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気ままなつぶやきです


by kibouh1

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地震国で

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「想定震源域の原発は「悪夢」 47歳

気象庁のホームページには「東海地震発生の切迫性」と掲載されている。そこでは102年から147年おきに巨大地震が起こっている。が、既に150年以上、巨大地震は起こっていない。

私が問題だと感じるのは、その想定震源域の真上にある浜岡原子力発電所 (静岡県)だ。現在運転は 休止されているものの、5号機まであって原子炉内には危険な核燃料が大量に存在している。この現実自体、すでに「悪夢」である。事故が起これば放射性物質は気流に乗って東京へと、流れるだろう。福島第1原発とは比較にならない災害が考えられる。 日本の原発は地震では壊れないという人もいるが、わざわざ日本国存亡の命運を懸けてまで巨大地震想定震源域の真上に大量の核燃料を置いておく必要は全くない。

浜岡原発に存在する大量の核燃料をすぐに巨大地震想定震源域外ヘ移すべきである。」(20141025日西日本新聞)

毎日のように地震情報が流れるこの国で原発が安全であるとよくも言えるものだ。鹿児島の霧島硫黄山に噴火警報が出たと新聞が伝えている。川内原発はどうなるのだろうか。


by kibouh1 | 2014-10-28 07:33 | 原発 | Comments(0)

景気は回復していない

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娘が中国留学、 反日なくホッ 54

中国に留学中の娘を訪ねて、弟である息子が初めて渡航した。日本で報道される中国の印象は良くないことが多い。 姉弟同士はスマートフォンで情報を即時に共有できるが、実際に現地で体験すると、どういう感じだったろうか。日本とは違う交化、習慣に驚きもあったようだが、現地に慣れた姉とその友人たちと一緒に、大変楽しく過ごしたようだつた。

娘の中国への留学には「反日」という感情がやはり気になった。しかし、現地で困ったことはなく、日本が好きな友人も多くて楽しい生活を送っているという。お隣の国であるのに国家間に溝があるのは悲しい。先入観を持たず、実際に人と人が交流すればお互いを '知り、理解し合うことができる。少しずつでも尊敬し合うことができたらと思う。これからの若い世代の交流に期待したい。」(2014109日西日本新聞)

民間交流が大事ですし、本当の姿が私たちには知らされていませんね。

中国抜きにした経済が成り立たないのは、アメリカも、日本も同じことでしょう。それでも、敵対するというのに財界はどういうつもりでしょう。

「先行き」また悪化

9月街角景気円安を懸念

内閣府が8日発表した商店主などに街角の景況感を聞く9月の景気ウオッチャ一調査では、23カ月先の景況感を予測する先行き判断指数が前月比17ポイント減の487となり、4カ月連続で悪化した。円安への懸念や、生産や個人消費の回復がもたついていることが響いた。先行き判断指数は、全11地域のうち四国と沖縄を除く9地域で悪化。円安による物価上昇が不安材料になっており、スーパーや製造業など幅広い業種で前月を下回った。「求人の増加の勢いが鈍化している」(内閣府)こともあり、雇用関連の指数も低下した。

現状の判断指数は474で、8月から横ばい。夏場に天候不順の影響を受けた小売り関連は改善傾向にあるが、製造業が弱含んだ。

増税による反動減は和らいでいるとして、景気の基調判断は「緩やかな回復基調が続いている」と3カ月連続で据え置いた。」(同前)

株価が景気をあらわすのではない。国民の所得が増えなければ景気回復とは言えない。


by kibouh1 | 2014-10-27 07:23 | 経済 | Comments(0)

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辺野古は普天間周辺の負担軽減になるのでしょうか。内橋克人氏は次のように指摘しています。

「辺野古移設を急き立てる政府の挙動に新たなか疑惑が生まれている。 危険な普天間基地を名護市辺野古に移すことで、普天間基地の周辺住民に安全を取り戻す――ごく普通に信じられている「常識」の誤謬をウィキリークスが明かした。市街地のただなかにある普天間基地を大浦湾に臨む辺野古に移せば、陸地では望めなかった「海」を手に入れることができる。海は軍港の母である。「飛行場プラス軍港」が大浦湾に忽然と浮上する。当面、「新たな軍港」には米軍の高速輸送船が配備される。「辺野古軍港」の構築計画はすでに日米両政府間で合意済みとウィキリークスは暴いた。市街地の「航空基地」を海に移すだけで「軍港」が付加される。軍事基地としての戦略的次元は飛躍する。

いつか陸海宅をにらむ「日米一体の軍事拠点」が大浦湾に姿を現すだろう。」(世界2014年11月号「アベノミクス化」する社会)

そして、本土では沖縄の負担軽減のもとに、佐賀空港のオスプレイ基地・京都のレーダー基地など日本全土に米軍基地が配備されています。


by kibouh1 | 2014-10-26 06:31 | 沖縄 | Comments(0)

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「内閣支持48%に下落 世論調査「政治とカネ」影響か

 共同通信社が18、19両日に実施した全国電話世論調査で、内閣支持率は48・1%となり、9月の前回調査に比べ6・8ポイント下落した。不支持率は11・2ポイント増の40・2%に上昇した。小渕優子経済産業相の関連政治団体をめぐる「政治とカネ」問題などが影響した可能性がある。安倍政権の経済政策による景気回復を「実感していない」との回答は84・8%に上った。

 来年10月からの消費税率10%への再引き上げに65・9%が反対し、賛成は31・0%。カジノ合法化に反対は63・8%で、賛成30・3%を大きく上回った。原発再稼働には60・2%が反対し、賛成は31・9%だった。

 安倍政権が掲げる企業での女性登用拡大に関し、「効果がある」「ある程度効果がある」は計40・8%。「あまり効果はない」「効果はない」が計55・9%となった。

 12月施行の特定秘密保護法による国民の「知る権利」侵害について、58・6%が「不安を感じている」と回答した。「感じていない」は34・5%。(以下略)=2014/10/20 西日本新聞朝刊=」

消費税増税はさらに生活を悲惨なものにするでしょうね。

「憂楽帳:マイバッグ   毎日新聞 20141020

 近くの量販店に怖い店員がいる。「袋は結構です」と伝えると、舌打ちしつつも商品一つ一つにセロハンテープを貼ってくれる。他店でも「マイバッグあります」と伝えたのにレジ袋を渡されたことは一度や二度ではない。

 福岡県に来て1年半。前任の大分県では大半のスーパーがレジ袋有料。マイバッグ持参が当たり前だった。

 両県ともマイバッグキャンペーンを展開するが、参加店舗の昨年度のマイバッグ持参率は大分県の84・6%に対し、福岡県は26・3%と大差がある。大分は県主導でレジ袋有料化を進め、次々に業者と協定を結ぶ。福岡県は「何らかの形で参加を」とのスタンスで、レジでの声掛けだけの店も参加店舗に含めているからだ。ただ福岡でも有料化店舗の持参率は87・9%と高い。

 福岡県循環型社会推進課に聞いた。「『有料化が嫌だからマイバッグ』では環境問題全体への意識啓発につながらない。間口を広げ、いろんな店舗に参加してもらう」とのことだった。理解はできる。でも、マイバッグを使っても食品包装やらで週50リットルはごみが出る。せっせとごみ回収所に運ぶ日々が続く。【梅山崇】」

福岡で進まないのはなぜか。県は本気で取り組むべきでは・・・。


by kibouh1 | 2014-10-25 07:46 | 支え合う社会に | Comments(0)

地震大国で

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再生エネルギーの買い取り中止が発表され、出力50キロワット未満で契約中断した日までの申し込み分を再開するという。ローンの組み立てなどを売電収入を見越して人たちの反発を考慮してのことだというが、再稼働に向けての世論対策のように見えますが。22日の朝だけでも、熊本と沖縄で地震があった。こうした国で原発を利用するのは無理があるのではないか。

新聞の「戦争―平和への祈り」特殊会うからです。

「焼夷弾の恐怖軍港が火の海 82

昭和2056月は田植えの真っ最中でした。住んでいる町は関門海峡東口。豊後水道と瀬戸内海の海流、それに関門海峡の海水が交わる激流地です。その先端に灯台があります。そこから北九州市・小倉港までは軍港でした。海軍の軍船が待機していました。20年に入ってグアム、サイパンが陥落。米軍は3 月の東京大空襲から、関門軍港に攻撃の輪を広げていました。敵機は昼夜の別なく攻撃をしてきます。昼は戦闘機グラマン、ロッキード。夜はB29です。 わが方は対空高射砲で迎撃していました。爆弾投下、機雷投下など米軍の攻撃も盛んでしたが、最も怖かったのは焼夷弾の投下でした。

着地して発火、破裂すると、鉄の筒の中に内包されている油脂が飛び散り、周辺は火の海で全焼でした。」(2014103日西日本新聞)


by kibouh1 | 2014-10-24 07:12 | 原発 | Comments(0)

国民のふところ具合は

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「古里の諌早湾作中胸に迫る  77

見上げる空にいわし雲がたなびき、稲穂が涼しい風に揺れ、田んぼの周りにスズメたちが群れさえずっている

秋の夜長に静かに読書して過ごす。本紙の「九州の百冊」で知った、42歳で亡くなった作家野呂邦暢氏の歴史小説「諌早菖蒲日記」を再読している。彼の随筆集ともいえる「兵士の報酬」を見つけ読んだからだ。その内容から彼の生い立ちを知った。長崎で生まれ、小2の春に諌早に転居。その夏にあの長崎原爆投下の瞬間を遠くに目撃した。彼は原爆について、この本で繰り返し述べている。私も小3で原爆と知らず黒い灰の降下と赤い太陽に驚いた体験がある。私は諌早中学1年の9月に転校した、が、彼はその1年後に入学。本明川の描写を読んで懐かしい思いに浸る。彼の諌早湾の干潟に対する深い思いが胸に迫る。今もなお、諌早湾をめぐって国の対応は右往左往している。彼岸で彼はどんな思いをしているか。」(2014108日西日本新聞)

戦争を体験した世代の役割は高いと思う。

「景気判断 下方修正 8月、後退局面入りも

内閣府が7日発表した8月の景気動向指数(2010100)は、景気の現状を示す一致指数が前月比14ポイント低下の108 5で、2カ月ぶりの低下となった。内閣府は基調判断を前月の「足踏み」から「下方への局面変化を示している」に下方修正した。数カ月前に景気が後退局面に入った可能性がある。下方修正は4カ月ぶり。 消費税増税に伴う駆け込み 需要の反動減からの回復が鈍く、自動車などの生産や出荷が低調だったことが響いた市場では「141月をピ ークに後退期に入った公算 が大きい」(第一生命経済 研究所の新家義貴主席エコノミスト)との指摘があり、4月の消獄税増税前から後退局面入りしていた可能性がある。ただ、実際の景気判定はさらに長い期間のデータを見た上で、有識者でつくる研究会で行うため、景気後退と認定されない場合もある。」(同前)

株価の動向だけが景気の指標だと思っている人が多いが、それは間違っていると思う。国民の懐具合が問題なのに、株価や、為替などが話題になります。そして、富裕層の優遇税制はして貧困層に厳しい消費税は有無を言わせず増税しています。これでは、貧富の格差が広がるだけです。


by kibouh1 | 2014-10-23 07:26 | 貧困 | Comments(0)

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西日本新聞が戦争体験を断続的に掲載しています。

「駅奇襲で即死 哀れ18歳同僚  88

昭和2053日、連休を利用して帰郷のため、私は会社の同僚と2人、宮崎県・都城駅のプラットホ一ムで列車を待っていました。しかし、発車時刻を過ぎてもなかなか列車が来ません。

後ろで「また敵機が?」と話し声がして不安になりました。それから30分余遅れで列車がホームヘ。みんな、待ちくたびれていましたので、安堵の表情で乗車を始めました。ところが、同僚が列車のデッキに片足をかけたその瞬間、音もなく飛来した敵機が奇襲攻撃を始めました。彼女は頭を撃たれ即死でした。その2人後ろに並んでいた私は反対側の線路

に飛び降りて助かりました。

同僚は新入社員で18歳。彼女のお父さんは戦死、お母さんは病死。おばあさんと2人暮らしの寂しい身の上で、幸薄かった彼女が哀れでなりません。」(2014103日西日本新聞)

こういうのを知ると人生はフェアではないと思うが、似たようなことがいくつもあったのでしょうか。戦争さえなければ・・・・。

次は失明という境遇を生き抜いた人です。

「女の気持ち:感謝の気持ち しんきゅう師・68歳 毎日新聞 20141001

 私が失明して39年がたとうとしています。失明したのは、私が妊娠8カ月の時で、その後生まれた長女はもうじき39歳になります。今では長女も結婚し、私は2人の孫に恵まれました。

 長女の9年後に誕生した長男も今年の7月に結婚しました。親としての責任が軽くなりほっとしたと同時に、私はお世話になった皆様との数々の思い出で胸がいっぱいになりました。

 振り返ると、長女が赤ちゃんの頃は、様子を見に保健師さんがよく来てくださり、予防接種を受ける時に近所の方が付き添ってくださいました。

 長女が3歳になり保育園に入園した時は、ホームヘルパーさんが家に来てくれました。その後、移動介護制度ができ、ガイドヘルパーさんが病院や学校などに付き添うことはもちろん、入学式や卒業式に出席することもしてくださいました。

 ほかにも、保育園の絵本を点訳してくださった点訳友の会のボランティアさん、絵本の朗読や保育園や学校の配布物などを読んでくださり、生協の注文書の書き込みをしてくださった朗読ボランティアの皆さんもおられました。パソコンを教えてくださったボランティアさん、気にかけてくださった市役所の職員さん、相談にのってくれた友人など、たくさんの方々に数え切れないほどのご援助をいただき、今に至っています。

 一人一人の方にお会いして直接お礼を申し上げたいです。これまでお世話になった皆様へ、心より感謝しています。」

いろんな制度があり、それを利用する中で人との出会いを大切にしてきた人に教えられますね。


by kibouh1 | 2014-10-22 07:23 | 障害者 | Comments(0)

精神科医療の力は

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肥後守(ひごのかみ)は登録商標ですが、小刀の総称にもなっているという。私たちの世代にはなつかしい道具です。

「【ひごのかみ】樋口伸子

最近の小学生は図工の時間にどんな用 具を使うのだろう。おシャレな道具に見とれることがある。 かつて男の子の工作や遊びの友に肥後の守という折りたたみナイフがあった。ナイフというより、折りたたみ小刀かな。「うん、あったねえ、肥後の守」と、中年以上の男性はなつかしげに。いや、少女の筆箱にも、兄弟の使い古しが入っていた。刃がこぼれたり、開閉留めの角が甘くなったりして扱いにくい代物だったけれど、鉛筆くらいは削ることができた。ペラッとしたもの、銘の刻印に重みを感じるものと、ピンからキリまであり、学校脇の小さな文具屋さんには何本か置いていた。ピンもキリも錆が出やすかったが、流しにあった砥石で子どもたちはけっこう器用に砥いだものだ。(以下略)」

「コラム・聴診記(医療班から)精神科医療は自立の力になるか

20141017日西日本新聞

 九州北部にある住宅地。そこにある家賃が月3万円台のワンルームマンションを訪ねると、部屋は「ごみ」だらけだった。

 弁当やカップ麺の空容器、飲み終えた後のペットボトル、汚れた食器や衣類...。そんなものが床やテーブルの上に大量に散らかり、少し異臭も漂っていた。

 ここに一人暮らすのは20代男性のAさん。医師に精神疾患と診断され、数年前から生活保護を受けて生活している。知人が週2回訪れ、買い物や食事に連れ出してくれるが、それ以外は部屋でテレビを見るなどして過ごすことが多い。

 中学のときに不眠などに苦しんでクリニックで治療を受け、高校に入ってから統合失調症と診断され3カ月入院。勉強が分からなくなり高校中退に追い込まれた。通信制の高校は卒業したが、大学などに進むことはなく、仕事の経験もスーパーでレジ係などとして半年ほど働いただけだ。

 Aさんは今も精神科に通院しており、向精神薬の服用は最低でも10年近くになる。向精神薬については「副作用のためか体がだるくなって何をするにもおっくうになる」と話す。部屋の片付けがきちんとできないのも向精神薬の影響かもしれないと感じている。

 かつて断薬を試みたが、数カ月で禁断症状とみられる問題行動を起こし、精神科病院へ入院。再び服用となった経験がある。

 それでもAさんは、このまま向精神薬を飲みながら生活保護で暮らし続けたいとは思っていない。「やはり自分で働いて自立したい。今は、ただ時間が過ぎていくだけ」という。

 向精神薬を飲み続けている限り、仕事をするのは難しいと考えており、最近、再び断薬に挑み始めた。ただ、また問題行動を起こしてしまうのではないかとの不安があり、就職活動には入れないでいる。(以下略)」

こうした状態をどう見るのか。医療の否定として見るのはどうだろう。薬で助かることもあるし、その他のことを含めて、回復に向かうこともあります。精神科医療の限界を超えるものなのか、悪質医療なのか、それを見極める当事者と医療関係者・福祉関係者の共同の事業が望まれているのではないか。


by kibouh1 | 2014-10-21 06:38 | 障害者 | Comments(0)

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新聞の「戦争――平和への祈り」特集からです。

「携帯を使って手記を執筆中 77

今、手記をつづっています。娘から自分の子どもにおばあちゃんの戦争体験を書いてほしいと言われたの です。文才ゼロの身ですが、かわいい孫のために一念発起、書いている最中です。と言っても、改まって机に向かってもそう簡単に書けるものではありません。

そこでひらめいたのが携帯電話のメール画面に書くことです。

この方法だと家事の合間、病院の待合室、寝床の上、いつでもどこでも手軽に書けます。文字数も一目瞭然。終わるとその都度保存します。400字詰め原稿用紙にして21枚分を書き上げました。8歳で満州(現中国東北部)で終戦を迎え、それからの過酷な生活、苦難の末

の祖国への引き揚げ、非道な旧ソ連兵の行いを語るにはあと20枚は必要です。

あの悲惨な戦争体験を伝えられる最後の年齢と思うのでやり遂げます。そして、活字に清書するのが楽しみな私です。」(2014926日西日本新聞)

集団的自衛権の行使はアメリカへの戦争協力を世界中で可能にするものです。

内山節立教大学 教授は安倍政権が目指すものを次のように述べています。

「現在の政府は最終的には何を目指しているのかである。 おそらくそれは、国家の明確化である。戦後の日本では国 家とは何かが明確ではなかった。国家の支配権がどこにあるのかが暖昧なのだから、国家とは何かも暖昧なものにならざるをえない。そしてこの陵昧さが国家主義の台頭を抑えてきた。なぜなら、ナショナリズムとは明確な国家像を求めるかたちで台頭してくるのであり、少数派としてはそういう勢力が戦後の日本にも存在してきたことは確かであったが、多くの人々にとって国家は暖昧なものでありつづけたばかりか、その陵昧さをあたかもほどよいものとでもいうように承認してもきたのである。この精神風土が国家主義の台頭を抑えてきたといってもよい。」(「世界」2014.9月号)

「地方創生」とか「女性活躍」という言葉の裏には、国家主義の意図が込められています。言葉にだまされる人が多すぎます。


by kibouh1 | 2014-10-20 07:23 | 平和を | Comments(0)

「130兆円は誰のものか」

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20141012日西日本新聞で、年金を投資に使うことについて論評がありました。「国民との対話が足りない  論説委員の目」で浦田裕氏は次のように指摘しています。

「同じような言葉を聞いたと 思った。「国民との対話が足りない」。最初は先月だ。 日本記者クラブで会見があった。主題は「130兆円は誰のものか―年金運用改革を問う」。話し手は慶大ビジネ ススクールの小幡績准教授。 4月まで4年間、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の運用委員を務めた。 130兆円に上る厚生年金と国民年金の積立金の管理と運用を行う組織がなぜ話題になるか。運用委員とは何か。運用委員はGPIFによる運用の基本方針を論議する。なぜ、この組織が注目されたか。その改革が安倍晋三政権の成長戦略に盛り込まれたからだ。GPIFが資金運用で株をもっと買えば株価は上がるとの思惑を生んだ。議論の筋道がおかしいと小幡氏は言う。GPIFをどうするか。現行の目標や目的は 適切か。大本から議論すべきはなのに枝葉末節の具体的運用に話が飛んでいる、と。国民に聞いても分かるまいから、政府で適宜適切に進めきようと考えているかもしれない。だが、積立金のオーナーである国民の声を聴き、合意を図る努力が不可欠と言う。(以下略)」

第2の税金とも言うべき年金を自分のカネのように使う政権党の感覚がこの国を危うくしている。大臣が、身内の会社から購入したものを政治資金からから支出されているのではないかと疑惑が出ています。この感覚麻痺がこの国を駄目にしています。


by kibouh1 | 2014-10-19 07:31 | 高齢者 | Comments(0)