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気ままなつぶやきです


by kibouh1

カテゴリ:平和を( 591 )

安保条約の必要性は

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「日米地位協定 改憲前論議を  70歳

戦後日本の本質を問い続けた文芸評論家の加藤典洋さんが亡くなりました。米国に追随する改憲派と9条に固守する護憲派にくみせず、日米安保体制のもと世界で戦争を続ける米国に従属する平和主義日本の矛盾を指摘しました。 首都圏には横田空域があり、民間航空機は自由に飛 べません。日本の陸海空が 治外法権化し米軍が闊歩し、沖縄の米軍基地は世界の紛争地への派遣拠点と化しています。それは憲法の上位法と言われる不平等な日米地位協定が原因です。(以下略)」(201965日西日本新聞)

トランプ大統領が安保条約は不平等だと言ったとか。さらなる武器購入のための仕掛けだという説もあります。これらに対して分かりやすい議論を示して欲しい。


by kibouh1 | 2019-07-18 06:52 | 平和を | Comments(0)

戦死した父は

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富山丸の撃沈されたことは知りませんが、それぞれに遺族の思いがあるのでしょうが、発掘を急がないと・・・・。

「知りたい 亡き父の姿 富山丸沈没75年 語らぬ母、記者に思い託す

2019/6/30 西日本新聞 社会面

 太平洋戦争末期、米潜水艦の魚雷攻撃で輸送船「富山丸」が沈没し、約3700人が犠牲になってから29日で75年。宮崎市の遺族、新谷征磨(しんがいせいま)さん(75)は、最近まで富山丸のことも、戦死した父新治さん=当時(26)=が乗船していたことも知らなかった。母は何も教えてくれなかった。父はどんな人だったのか、今知りたいと思うが

 陸軍の船だった富山丸は1944629日朝、沖縄守備に向かう途中、鹿児島県・徳之島沖で魚雷攻撃を受けた。大量のガソリンを積んでおり、船内も海上も炎上。九州、四国出身者ら四千人余りに逃げ出す余裕はほとんどなかったという。

 母は戦後、父の弟と再婚し、娘2人をもうけた。征磨さんは実子として育てられたが、「妹と扱いが違うように感じていた。ずっと不思議だった」。

 10歳のころ、高齢の祖父が、義父を「新治」と呼び間違えたことで、実父の存在に気付いた。親戚や近所の人は「厳しい人だった」「将来は村長だと言われていた」と教えてくれた。墓石に刻まれた《陸軍曹長》《南西諸島で戦死》の文字や仏間の遺影を眺め、「生きていれば違った人生もあったのかな」とも考えた。

 自衛隊に入隊した征磨さんは、調べれば富山丸にたどり着ける環境にいたが、「そこまでしようとは思えなかった」と悔やむ。退職後の2013年、護国神社の菊花展に出展し、遺族会とつながった。命日で、すぐに富山丸と分かった。

 慰霊塔が立つ徳之島を5度訪ねたが、太平洋を前にしても父のイメージは具体的に湧かなかった。(以下略)」


by kibouh1 | 2019-07-09 06:06 | 平和を | Comments(0)

歴史は繰り返すか

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女性の国防推進団体の話です。

「風向計 破滅の戦争の舞台裏 上別府 保慶2019/6/27 10:30 西日本新聞オピニオン面

 かつてサラリーマンものの映画には、社長や重役の夫人が部下の妻たちを束ねて「ざあます」言葉で派閥争いをする喜劇があった。戦前の軍部にも、よく似た話がある。

 日本が太平洋戦争に突入する1941年の春のこと。陸軍省の田中隆吉兵務局長は、阿南惟幾(あなみこれちか)次官に呼び出され、厄介ごとを頼み込まれた。

 「大日本国防婦人会と愛国婦人会の抗争は日に日に激化して、最近ではまるで敵同士のようだ。皇后陛下も大変ご心痛と聞く。何とかこれを一つにまとめてくれまいか」

 「大日本国防婦人会」は、第1次上海事変の起きた32年に発足した。大阪港近くに住む主婦らが出征兵士に茶を振る舞ったのが始まりで、軍部の後ろ盾によって全国組織に発展。標語「国防は台所から」を掲げ、中央と地方の役員は軍人の妻が担った。

 一方の「愛国婦人会」の歴史は古く、発足は01年。佐賀県唐津市出身の社会運動家、奥村五百子(いおこ)が清朝末期の義和団事件の際に戦地を視察。惨状に心を痛め、将兵の支援に取り組んだ。日露戦争を経て組織は強化され、中央の役職には華族の、県支部長には知事の妻が就き、名士夫人のサロンの趣があった。こちらは主に内務省が管轄した。

 田中は戦後に書いた「裁かれる歴史 敗戦秘話」(長崎出版刊)で「この二つの婦人会は会員の獲得と事業の縄張り争いで熾烈(しれつ)な抗争を行った」と振り返る。ただ、争いは東京と大阪が中心。他県の庶民は両方に参加するのが普通だったという。地方は中央に振り回されていたのである。(以下略)」

日米安保の不公平を持ち出したトランプ政権。きな臭い匂いが広がっています。


by kibouh1 | 2019-07-06 06:24 | 平和を | Comments(0)


「屁理屈はいいから」という意味の薩摩弁「ぎを言うな」という言葉が出ました。薩摩隼人でもないのに

「春秋 2019/6/13 10:36 西日本新聞 オピニオン面

 あの山がそんなに高いはずは-。スクープのきっかけは記者の素朴な疑問だった。地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」の配備を巡り、防衛省の適地調査に重大な誤りがあった。地元の秋田魁新報の取材で発覚した

▼防衛省は、秋田市の新屋演習場が唯一の適地としていた。他の候補地はミサイルを探知・追尾するレーダーを遮る山が周囲にあるなどの理由で不適とした

▼納得いかない記者が分度器と地図で測ってみると、山を見上げた角度がおかしい。実は9カ所で過大に報告されていたのだ

▼地元紙ならではの「土地勘」と、不安を募らせる住民の側に立って粘り強く取材した成果だ。地方に拠点を置くメディアとしてお手本としたい

▼防衛省は、ネット上の地図で計算した際に、縮尺の違いを見落とした単純ミスと説明、陳謝した。重要な選定基準なのに実測をしなかったとは。そもそも、ミサイル迎撃は飛んでくる銃弾を拳銃で撃ち落とす、と例えられる精緻なシステムだ。こんなずさんな組織で大丈夫かと心配になる

▼最初から「新屋」ありきで、他はおざなりの調査だったのでは、との疑念も浮かぶ。官庁が政権に都合よくデータや文書を操る例はさんざん見せられてきたから。ミスが判明して住民の信用を失っても、「新屋が適地」は変えないという。地元の声に耳を貸さず強引に進めるやり方は、沖縄の基地問題と二重写しのようにも。」

強権的な政治が続くのか。悪夢がよぎります。


by kibouh1 | 2019-06-25 06:11 | 平和を | Comments(0)

平和のありがたさ

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6月19日から20日にかけて福岡にも空襲がありました。

「福岡大空襲74年、市内で鎮魂の集い 戦争体験語り 灯明に祈り込め

2019/6/16 6:00 西日本新聞 ふくおか都市圏版

 福岡大空襲から74年となるのを前に、福岡市内で15日、鎮魂の集いが2カ所で開かれた。同市中央区の市民福祉プラザでは「平和のための福岡女性のつどい」(福岡女性団体交流会主催)があり、空襲時に中学1年だった新宮町の寺川了禄(のりよし)さん(87)が自身の体験を話した。

 空襲当時、篠栗町に住んでいた寺川さん。翌日、博多に向かうと辺り一面が焼け野原だった。警防団に頼まれ、軍手をして赤ん坊を抱いたまま亡くなっている母親の遺体を担架に乗せ、当時の奈良屋小に運んだ。「遺体から脂がにじみ出て、軍手がすぐだめになった」と振り返る。

 その後も焼け野原と小学校を往復し、遺体を運んだ。機械のように感情はなかった。「極限状態に追い込まれ、まひしてしまった。戦争によって人間は変わる。戦争は二度とやってはいけない」と語気を強めた。

 空襲で176人が亡くなったとされる同市中央区の簀子(すのこ)地区では、犠牲者を追悼し平和の尊さを考える「灯明で伝える 簀子平和への集い2019」が旧簀子小体育館であった。(以下略)」

簀子小跡地と隣り合わせの公園があります。戦死者の慰霊碑があります。この前の道路は唐津街道などの交通の要所で、高札を掲げる「制札場」もあったと聞きます。


by kibouh1 | 2019-06-24 06:33 | 平和を | Comments(0)

燃える人

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『昭和からの伝言』鈴木健二著は、1945年3月10日の東京大空襲という民間人を標的にした無差別爆撃の体験を記しています。人間が燃え、断末魔の叫びをあげるのを目の当たりにします。それも二人です。そして、逃げおおせます。

「小さな石段を一段一段、手さぐりで這うようにして上り、線路の上に出て、さらに石段を上ってホームに出ました。見廻すと、国技館のある南の方からわが家がある東。さらに北の浅草も西の日本橋も、火また火でした。高い場所であるホームに、立っているのがやっとの強風が、すべての方向から、ごーっと音をたてて押し寄せ、薄い灰色をした煙が這い上がって来ました。私達は止めであった客車に入りました。」

その時に、北九州市出身の詩人 宗左近 長編詩「炎える母」を思い出しました。5月には西日本新聞に生誕100年を迎えての記事があり、「炎える母」を読んだときのインパクトを思い出しました。

「炎える母」のごく一部からです。

「母よ

あなたは

つっぷして倒れている

夏蜜柑のような顔を

炎えている

枯れた夏蜜柑の枝のような右手を

炎えている

もはや

炎えている」

鈴木健二氏は記憶が風化することがあるとして体験を書き残しています。


by kibouh1 | 2019-06-11 06:10 | 平和を | Comments(0)

日本人は勇敢か

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『武士の日本史』で高橋昌明氏は次のように述べています。

「日本人は勇敢か

これまで武士や武器、武家政権研究についての現在の日本史学界の到達点を、自説も交えながら紹介してきた。最後に日本人がもともと武の面で勇敢な民族であるかのように主張する見解について、一言述べて本書を閉じたい。確かに今から七十数年前、太平洋の島々で、アメリカ軍は日本の兵士たちに強い衝撃を受け た。弾薬・食糧が尽き絶望的な状況になっても、降伏を拒否し死ぬまで戦いをやめない兵士たちにである。しかし、その「勇敢さ」が、日頃は非人間的な軍紀で絶対服従を強制され、戦死は名誉、降伏は本人にとっても家郷の家族・親類にとっても恥辱、捕虜は敵前逃亡とみなされる、という観念を徹底的にたたきこまれた結果であることについては、第五章で述べた。

当時、物質文明は欧米の方が優れているかもしれないが、精神文明では日本が優れている、と主張がなされた。物質文明、つまり生産力や科学技術力の優劣は客ある民族だけが特別に精神力に優れていて、ほかはそうではないと断言できる客観的な根拠はあるのか。日本にやまとだましいがあれば、アメリカにはヤンキー魂があり、イギリスにはジョン・ブル魂がある。日本軍は米軍機のパイロットや海兵隊の勇猛果敢さにしばしば舌をまき、ナチスドイツは逆境に打ち克つ不屈の精神を持つ英国人の粘り に敗れた。 日本海軍は「見敵必戦」をモットーとしたが、実際の攻撃は一、二の例外を除くと、ほとんどが淡白で、目の前の敵を沈めると、長居は無用と引き揚げていった。これを「一撃必殺」と称したが、この点では、米海軍の方がはるかに徹底しており、勝ちいくさになればかさにかかって攻めたて、敵を叩いた。日本側が淡白だったのは、その軍艦が攻撃力偏重で防御を犠牲に しているため、存外被害に弱く、欲ばりすぎて虎の子の艦船を喪失するのを恐れたから、といわれている。アメリカの軍艦建造能力は質・量、とくに量において日本をはるかに上回り、しかも艦の防御・安全性を重視した。だから被害・損耗をあまり気にせず思い切ってやれる。つまり、攻撃精神の強弱も生産力・技術力やダメージ・コントロールの水準という独立変数によって左右される従属変数だった、ということである。」

作られる神話に踊らせられているのかしもしれません。


by kibouh1 | 2019-06-09 06:58 | 平和を | Comments(0)

令和初の

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令和初のというのとテレビで繰り返される。聞き飽きた。何の意味があるのだろう。思考停止のように思えます。次の投稿に目がとまりました。

「「令」より「和」心の中に育て  90歳

元号の発表をテレビで見た瞬間、胸の中をよぎったのは召集令状の「令」でした。赤紙1枚で若者たちが 戦場に送られ、戦死していった時代。日本の上空はB29が朝から夜まで飛び回り、1メートルが間隔で落ちてくる焼夷弾、広島や長崎に落とされた原爆など戦争の悲

惨な思いが浮かびました。「令」の字は嫌いです。電子辞書を引くと、命令の令、おきて、言いつけなどが並びました。

現在「自民1強」の下、防衛費が拡大しています。このままでは日本全土が米国の軍事基地になりそうです。(以下略)」(2019430日西日本新聞)


by kibouh1 | 2019-06-07 06:15 | 平和を | Comments(0)

火のないところに

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2019524日の西日本新聞の「ニュース川柳」から

「暴言が生まれる土壌出来上がり」というのがありました。戦争で領土を取り戻すかという国会議員の発言です。公認した政党の責任も大きい。それを言わせる空気も怖い。

 火のないところに・・というが火は燃え盛っている。

新聞の投稿欄からです。買った戦闘機が墜落した。

「憲法9条改正 戦争への懸念  75

 53日の憲法記念日 に、安倍首相は「2020年に憲法改正を行う」と明言した。特に9条に自衛隊を明記しようとしている。これは最新鋭ステルス戦闘機F35100機以上米国から購入しようとしていることとセットで考えるべきだ。専守防衛には、レーダーに写りにくいステルス の必要はない。 戦闘機購入は同盟国の支援や米国の指示で攻撃に参加するためだろう。そうなると日本は戦争に巻き込まれるのではないかと懸念する。(以下略)」

2019521日西日本新聞)

F351機で特別養護老人ホーム900人分ができるという。アメリカの属国みたい。


by kibouh1 | 2019-05-31 05:56 | 平和を | Comments(0)

異なる文化と重なる文化

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日韓関係がうまくいかない。徴用工問題などの動きにありますが、歴史認識があまりにも離れているのではないか。徴用工に対する国家間の賠償問題の他に個人請求権は消滅しないという説もあるようです。その背景など理解していない部分がありますので、深入りはしません。この問題の背景には大国・中国の陰の存在感があるように思います。韓国は日中の間に地理的にも挟まれています。昔からその影響下で過ごしてきた経緯があります。東アジアの平和をどのように保つか。その合意が求められているのではないかと思うのですが・・・。

「東アジアの目でみれば

代表的な士道論。武士道論をまとめてみた。この際考えてみたいのは、こうした武士の思想を、東アジアという世界の中に置いてみれば、どのような歴史理解の眺望が開けるか、という問題である。結論からいえば、中国・韓国の思想史の専門家たちにとって、武士道の異様さはもちろん、 儒教にもとづく士道という武士の倫理思想も、非常に不思議で、おそらく理解に苦しむところであろう。なぜか。儒教は、法や武力のような強制による支配ではなく、礼楽(れいがく)(広義の文)や詩 (狭義の文)によって人びとの道徳心を高めながら、社会の秩序と親和を実現するのを理想とする。この思想の根本は「力」にたいする徹底的な忌避であろう。武や武人は見下げられた。「力」の権化である武は、徳の反対物であるし、武人は「義理(道義・節操)を知らず」、粗野で 教養にも欠けるからである。中国の古いことわざに「よい鉄は釘にはしない、よい男は兵隊にはならない」とあるように、兵は、異民族や流浪の没落農民、人間の「屑」や犯罪者のなるものとされた。」(『武士の日本史』高橋昌明)


by kibouh1 | 2019-05-28 05:56 | 平和を | Comments(0)