気ままなつぶやきです


by kibouh1

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休刊日に何をする

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「寂しい休刊日 手持ち無沙汰  59

あ、そうか。今日は休刊日だ。何となく寂しい。来るものが来ないと寂しい。 あるものがないと寂しい。まず何をしよう。机の上はいつでも筆を取れるように紙と鉛筆、ボールペン。部屋にテレビ、ビデオ、エアコン、果ては電気器具のリモコン。手を伸ばせば届くところに物がある。便利すぎてこりゃいかん。体は正直、案の定この体形。最近、会う人ごとに太ったねと言われ、自分でも気づいていたのに傷つく。

鏡よ、鏡、鏡さん、どうかもう少し元気でいさせて。きれいとかスタイルがいいとかは私の辞書にはない。大病を経験している身だから思うは健康体。さてさて、だんだん明るくなってきた。朝の澄んだ空気を吸って散歩するはずが・.

何ごともなく無事に一日が過ぎれば言うことなし。朝刊がなくて私には寂しい一日でも、新聞配達人さんには貴重な休養の一日だろう。お疲れさまです。明日、お待ちしております。」(2014616日西日本新聞)

最近は、犬の介護もあり、朝早く目覚めます。早朝4時過ぎには一度は目が覚め、イヌの状態を確認します。もう新聞は届いています。

今日の新聞には、どきっとするコラムがありました・・。

「コラム デスク日記

 想像もしていなかった。「行軍中、やぶから出てきた人を切った」。祖父の言葉に母も叔父も声をのんだ。祖母の葬儀後だった。多くは語らなかった。旧日本軍兵士として大陸に渡り、点から点へと移動中の出来事だという。正当防衛だったのかもしれない。だが、半世紀もの間、家族にも明かさず、心の奥底にしまっていた苦しみは大きかったに違いない。

 自衛隊の活動を大幅に拡大する安保法制論議が大詰めを迎えている。もし、銃口を向けた武装勢力が少年兵だったら…。日本が攻撃される危険性も高まるのではないか…。「現場」の懸念や疑問を抱えたまま、与党協議は最終合意に向けてまっしぐらだ。

 「今の日本にはミリタリー・オプション(軍事選択肢)がない。逆に抑止力になる」。現場とは無縁の政府関係者はこう言った。集団的自衛権という新たな外交カードを目前に、関係者のはやる胸中は想像できた。 (中西昌人)=2014/06/27 西日本新聞朝刊=」

年寄りには心配ではあっても、デモに参加したりはムリなのでどうしたものかと思案しています。


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by kibouh1 | 2014-06-30 07:12 | 平和を | Comments(0)

語り部が傷ついている

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「みんなの広場:中学生の暴言に隔世の感=88歳 毎日新聞 20140619

 「死に損ないのくそじじい」。長崎市を修学旅行中の横浜市立中3年の生徒が吐いた暴言です。ののしられたのは爆心地近くを案内した被爆者で「長崎の証言の会」事務局長の森口貢(みつぎ)さん(77)です。

 中学生は森口さんの案内で爆心地近くで原爆の悲惨さを聞いていました。うち数人がいきなり暴言を吐きました。他の生徒たちにも「手をたたけ」とはやし立てたというものです。

 森口さんが激怒するのも当たり前です。原爆症の病魔と闘いながら不撓(ふとう)不屈の精神で世の中を渡ってきた大先輩に対する無礼な言葉。悲憤もむべなるかなです。

 旧制中学生だった頃の私たちは銃を持ち、配属将校の叱咤(しった)激励を受けて、わら人形を銃剣で突き刺す軍事教練の毎日でした。老人をひやかすなどの余裕さえありませんでした。

 隔世の感を抱き同情の念を禁じ得ません。軽佻(けいちょう)浮薄(ふはく)の世だとわかってはいますが、開いた口が塞がりません。」

いろんな背景があったとしても、人の話を聞くことができないというのも困ったものです。なにか、大事なものを失って、どうでもいいことを大事にしている社会のようでもあります。

そして、被爆者は深く傷ついています。

「被爆者ヘ暴言語る身むなし 75

早朝、福岡にいる大学生の孫から長文のメール。中学生の「被爆者への暴言」の新聞記事に、同じ被爆者である私が傷ついていないかとの心配りであった。私たち被爆者はこれまで幾度もそのような目に遭っている。確かに死に損ないであり、くそじじい、否くそばばあかもしれない。平和を語るとき、どこか押し付けがましいところはないか、話してやっているという態度をとっていないか、細心の注意を払っているつもりだ。でも、話はした後のむなしさに心が折そうになることも多い。修学旅行生だって疲れているときもあるだろう。観光したいのに興味のない話にいら立つこともあるだろう。生徒たちの言葉に込められた背景を思うとき、無関心と歴史に忘れ去られる恐怖が寂しさ、悔しさと同時に今の私を包んでいる。「大丈夫よ」。孫への返信メールは4文字が精いっぱいであった。(長崎市)

2014625日西日本新聞)


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by kibouh1 | 2014-06-29 08:10 | 平和を | Comments(0)

安全確保は

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「人生相談:次男が国立大学を中退してしまった=回答者・白川道

毎日新聞 20140618日 東京朝刊

 次男は1浪して国立大に入学したあと、目的意識を失い大学に行かなくなりました。結局中退。バイトをしながら就活中です。優しく正直なところが取りえですが、自分からどんどん進んでやっていく性格ではありません。今後のことが大変気がかりです。(54歳・女性)」

回答は読んでもらいたいのですが、親としては心配ですよね。だが、親が言ったからどうかなるとも思えませんし、見守るしかないのかもしれません。親として何もしてこなかったので、こういうのを考えるのは苦手だと再確認しました。

「(声)全駅のホームに安全柵を設けて 56歳 2014625日朝日新聞

 駅のホームから線路に転落する事故が、後を絶ちません。私の子どもは発達障害を抱えながら、電車を利用して通勤しているので、いつも心配です。

 うちの子は、ささいなことでパニックになるので、駅のホームで事故を起こさないだろうかと不安でなりません。

 普通の人には考えられないような理由で不安になって、急に走り出すこともあります。他人と関わることが苦痛なので、周囲の方に「大丈夫ですか?」などと親切に声をかけていただいた場合であっても、余計に混乱してしまうことさえあるのです。(以下略)」

昨日の帰りに白杖利用の方がバス停に来ましたが人がたむろしていてスペースがありません。するとぶつかるしかありません。 これもなんとかならないでしょうか。


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by kibouh1 | 2014-06-28 07:44 | 障害者 | Comments(0)

父を失わないように

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「ひととき)父なき父の日に  58歳 2014619日朝日新聞

 夕方のウオーキングでふと見上げた空に浮かんだ雲の形が父の横顔に似ていて思わず立ち止まって手を振りそうになった。「おーいお父さん、久しぶり」。父が好きだった水色の空が見る見るうちにオレンジ色に染め上げられ、「元気にしてるかい?」と父がほほ笑み返したような気がした。

 亡くなるまでの数カ月、この地、タイで一緒に暮らした日々は毎朝、父が緑茶をいれることに始まった。沸騰した湯が60度ほどに冷めるまで待ち、茶葉に注ぐ。深緑の色と香りを味わう静謐(せいひつ)な時間。仕事に向かう前に気持ちを落ち着けなさいとの戒めだったと思う。今、私の習慣となっている。(以下略)」

かつて、私たちの少し上の世代は父を戦場で失った。それを元に戦争放棄が決められたのだと思う。押し付けられたというのは、戦争をしたいから言うのであり、押し付けられてもいいものはいい。

9条改正「不要」60% 改憲「必要」減少56% 全国世論調査

 本社加盟の日本世論調査会が憲法に関する世論調査を実施した結果、憲法を「改正する必要がある」「どちらかといえば改正する必要がある」の回答を合わせた改正派は56%で、昨年6月の前回調査に比べ7ポイント減少した。「改正する必要はない」「どちらかといえば改正する必要はない」の反対派は前回比6ポイント増の38%。憲法9条について「改正する必要はない」は60%(前回比5ポイント増)で、「改正する必要がある」の35%(5ポイント減)を大きく引き離した。(以下略)=2014/06/22 西日本新聞朝刊=」


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by kibouh1 | 2014-06-27 07:34 | 憲法 | Comments(0)

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「オピニオン > 春秋

 「苗束の双(ふた)つ飛んだる水の空」(石田勝彦)-。6月下旬に入り、あちこちで田植えが進む。水が張られ、鏡のような水面に空や緑の山々が映る景色は、何とも言えず美しい

▼以前、宮崎空港行きの飛行機で夜間着陸寸前、住宅街の田んぼが周囲の明かりで輝く光景に息をのんだ。早苗の季節は、まさに水の季節でもある

▼「豊葦原(とよあしはら)の瑞穂(みずほ)の国」は古来日本の美称であり、みずみずしい稲穂を示す言葉だ。全体的なイメージと重なるのは、日本各地の山あいまできれいに整えられた田んぼの姿だろう

▼ちなみにこの国を率いる安倍晋三首相は、昨年刊行した著書で、あるべき国と経済の姿を「道義を重んじ真の豊かさを知る瑞穂の国の資本主義」と書いた。水をたたえた棚田の美に触れ、ウォール街発の「経済合理性一辺倒」「強欲な資本主義」ではない、日本にふさわしい経済の在り方が必要と説いた

現状はどうか。コストダウンを至上とする一方、年配者、女性の「労働力」を一方的に当てにしたような成長戦略。重大事故もどこ吹く風の原発輸出、武器輸出禁止の政策転換も含め、庶民の願いより経済界の意向が政策に色濃く反映している印象だ

▼市場社会を否定するつもりはない。が、安倍首相には「瑞穂の国の資本主義」とはどういう意味か、あらためて問いたい。「道義」「真の豊かさ」とは何か。事は基本政策、「修辞だった」では済まされない。=2014/06/22 西日本新聞朝刊=」

安価な労働力としての女性として見ていない。そして、少子化対策では出生率の設定さえ論議しようとする。その前の結婚問題さえ解決できないのに、ただ産めという。自民党都議のヤジの考え方はここにあることに気づいていない。日本創成会議が人口増のためには若者の年収を500万円にと言っているのだが、非正規雇用は温存するという。企業のコストダウンのための非正規雇用を温存して500万円などありえないだろう。これなどまともな論文とは思えないのに大騒ぎするマスコミ。成長戦略の御旗の下で戦時中の「産めよ増やせよ」だけが復活している。


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by kibouh1 | 2014-06-26 07:36 | 支え合う社会に | Comments(0)

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「水俣病「終幕」透ける思惑 チッソ子会社株売却法成立へ [熊本県]

 水俣病の原因企業「チッソ」による事業子会社「JNC」の株式売却が容易になる会社法関連法案が、19日の参院法務委員会で民主、共産両党を除く与野党の賛成多数で可決した。20日の本会議で成立する見通し。委員会では、子会社株売却の要件として株主総会の特別決議を義務付ける会社法改正案も可決されたが、関連法によってチッソは特別に適用から除外される。

 法案は日本維新の会が提出。水俣病の補償に関して事実上、チッソを支援する内容で、被害者団体は「被害補償が終わっていない状況で、国会が加害者支援を優先するのはおかしい」と反発している。(以下略)=2014/06/20 西日本新聞朝刊=」

維新の会が提出し、民主・共産以外は賛同するというひどい国会だ。

そして、公明党に期待を寄せた国民の皆さん。公明党が作成した案を自民党に出させたというスクープ記事が出ました。「「新要件」公明が原案 自民案装い 党内対策」(西日本新聞)。公明党の抵抗と書いた新聞のあさはかさ。公明党・創価学会の広告に支配されている醜態をさらけだした。イラク戦争時に「平和」とは縁を切った公明党を美化してきたマスコミも、共犯者だ。

「(声)首相は自衛官の犠牲を許すのか 47歳 2014620日朝日新聞

 安倍晋三首相は近く集団的自衛権の行使を認める閣議決定をする方針だ。だが、「集団的自衛権の行使の容認」とは、自衛隊の若者が海外で武器を持ち、戦えるようにすることにほかならない。その意味を首相は本当に分かっているのだろうか。

 自衛隊の最高指揮官は首相である。自民党が示した、集団的自衛権を使えるようにするための新しい3要件をみると、首相が、自衛官を海外へ派遣し、戦わせることを許していることが分かる。新3要件は「他国に対する」武力攻撃が発生した時も、自衛権を発動できるとしているからだ。

 集団的自衛権の行使容認により、首相の命令ひとつで、海外の戦いで何十人、何百人もの自衛官の命が左右される。彼らが死に、家族から生きる喜びを永遠に奪うこともありうる。自衛官も人の子であり、親である。首相は「自衛官が海外で殺し、殺されることを認めよ」と、責任を持って言えるのか。(以下略)」

まだ、平和の党を捨てるのかという投書が続いています。マスコミが刷り込みをしているかどうか分かりませんが・・。


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by kibouh1 | 2014-06-25 07:08 | 平和を | Comments(0)

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「近事片々:声はすれども姿は見えぬ… 毎日新聞 20140620日 

 声はすれども姿は見えぬ、ほんにお前は……の類いか。

 東京都議会セクハラやじの品位のなさ。

      ◇

 いや、行儀が悪いね、ではすまぬ。恐るべき見識の貧しさと偏見。名乗り出ぬ卑小。

      ◇

 とかく「今の教育はなっとらん」「道徳をしっかり教えろ」と言いたがるセンセイたち。子供は見ている。

      ◇

 ついに衣の下のヨロイが。「集団安全保障での武力行使も」と。増殖する新解釈と牽強付会(けんきょうふかい)的適用。遠くかすむ「平和憲法」の原風景。

      ◇

 W杯。ゴールが遠い。まるで地球の反対側のように。」

名乗らない議員はサイテイ。

10人に1人が進路問題 子どもの自殺背景 2014619 沖縄タイムス

 小中高校生の自殺の背景を調べたところ、11・9%に受験や就職の失敗などの進路問題があることが19日、文部科学省が初めて実施した児童生徒の自殺に関する実態調査で分かった。不登校や保護者と不和だった子も約10%に上った。 (以下略)」

子どもに住みにくい社会は大人社会の鏡なのだから。


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by kibouh1 | 2014-06-24 07:37 | 支え合う社会に | Comments(0)

歴史の真実は

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「作兵衛の本に懐旧の情湧く 66歳

数年前に出た、山本作兵衛著の新装版「画文集炭鉱に生きる」という本を見つけ、買い求めて一気に読んだ。その中で、炭鉱画の説明として出てくる幾つもの用語や会話に、格別の懐かしさを感じた。私が入社したころの会社では、福岡県筑豊地方の大峰、目尾、下山圧などの炭鉱閉山で、関東の工場に転勤してきた元炭鉱マンたちが多く働いていた。当時、私たちはその技術者集団の部下となり、炭鉱で培われた優秀な技術を厳しく仕込まれた。仕事の合間に、炭鉱ならではの術語や言葉が飛び交っていた。画文集を読んでみて、7月に福岡の地を訪ねる計画をしている。空港からレンタカーを使えば、県内各地までわずか数時間の距離である。完全退職し、時間が自由になった今、帰郷された元炭鉱マンたちを訪ね、お世話になったお礼を述ベ、懐かしい昔話をしてみたいと思う。福岡県内の他の観光地もゆっくり訪れたい。」(2014611日西日本新聞)

猫も杓子も世界遺産という雰囲気ですが、有難味が下がっていますね。

「戦争では常に同じ  市民が犠牲に 76

私は昭和13年、旧満州(中国東北部)で生まれ、終戦時もそこにいた。同206月、父は僧侶なのに召集され、出征した。当時父は37歳、母31歳、私は7歳だった。合計4人の子ども、一番下は乳飲み子だ。兵隊にさせられ、戦争の訓練をし、家族と別れるとはどんなにつらく悲しかったか。出征の日、母が見送ったけど、父は一度も振り返らなかったという。同89日、ソ連は日ソ不可侵条約を破って侵攻してきた。私たち日本人の家山に押し入り、銃を突きつけ、姉を連れ去ろうとした。姉と逃げて隠れた。日本の憲兵隊は敗色が濃くなると見かけなくなった。内地に帰ったのだろうか。開拓団など多くの日本人は満州に置いてけぼり。義民ではなく棄民だ。日本の軍隊がいなくなり、無政府状態とはひど過ぎる。戦争は民が犠牲になるのだ。」(2014620日西日本新聞)

不可侵条約を破ったソ連が悪いのだというが、軍部と政治家の弁明であり、ソ連の侵攻は相当前から軍部は知っていたというのが今までに明らかになっていることです。だから、関東軍の主だった人や経済界の幹部などは早々に引き揚げているのです。まさしく棄民だったのです。


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by kibouh1 | 2014-06-23 07:02 | 平和を | Comments(0)

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新聞の相談欄からです。

「激しい性格夫に出せず

喜怒哀楽の激しい性格のせいで恋愛が長続きしませんでした。今の夫とは 、子どもを授かってから結婚。恋愛中からなかなか本当の自分が出せず、夫が優しいこともあって、けんかをしたことがありません。これから先、本当の私を見せたら嫌われてしまうかも・・・。このまま穏やかに暮らしていけばいいのでしょうか。(20代、主婦)」(2014617日西日本新聞)

自分で自分をもてあます方は多いかと思います。私なら簡単に決めるのですが、決めるまでに悩むことが多いです。優しい夫と激しい妻。バランスよくいかないですかね。

「社会時評 吉見俊哉・方便に方便重ね 増幅された うさんくささ」(同前)では次のように述べています。

「『集団的自衛権』という言葉には、どうもうさんくささがつきまとう。「自衛」とは、自分が他人から脅かされそうになったとき、最後に身を守るために戦うことだから、根本的に「集団的」ではあり得ないのではないか。クラスにいじめっ子集団がいて、その連中にいじめられそうになったとき、自衛のために戦うのは正義である。だが、そうやって徒党を組む集団が、いじめは「自衛」行為だと主張したら、それは嘘だと誰もが思う。」

もともと自営するのは個別の自衛権で可能なのになぜ「集団的」と言いつくろうのかが問われないままに国民の中で賛否が入り混じっています。

「それに、争点の「自衛権」を担う「集団」は、いったい誰から成るのか。安倍首相は、日本と米国と言いたそうだが、自衛すべき「自分」に米国が入るのなら、日本はすでに半分米国なの か。そもそも米国は、日本 と同じ自衛集団の一員と自分を認めるのか。

こんなうさんくさい言葉、現政権が日中関係の緊張を背景に捏造したのではないかと疑う向きもあるかもしれないがさにあらず、実は結構歴史は長いのである。もともと「集団的自衛権」が最初に登場したのは1945年、国連憲章第51条である。国連はそれ自体、集団的安全保障の機構だが、ヤルタ会談で常任理事国が拒否権を持つことになり、しかも東西冷戦も顕著になるなか、拒否権が壁となって集団的安保が機能しない事態が予見された。これに危機感を抱いた国々は、侵入する「敵」を、事前手続きなしに集団的に攻撃できる「自衛権」の概念を創造していった。だからこの権利は、国連の安全保障が機能するまでの暫定措置とも考えられていた。それは国連の制度的限界を補完する保険として中南米や米国が合作したものだった。」(同前)

国連が機能しないときに「集団的自衛権」の名のもとにイラクに侵攻したのは誰か。ロシアのウクライナ侵攻を21世紀初の武力侵攻だとアメリカは言っていますが、イラク侵攻なども他国に侵入しているわけです。

「「集団的自衛権」の行使という見解をとったから、事実上、米国の戦争はすべて「自衛」のための権利行使となった。いじめっ子集団のいじめも「自衛」行為と言い得るのである。

「集団的自衛権」の歴史は、概念の根本的な曖昧さが用法の融通無碍さにつながり、都合に応じて変化を重ねてきた歴史である。そもそも「国連」と「冷戦」の構造的矛盾をとり繕う方便として発明された概念だったが、政府は方便に方便を重ねてきた。その間、この概念のうさんくささは増幅されてきたように見える。」(同前)

自衛権を認めれば国の安全は保てるように錯覚しているのではないかと思う。

「今日の論議では、「自衛権」拡張がついに交戦容認にまでなりつつあるわけだ。憲法の平和主義はすでに風前の灯である。しかし、そもそも「自衛」は自己中心的な概念である。攻撃から身を守る瀬戸際には有効だが、他者との安定した関係を築くのは「自衛」ではなく、相互の理解と信頼、多極的な安全保障である。「自衛」の言葉に気を許していると、気づけばとんでもない状況に自らを追いやっていたといこうことになりかねない。」(同前)


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by kibouh1 | 2014-06-22 07:18 | 平和を | Comments(0)

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「●孤児に笑顔 希望だった 85歳

 あの空襲でいったい何人の子どもたちが親きょうだいを失い、孤児になったのだろう。戦後、焼け野原となった街中には「シューシャンボーイ」と呼ばれ、靴磨きで生計を立てる子どもたちがあふれた。「パパママ、ノー」と、進駐軍に駆け寄る姿に胸が痛んだ。

 空襲時、私は鳥飼町の福岡第一師範学校女子部の1年生、16歳だった。敷地内の寮で被災。池に飛び込み、バケツリレーをしたが、校舎も寮も瞬く間に焼け落ちた。猛火の記憶も鮮烈だが、やがて小学校教員になった私には、その後の孤児たちとの思い出も深い。

 終戦直後、私たちは九大生が結成した学生同盟に加わり、孤児支援に当たった。博多駅近くの寺境内に仮設小屋を建て、食事や入浴、散髪などの世話をした。翌年からは、外地からの引き揚げ孤児も加わった。

 たくましく生きる子もいたが、表情を失った子も少なくなかった。私たちはある日、童話の「お話し会」をした。「子ダヌキのポンちゃん」は、月夜に腹鼓の練習をするずっこけ物語。無表情な子が「ハハハ」と初めて笑った。その姿にみんな泣いた。子どもの笑顔は希望だと思った。

 19歳から小学校教員。空襲体験は毎年6月、朝の会で簡単に話す程度だった。でも、人が言うから、人がするからではなく、本当に正しいことは何か、自分で考える子どもになってもらいたい。戦争への反省を込め、そんなことを子どもたちに伝え続けた。それが私の「平和授業」だった。

 空襲体験をきちんと語り始めたのは定年後。ただ、10年ほど前から学校からの依頼がめっきり減った。孤児たちはその後、どんな人生を送ったのだろう。あのころの写真を見ながら思う。 」(福岡大空襲 西日本新聞619日) 

「みんなの広場:平和主義国として世界に発信を=高校生 毎日新聞 20140605日 

 集団的自衛権の行使容認について私は反対である。なぜなら日本には憲法9条があるからだ。憲法は日本が戦争から得た唯一の収穫であり、今後も変えることはあってはならないと思う。実際、日本は今までこの憲法に守られ、戦後は一切戦争することなく現在に至っている。これは世界に誇るべきことであり、世界の平和に向けて発信していくべきことだ。

 集団的自衛権を行使するということは戦争をするということであり、日本が今まで守り抜いてきた平和主義は一瞬にして崩れ去ってしまうだろう。日本を守るためにつくられた憲法を都合が悪いからといってその解釈を簡単に変えてしまえば、憲法は何の意味も持たないものになってしまうのではないか。

 日本が世界平和のためにできることは、仲の良い国と自国だけ、他国を傷つけても無理やり守ろうとすることではなく、平和主義国としていかに問題解決するかを共に考えていくことではないかと私は考える。」

憲法を守らない総理を選んだのも国民。選挙制度もあるが・・。大人に向かって発言していると理解したい。

「(集団的自衛権 行方を問う)未成熟な理屈で押す首相 ライター・北原みのり氏

2014610日朝日新聞

 だれが安倍さんを支持しているのか。取材した「愛国者」を名乗る奥さん方の評判は微妙です。ただ、「守らなきゃ」という息子を見るような感覚が支えているのかもしれない。

 この間、テレビのバラエティー番組に出演する安倍さんを見ていてびっくりしました。イチゴをフォークで、わざわざ半分に切って食べていたんです。この違和感って何だろうと考えたら、「安倍さんは子どもなんだ」と思い至った

 安倍さんは、子どもっぽいファンタジーの世界で、まったく役にも立たないことを、子どもならではの大胆さでやろうとしている。ヤンキーのケンカさながらに「友達がやられたから、守らなきゃ」みたいに集団的自衛権を論じている。国の政策ってそんなレベルの話じゃないでしょう。

 でも、進め方がうまい。雲行きが怪しくなったら、北朝鮮の拉致被害者の話が出てくる。安倍さんの批判勢力は、もう手も足も出ない感じじゃないですか。「安倍さん、よくやってくれた」という空気をつくりたいのではないかと、うがった見方をしてしまう。色んなことが操作されているのかも、と信用できない。

 安倍政権の発足から秘密法の成立、集団的自衛権の行使。すべてがつながっているように見える。ヘイトスピーチのように感情的に疑い合う言葉しか出てこない世の中になるなか、実は他国に人を殺しに行くということがすごくリアルになっている。国家への冷静な批判を許さない空気も感じます。怖いなと思う。(以下略)」

こちらは、子どもの暴走についてのお説教でしょうか。


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by kibouh1 | 2014-06-21 08:48 | 平和を | Comments(0)