気ままなつぶやきです


by kibouh1

カテゴリ:高齢者( 98 )

スマホの壁

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新聞の投稿欄からです。

「(声)私の終活に思わぬITの壁 73歳 2018108日朝日新聞

 そろそろ終活だと準備を始め、エンディングノートも毎年書き改めている。尊厳死を希望することや葬儀の方法、年金・銀行口座の手続き、相続などについてだが、一つだけ書き終えることのできない項目がある。

 10年以上前から使っているインターネットの停止手続きだ。私が先に死んだ場合、妻が手続きすることになるが、妻はパソコンができない。業者に往復はがきで問い合わせると、担当者から電話がかかってきた。

 停止手続きは所定の申請フォームにパソコンで記入し、私の死亡届など住所、氏名、生年月日が確認できる書類を画像ファイルにして送信しなければ受け付けないとのこと。私でさえできないことを要求している。

 パソコンが全くできない人だけが後に残された場合は、必要書類を郵送すればよしとすれば済むことではないのか。そう尋ねても、文書による停止手続きは受け付けていないという。社の規定だからの一点張りだ。

 死後も利用料を徴収するために、そうした決まりにしているのではないかとも思える。団塊世代で困る人は多いはずだ。消費者庁はこうした点の指導も行っていただきたい。」

私の家族の場合、スマホを持っているのは東京にいる息子だけ。ところがキャッシュレス化の進行で悩んでいます。年寄りの生活に電話機能があれば十分です。ケイタイ機能だけの生活。ですが買い物ができなくならないかと心配です。


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by kibouh1 | 2018-10-18 07:51 | 高齢者 | Comments(0)

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新聞の投稿欄からです。

「誰が掃いたか「魔法の道」は 66歳

私はいつのころからか 「魔法の道」と呼んでいる。道の駅の横にある50メートルほどの歩道。以前はトイレもあり、空き缶やパンの包みなど、ごみが放り込まれて汚かった。明らかに捨てた物 だった。 それがいつを境に分からないが、きれいになった。 美しくなった。落ち葉の季節には落ち葉まできれいに掃かれている。しかし、その姿を近くに住む私は一度も見たことがない。だから私は、この道を「魔法の道」 と呼んでいる。(以下略)」(201875日西日本新聞)

年をとるということは経験したことのない状態に遭遇しなければなりません。予測ができない状態です。次のような意見を若い人は感じることは難しいと思う。

「生きるという荷を背負い  80

人生はもう少し長いものだと思っていたのに、80歳になって初めて肉体の限界を感じた。これから先、自分の体が元気になるわけもない。毎朝起きて思うことは、今日もまた生きねばならぬという重荷である。人生100年という最近の流行語を聞くと、腹が立つ。その無責任なデータは、 人間であるべきコシディションを無視したものである。自分で働くこともできず、延命治療をし、ベッドの中にいる人たちが人生か100年の中に含まれているのである。私はまだ両足で歩くことができ、頭もほうけていない。1人住まいではあるが寂しいとか孤独を感じたことはない。 最近は高齢の著者の物が多く本屋にある。皆同じ内容で買う気もしない。数年前、ある外国のどこかで身分証明書が必要なことに出合い「私の顔が身分証明書だ」と言ってやったら、OKと言って事が片付いた。高齢者になると、人が信じられる顔になることは、その人の生き方の履歴書であることは間違いない。」(同前)


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by kibouh1 | 2018-10-01 06:06 | 高齢者 | Comments(0)

分かりにくい税金の話

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セミの鳴き声が今年は少なかった。曇ってきたので鳴き始めたのか。

「コラム 風向計

本当に怖い税金の話 論説委員 小出 浩樹

 納税は国民の義務である。さりとて会社勤めで所得税などが源泉徴収されていると実感は薄く、知識も乏しい。

 今春、初めて確定申告をした。その後、「念のため」と電話を1本かけていなかったら、この夏、いくらの納め損だったろう。100万円超か。

 この失敗談は、実はありふれたケースだという。読者のみなさんに同じ体験をしてもらわないためにも、私事で恐縮ながら書き留めたい。

 父が他界し、田舎の実家を売却した。築50年。幸運にも700万円で買ってくれる人が現れた。売却収入は、アパートで独り暮らしを始めた母(82)の生活の糧である。

 税務署によると、譲渡所得税の対象だが、3千万円以下なので無税だという。でも、税免除のために確定申告が必要だと聞き、まず驚いた。

 手続きは複雑で分かりにくい。税務署の相談コーナーに電話しながら、専用の書類を埋めて書留で郵送した。 3カ月後。家の売却額の1割にあたる六十数万円を納税するよう、母宛てに通知が届いた。税務署ではなく福岡市から市民税の催促だ。

 国税は無税でも地方税は発生するということか。何も書かれていないため、市の窓口に電話した。経緯を聞いた職員の言葉に、また驚いた。「それなら市民税は5500円です」。一気に1%以下だ。 私が税務署に提出した書類は市にも回る。売却ではなく貸家による所得の欄に誤って数字を記入していたため、高い税額になったという。

 ここは声を大にしたい。改めて書類に何度も目を通したが「売却」や「貸家」の文字がある欄はない。複数の専門家も「こりゃ普通の人には分からん」と同情してくれた。(以下略)

2018/08/18付 西日本新聞朝刊=」

私の家もいずれかは売却しなければならない。何かこわくなりました。


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by kibouh1 | 2018-08-28 06:48 | 高齢者 | Comments(0)

生産性で敬意なき老人に

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LGBTの人に対して「生産性」がないとした人がいます。人を生産性で評価することは、高齢者・障がい者など「弱者」を役に立たない存在とする思想です。老いることの尊厳を大切にしていきたいと思う。

「『老い』に価値がある介護現場であること。だからこそ、すまいるほーむにおいて利用者さんたちは人として尊重されているという実感を持てているのである。聞き書きによってそれぞれの個々の人生やその思い出が、スタッフや他の利用者さんたちにも共有されるとともに、老いていき死に向かって下っていくそれぞれの存在もそのままで価値あるものとして受け入れられることで、最期まで希望をもって下りきろうと互いを支え合っているのである。そういう意味で、過去の記憶を掘り起こして、利用者さんとの死へ向かうプロセスに本当に意味で寄り添うことがあり、人が老いていくということの在り方や意味を考えて深い営みであると言えるだろう」(「介護民俗学という希望」)

物差しが違うと思う「生産性」

「コラム 春秋

「生産性」という言葉が引っ掛かっている。一定の原材料や労働力でどれくらい製品を生み出せるか、という目安だ。生産性が高いと聞けば、ロボットが次々と部品を組み立てる工場の光景が浮かぶ

▼この言葉を出産に当てはめ、赤ちゃんを授かるかどうかで人として生産性が高いとか低いとか決めつけていいものか。性的少数者(LGBT)に対する自民党の杉田水脈(みお)衆院議員の発言である

▼雑誌の寄稿で、LGBTカップル支援に税金を使うことを疑問視し「彼ら彼女らは子どもをつくらない、つまり『生産性』がない」と断じた

▼暴論、極論、人権意識の低さよ、と批判するのは簡単だが、これが杉田氏個人の不見識にとどまらないとすれば、問題は根深い。以前、柳沢伯夫元厚生労働相の「女性は子どもを産む機械」発言があった。今回も自民党内には杉田氏をかばう空気が

▼二階俊博幹事長は「人それぞれ、政治的立場はもとより人生観もいろいろある」と述べ、党として問題にしないという。個人の権利より、お国のために産めよ増やせよ-。そんな戦前のような感覚がいまだに残っているのか

▼「生産性」にも2通りあるそうだ。前述の「物的生産性」と「付加価値生産性」。後者はどれだけ新しい価値を生み出せるかを評価する。LGBTへの理解は、基本的な人権の考え方に新たな価値を加えるものだとすれば、むしろ「生産性」は高いのでは。=2018/08/01付 西日本新聞朝刊=」


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by kibouh1 | 2018-08-05 06:33 | 高齢者 | Comments(0)

3割負担は

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「(声)高齢者医療、負担割合の「なぜ」79歳 2018722日朝日新聞

 後期高齢者医療の新しい保険証が送られてきたのを機に、この制度の病院窓口負担について以前からの疑問を述べたい。

 私は厚生年金の他にアパートの家賃収入がある。病院では医療費の3割を払う。一方、周りの年金生活者はほとんどが1割だ。所得に応じて負担割合が変わる仕組みになっている。

 それは了としても、収入が国民年金だけの妻も私と同様に3割負担。しかし、そもそも後期高齢者医療制度は個人単位で加入する仕組みで、保険料は加入者の所得に応じて個別に計算されている。なのになぜ窓口負担割合は世帯単位の所得で判定されるのか。制度を運営する県広域連合に尋ねたが、納得のいく説明は受けられなかった。

 高齢者の医療にかかる公費負担が増え、問題になっているという。ならば、1割や2割負担は廃止し、分かりやすく3割負担でそろえればいいと思う。気軽に病院に足を運んで検査を受け、薬をたくさんもらっている高齢者は少なくないだろう。個人病院に勤める娘の実感でもある。全員3割負担にして困窮者は補助で対応する制度の方が、無駄な受診も減ると思うが、どうだろうか。」

指摘のように薬をたくさんもらっている人もいるかもしれません。それは、お年寄りの責任なのでしょうか。必要なければ薬を出さないこともできるはずです。「無駄な受診」は医療機関や行政にも責任があるのではないか。

 75歳以上の保険制度はとは

「後期高齢者医療制度は、どのような状況にある高齢者からも例外なく保険料を徴収する。どんなに低所得で生活が困窮していても、軽減措置はあるが、完全に免除することなどの例外は認めない。その目的は保険主義にあり、すべての75歳以上の高齢者から保険料を徴収することにある。」(『高齢期社会保障の改革を読み解く』)という。

3割負担になれば必要な医療を我慢する人が出てこないかと懸念しますが。

 


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by kibouh1 | 2018-07-26 05:10 | 高齢者 | Comments(0)

老人性難聴でも

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 目で音を聞くというのは感覚として分かります。

「僕は目で音を聞く  イヤホンだったら外すけど  平本龍之介

コンビニで宅配便の送料について確認したかったため、店員に問い合わせたときのことです。彼は マスクを着けていました。私は読唇術で相手の言葉を読み取ります。「私は耳が聞こえませんので、マスクを外してもらえますか?」と口頭で伝えました。ところが彼はマスクを外さないまま、自分の耳をしきりに指さしながら、ずっと何かしゃべっています。態度にムカッときたので名札を見て、わざとらしく「〇〇さんですね」と確認し、店を後にしました。彼は追いかけてきて、マスク のまま話し続けました。「聞こえないので分からんです!」。大声 で応じても、外す気配はありません。彼の様子を真剣にうかがうと、どうやら「もう来ないでください」 と言っているのが分かりました。大変立腹し、そのまま別れました。怒りが収まらず、そのコンビニの本社に苦情のメールを送ったところ、担当者から謝りのメールがありました。すると、その店員は「補聴器とは分からず、イヤホンだと思った。そのイヤホンを外してくださいと伝えていた」というのです。確かに誰でも、イヤホンをしたまま話をするのはマナー違反でしょう。でも複雑な思いが、なかなか消えませんでした。 目が見えない人や肢体不自由の人に比べ、聴覚障害者は見た目で分かりにくいと言われています。(以下略) (サラリーマン兼漫画家久留米市)」( 2018510日西日本新聞)

難聴気味なので図書館でのやりとりが声が小さいのでつい口を見ます。それで分かることはないのですが・・


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by kibouh1 | 2018-07-25 06:20 | 高齢者 | Comments(0)

死後のこと

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「納骨に二の足 母の理由とは  47

「こだま」の「骨つぼをなでじいじ元気?(3 15日付朝刊)を読んで、似たようなお宅があると思 った。一般的には四十九日か百か日の法要を区切りに納骨をするのだろう。 父は亡くなって1年半が過ぎたが、まだ納骨していない。お墓がないわけではない。父は次男だったので、 生前母と相談して立派なお墓をつくっていた。納骨をしないのは母の意向で、私を含めて兄弟誰もそのことを不思議にも思わないし、 変だとも思っていない。 母は車の運転ができな い。納骨してしまえば、まだ誰も入っていない墓の中で、父が一人ボツンと寂しがると思っているのだろう。(以下略)」(201853日西日本新聞)

墓の準備はされていてもこういう話もあるのですね。一人暮らしの場合は次のようなことも・・・。

1人暮らしシニアの心得 三国浩晃

死後の気がかりをなくす

おひとりさまで、「がんになったら、どうなるのだろう」 という不安を抱えている人は 多いと思います。そこで、これから3回にわたって、私たちのNPOが最期までお付き合いした、あるおひとりさま の事例を具体的にご紹介します。 横浜市で訪問診療を行って いるH医師から連絡を受けて、末期がんの60代のおひとりさま女性Kさんのサポートチームに入ることになりました。医師からは「1カ月後の誕生日は迎えられないのではないか」と言われていました。多くのがん患者をみとってきたH医師は「医師は医療のことだけを見ていたのでは足りない。がんの治療と同時に、患者の目標や気掛かりなことに目を向けることが大切。がんの状態は良くならなくても、気掛かりなことが解決することで痛みが和らいだり、 生活の質が上がったりすることがあります」と言います。 私の役割はまさに、本人の 気掛かりなことを一つずつ解決していくことですから、H 医師の言葉には大変勇気づけられました。そこで、Kさんの自宅を訪ねると、鼻から酸 素吸入しているKさんは小さ な声で、それでも力強く話し始めました。 「両親や祖父母が入っているお墓をずっと守ってきたのですが、私が死んだ後は墓守 をしてくれる人がいません。生きている間にお墓を改葬して、遺骨を永代供養のお墓に移して、私が死んだらそこに一緒に入れてほしいんです」(以下略)。(NPO法人、「人生まるごと支援」理事長)」(同前)

それぞれ悩むことが違いますね。


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by kibouh1 | 2018-07-19 06:11 | 高齢者 | Comments(0)

免許証は悩ましい

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「オピニオン  デスク日記

 84歳になる私の父は1953年、19歳で運転免許を取得。ダンプカーの運転手などを経て、30歳でタクシーの運転手となり、定年まで勤め上げた。趣味といえば、持ち山の手入れぐらい。休日にはマイカーを運転して山へ入り、草払いや枝打ちに精を出した。

 その父が先日、認知症の初期と診断された。「もう運転できんげな」。すぐに私が手配してマイカーを業者に引き渡した。20年間乗り続けた愛車。トレーラーへと運ばれるその後ろ姿を見送りながら、父は両手を合わせ、震える声で「ありがとう」とつぶやいた。

 高齢者による交通事故が多発している。幸い、父は加害者にならずに済んだ。だが「耳鳴りがする」と愁訴する83歳の母と2人、車のない未知の生活が始まる。買い物、通院。当面はご近所に手助けをお願いしたが、そう甘えられない。65年間、夫婦を支え、私を育ててくれた免許証はまだ返納せず、父の財布に入っている。 (江藤俊哉)=2018/06/29付 西日本新聞朝刊=」

このような家庭は増え続けると思います。わが家も運転する妻は今年71歳になります。そろそろ本気で考えないと「犯人」になるのを防ぐために。


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by kibouh1 | 2018-07-10 06:44 | 高齢者 | Comments(0)

五輪まで

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五輪までは生きてやろうという言葉を結構見ました。五輪にさして興味がないので私にはそういう思いは湧いてきません。ケチをつけるつもりはないし、目標を持てる人がうらやましいです。

新聞の投稿欄からです。

「東京五輪まで生きてやろう  88

月刊誌の記事に「自裁死」なるものを見て共感を覚えた。命の引き際は、自ら判断するということのようだ。この年になると、死をどう迎えるか常に思う。「病院死」が通常なので治療を拒否する旨伝えてはいるが、寝たきりになった らどうするか。自宅か施設 か、堂々巡りのとき、ふと 尊敬する先輩からの便りを 思い出した。 「昨日を追うな、明日を頼むな、今日を生きよ」。よし、楽しくいきてゆこうと覚悟した。

先日、圧迫骨折で入院した。退院時、担当医から骨粗しよう症の治療法を指示された。何と2年間、自宅注射をとのこと。そこまでして生きるか、とまた自問自答する。しかし、待てよ。戦中戦後を生き抜き、87歳で白血 病も安定した身だ。東京五輪まで、あと2年。朝の日課の「生きていこう」が「生きてやろう」に変化した。(以下略)」(2018319日西日本新聞)


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by kibouh1 | 2018-05-29 06:02 | 高齢者 | Comments(0)

老いれば

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老いればできないことが増えるし、さらに脳梗塞であればダメージは大きい。だが、48歳だった人は見事に甦り、同病者を励ましました。

「オピニオン  春秋

 48歳の時に脳梗塞で倒れた。後遺症で、うまくしゃべれなくなった。「歌えないなら生きている意味がない」。引退も考えた彼を支えたのは家族の献身とファンの励ましだった

▼〈ヤングマン さあ立ち上がれよ〉。懸命のリハビリで期待に応え、歌を取り戻した。それからは生活習慣を改め、健康に細心の注意を払った。だが、病魔は見逃してくれなかった

▼56歳で再び脳梗塞に。今度は右半身がまひする障害が残った。〈ブーメラン ブーメラン きっとあなたは戻ってくるだろう〉。ファンはそう信じた

▼再発から2カ月後、彼は戻ってきた。スタッフに支えられて歩き、椅子に座ったまま歌ったディナーショー。〈やめろと言われても 一度決めた心〉。歌への「激しい恋」に突き動かされ、歩行訓練などのつらいリハビリに耐えた。「傷だらけのヒデキ」はステージに立ち続けた

▼西城秀樹さんが63歳で亡くなった。「80になっても、90になっても、好奇心がある限り青春」。そう話していた西城さん。ありのままの自分を受け入れ「自分が頑張る姿を見ていただくことで、何かを伝えられればいい」とも。早過ぎる旅立ちだった(以下略)=2018/05/19付 西日本新聞朝刊=」

 健康管理について注意していたとしても再発を避けにくいことがあるのでしょうか。最期まで励ましてくれた人に感謝を込めて、「ありがとう」と叫んだ。


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by kibouh1 | 2018-05-27 06:28 | 高齢者 | Comments(0)