は近くに落下した砲弾の破片が腹に当たったが、幸い千人針の腹巻きのおかげで軽傷で済んだ。もし、千人針の腹巻きをしていなかったら重傷か、命を落としていたかもしれないと、千人針の腹巻きをいつまでもしていた。私たちは戦闘中は補給が少なく、栄養失調だった。軍衣の縫い目や千人針の腹巻きは不潔で、シラミやその卵だらけ。暇なときはシラミ退治で大変だった。

取り除いても次々に発生し、血を吸うので千人針の腹巻きは捨ててしまった。女の方の真心のこもった千人針。平和な今日、知っている人は少ないようである。」(2015320日西日本新聞)

放送への介入は論外ですが、新聞も政権に取り込まれていると見受ける。部数を誇る新聞がもっとも政権寄りになっていて、他の新聞も総理と会食を繰り返しています。敗戦時、朝日新聞も一部白紙の新聞を出して、権力に屈したことの反省を朝日新聞も出したのだと思いますが、大丈夫でしょうか。

「(社説)放送法 権力者の道具ではない 2015421日朝日新聞

 今の政権党は「放送の自律」という原則を理解していない。そう考えざるを得ない。

 テレビ朝日「報道ステーション」とNHK「クローズアップ現代」で事実ではないことが放送されたとして、自民党情報通信戦略調査会が、両局の幹部を呼んで事情聴取をした。

 番組内容に問題があったことは、両放送局とも認め、視聴者におわびしている。だからといって、その問題を理由に政権党が個別の番組に踏み込むのは、行き過ぎた政治介入というほかない。

 自民党は「放送法に照らしてやっている」と説明している。確かに放送法第4条は「報道は事実をまげないですること」と定めている。テレビ局が誤った報道をしたり、伝え方に問題があったりした場合、自らの責任で訂正するのは当然だ。

 ただし、そうした営みは、あくまで放送局の自律した判断に委ねられるべきである。

 放送法第1条は、「放送が国民に効用をもたらすことを保障し、表現の自由を確保し、健全な民主主義の発達に資する」との目的をうたっている。そのうえで第3条は、番組編集の自由を保障している。

 放送法は、民主主義社会の基盤である国民の知る権利や表現の自由に、放送を役立てることを主眼としている。政治権力が放送局を縛る道具としてあるのではない。

 自民党は、さらに干渉を強めかねない。NHKと民放各社でつくる第三者機関「放送倫理・番組向上機構(BPO)」についても、批判的に言及した。

 BPOは、番組への苦情や指摘を受けて、有識者が審議する仕組みだ。再発防止計画を出させ、検証番組の放送を求めることもある。議論の過程や決定、放送局の対応を公表しており、放送界の自律的な審査機関として機能している。

 ところが、BPOの運営資金が放送界で賄われていることから、自民党からは「お手盛り」などという批判とともに、政府が関与するかたちに変えようとの発言も出ている。それは、あまりに乱暴な考えだ。

 放送法もBPOも、テレビを、国民の自律的な言論や表現の場とするための仕組みなのである。そこに政権政党の意向を働かせることは、多様で自由な表現を保障する民主主義の本質的な価値を損ねかねない。

 放送局が公正に番組をつくる責任を自覚すべきなのは当然だが、今の自民党の「圧力」は明らかに行き過ぎだ。権力の乱用を厳に慎まねばならない。」


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by kibouh1 | 2015-04-25 06:46 | 平和を | Comments(0)

花びらを食べた

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新聞の戦争体験特集からです。

「伯父出撃の地父と訪ねたい 58歳

実家の仏壇の横に祖父母、母の写真の他に父によく似たハンサムな軍人さんの写真がある。父の兄、私の伯父である。伯父は鹿児島・鹿屋から特攻で出撃、21歳で戦死。存命なら91歳になる。祖母は生前、戦争のことはほとんど話してくれなかった。話題の「永遠のO

をきっかけに、父と戦争の話をするようになった。祖母は「戦争に行くな」と言えない時代に「飛行機乗りにはなってくれるな」と父に頼んだそうだ。気丈な祖母であったが、その伯父の五十回忌を終え、安心したように20年前、92歳で亡くなった。私自身、息子2人の親となり、祖母のつらい無念な思いが分かるような気がする。私の父は戦争で2度も九死に一生を得て、今年86歳になる。その話を聞いたとき、きっと伯父が父を守ってくれたのだと思った。父は今、闘病中。元気になったら、私の息子たちと一緒に伯父の出撃の地、鹿屋を訪ねたいと思う。「戦争は嫌だ」と堂々と言える日本の国であってほしい。これからもずっと。」(2015320日西日本新聞)

花びらで空腹を補ったという話です。

「みんなの広場:桜の花びらを食べた疎開児=81歳 毎日新聞 20150412

 1944年の夏、私たち東京・尾久西小学校の子供たちは、福島県田村郡へ分散疎開した。

 45年春、最上級生になった時、私たちは、三春町にある三春滝桜を見学する遠足に行った。疎開先から三春町までの距離は約20キロもあった。その年の3月10日の東京大空襲で、下級生が多数疎開してきたので、食べる物が不足。育ち盛りの子供たちにとっては遠足は大変な行事となった。当時は、食べ物が少なく、弁当箱には雑穀入りのオニギリが1個のみであった。それでも疎開児としての意地で、脱落するまいと頑張った。待望の昼食となったが、育ち盛りの子供だけにオニギリ1個は、あっというまに無くなってしまった。

 三春の桜は満開。散りゆく花びらを拾っては、破れたポケットにいっぱいつめ、その花びらを食べながら隊列を組んで帰ったことを思い出す。「花よりダンゴ」とはよく言ったもので、疎開児には美しい花びらも食べ物にしか見えなかった。」


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by kibouh1 | 2015-04-24 06:30 | 平和を | Comments(0)

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新聞の戦争体験特集からです。

「心に刻まれた アツツ島玉砕 83歳

朝のテレビから歌が流れてきた。精鋭こぞるアッツ島・・・。流しの前の私は急いで画面と向き合う。先の大戦中「アッツ島玉砕」ほど私の心に深く刻まれたものはない。今もあの日の衝撃が胸中をよぎる。昭和185月、私は国民 学校6年。朝礼で校長先生

から「アッツ島玉砕」の言葉を聞いたときの驚き!教室では担任の先生が日本軍が米軍に初めて負けて2千人全員が自決したと「玉砕」の意味を説明されると、60人の学級一同シーンとなった。極寒のアッツ島を想像すると、悲しみと同時に一抹の不安が通り過ぎる。開戦以来、連戦連勝と聞かされていた私たちは、子ども心に戦争の悲惨さと厳しさに直面したのだった。翌年からB29爆撃機の東京空襲で学校も焼け、先生は宿直で亡くなった。私も疎開先の福岡県で学徒動員中に敗戦となる。」(201543日西日本新聞)

「メディア時評:権力監視には「自立」が必要=批評家・濱野智史

毎日新聞 20150418

 首相官邸が報道に圧力か。今回取り上げるのは、毎日3月28日夕刊社会面で報じられた次の一件である。「27日夜のニュース番組『報道ステーション』で、コメンテーターを務めた元経済産業省官僚の古賀茂明氏が自らの番組降板を巡って、キャスターの古舘伊知郎氏と激しく応酬するハプニングがあった」

 まさにハプニング=放送事故さながらであった。古賀氏は突然番組中、官邸からの圧力を受けて番組を降ろされたと「裏事情」の告発を始めたからだ。ネット上でも、即座にこの件は話題となっていた。

 さてこれに対しメディアの反応はどうだったか。論点は主に二つに分かれていたように思われる。

 一つは、「古賀氏のパフォーマンスは適切か」というもの。例えば江川紹子氏はウェブニュース「mulan」にて、「ショーとしては面白かったのだろうが、報道番組としては極めて残念でお粗末な騒動だった」と批判する。なぜならコメンテーターは社会の公器たる報道番組の一要素であって、「自分が言いたい話題を本番でいきなり展開するのは、電波ジャックに等しい」からだという。

 もう一つは「官邸からの圧力は本当にあったのか」をめぐる論争である。官邸側と古賀氏の意見は互いに平行線をたどっているが、筆者が考えるに「圧力が本当にあったかどうか」は社会学的に重要ではない。なぜなら日本社会では、俗にいう「察し」あるいは「空気を読む」的な作法が発達しており、「官邸が圧力をかけそうだ」という先読みが生まれるだけで、実際に圧力があるかどうかとは関係なく(・・・・・・・・・・・・・・・・・・)「自粛」のプロセスが広がるからだ。当然ながら、これは権力監視を社会的任務とするメディアにとって極めて憂慮すべき事態と言わざるをえない。

 特に筆者が今回問題視すべきだと考えるのは、官邸側が放送法4条を持ちだしていたという報道である。要は公正中立な報道を定める放送法に反していたというわけだが、これは放送免許を取り消すこともできるのだという脅しである。逆にいえば、テレビ放送は政治から許認可権を握られた独占事業だからこそ、政府の「圧力」が効力を持ってしまう。であれば、我々市民側が取るべき対処策はシンプルだ。政治に許認可権を握られていない、新聞やネットなど中立的メディアにこそ、権力監視の任務は委ねるべきである。いまほどメディアの経済的自立=自由が求められている時はない。(東京本社発行紙面を基に論評)」

歴史認識や軍備拡大で中国と競争する日本が、マスコミ対策でも全く同じ構図になってきた。ブラックユーモアなのかと思う。国民がおとなしいのもこの国のレベルを示しているのだろうか。そんなことはないと思うのだが。


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by kibouh1 | 2015-04-23 06:32 | マスコミ | Comments(0)

謝罪と反省の距離

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なにか国力が落ちた日本があがいているように見える最近の支配者の動きをみると。

「みんなの広場:戦争、遠い過去とは言えない=55歳 毎日新聞 20150419

 戦後70年の首相談話に関する有識者懇談会で、座長代理の北岡伸一氏が「植民地支配と侵略」や「おわび」の踏襲にこだわる必要はないとの考えを示したという。「謝罪よりは反省だ。はるかに時間がたって心から謝罪するというのは空々しく聞こえる」と。

 果たしてそうだろうか。伯父は中国で中国人に銃口を向けたと言っていた。そのご家族は今も当時の記憶を胸に抱いて生きていらっしゃるだろう。そんな戦後70年は「はるかな時間」がたったのではなく、今なおそれぞれの人の生身に刻まれた重い70年であり、遠い過去とまだ言えないのではないだろうか。

 日本の軍国主義により犠牲になった方々に対して日本政府として「おわび」するのは当然のことで、はるか過去と勝手に判断して謝罪に終止符を打つことは、被害者を目の前にして絶対できないことだと思う。

 歴代の首相が示した談話を真摯(しんし)に受けとめ今後も日本が平和を貫く姿勢を見せてほしい。」

謝罪しないことにこだわるのはなぜか。

村上春樹氏は次のように述べています。

「ちゃんと謝ることが大切だと僕は思う。相手国が『すっきりしたわけじゃないけれど、それだけ謝ってくれたから、わかりました』と言うまで謝るしかないないんじゃないか。謝ることは恥ずかしいことではありません。細かい事実はともかく、他国を侵略したという大筋は事実なんだから」(2015419日西日本新聞)


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by kibouh1 | 2015-04-22 07:10 | 平和を | Comments(0)

食べ物商売の罠

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「訃報:愛称は「キンキン」 愛川欽也さん80歳  毎日新聞 20150417

 「出没!アド街ック天国」など人気テレビ・ラジオ番組の司会を長年務めるなど、「キンキン」の愛称でお茶の間に親しまれ幅広いジャンルで活躍した俳優でタレントの愛川欽也(あいかわ・きんや、本名・井川敏明=いがわ・としあき)さんが亡くなっていたことが16日分かった。関係者が明らかにした。80歳。葬儀の日取りは未定。妻はタレントのうつみ宮土理(みどり)さん。(略)

 95年の番組開始から司会を務めたテレビ東京系「出没!アド街ック天国」では昨年9月、「世界最高齢の情報番組司会者」としてギネス世界記録に認定されたが、今年3月の放送1000回を機に司会を降板した。

 また、96年には「テレビについて話す会」を発足させ、硬派な視点で政治問題やテレビのあり方に関して発言を続けた。」

反戦を明確に主張されたことでも尊敬していました。ご冥福を心よりお祈りします。

食品関係の仕事も難しいのだと思う。利益追求すれば品質管理が問題になります。食品には材質証明がない場合もあるので、安いもので儲けようという誘惑も後を絶ちません。だが、そのツケを働く人にまわしたらとじうなるのでしょうか。

「日本マクドナルド:380億円赤字 131店閉鎖 毎日新聞 20150416

 ◇客離れ深刻 100人削減へ

 日本マクドナルドホールディングス(HD)は16日、2015年12月期の連結最終(当期)損益が380億円の赤字(前期は218億円の赤字)になる見通しだと発表した。昨夏の消費期限切れ鶏肉問題に加え、今年に入り異物混入が相次いで発覚し、客離れが進んでいるためで、赤字幅は大幅に拡大する。今年中に不採算の131店舗を閉鎖するほか、本社社員を中心に約100人の希望退職者を募集し、経営の立て直しを図りたい考えだ。

 「皆様の期待に応えていないことを重く受け止めている。信頼回復に向けさまざまな取り組みを行う」。サラ・カサノバ社長は同日記者会見し、信頼回復を誓った。

 フランチャイズを除く日本マクドナルドHD本体の売上高は前期比10%減の2000億円、営業損益は250億円の赤字(前期は67億円の赤字)を見込む。営業、最終赤字は2年連続で、01年の上場以来最大の赤字幅になる。これまで「混入事件の影響が見通せない」として業績予想を「未定」としていた。カサノバ社長は業績不振の責任を取り、役員報酬を6カ月間、20%削減する。

 昨年7月、中国の取引先工場で消費期限切れの鶏肉を使っていたことが発覚してから、客離れが一気に進んだ。昨年7月の既存店売上高は前年同月比17.4%、8月は25.1%減少。「食の安全」への不信感が強まる中、今度は異物混入が相次いで表面化し、今年1月には38.6%減まで落ち込んだ。3月も29.3%減と低迷が続く。

 苦境脱出のためにまず打ち出したのは、大胆なリストラだ。全国約3000店舗のうち、業績回復が見込めない131店舗を閉鎖。契約期限切れなども合わせると、今年の閉店数は190店舗に上る。希望退職者を募集し、従業員数の削減も図る。(以下略)」

希望退職で失うものと、収益回復との関係がよく分かりませんが、他の方法はないのでしょうか。


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by kibouh1 | 2015-04-21 06:49 | 経済 | Comments(0)