気ままなつぶやきです


by kibouh1

カテゴリ:秘密保護法( 28 )

顔色をみる

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新聞の投稿欄からです。

「心遣い感じる手で握る鶏飯  17

食品会社で、郷土料理である鶏飯の製造実習を体験しました。炊き上がった鶏飯を手で握る作業をやってみました。私は普段、おにぎりを握ることがないので何度もやり直しました。決まった重さ、硬さ、形でスピード感をもって握っていく社員の方の熟練の技には圧倒されました。 と同時に、なぜ機械で握らないのかという疑問が湧いてきました。すると、社長さんが「機械で握ると硬くなり、おいしさが失われる。創立当時から手作りだけは譲れない」と話をしてくれました。多い時は11万個。空港などの始発に間に合うよう、朝早くから作っているそうです。地元に愛される理由は、心遣いと愛情がいっぱい詰まっているからだと感じました。

私は学校で野菜を育ててはいます。新鮮なものはおいしいし、栄養価も高い。将来の夢である管理栄養士になることができたら、郷土料理や地元の食材を献立に取り入れ、地産地消を推進していきたいです。」(201759日西日本新聞)

このようにしてモノづくりの精神が受け継がれていくのでしょうか。でも、大企業には無縁なものかもしれません。

だが、行政機関も政権の顔色を見ますが、国民を見ているのでしょうか。隠蔽体質がありそれを守ろうとして共謀罪に動いているのでしょうか。

「特定秘密廃棄安易にするな 60

 特定秘密とされた行政文書の廃棄に向けた手続きが政府内で進んでいる。真実が将来にわたって葬り去られる可能性があり、心しなければならない。歴史の検証を受ける前に抹殺しなければならない「秘密」とは何なのか。自衛隊の南スーダンの日報問題でも明らかになった隠蔽体質を思うと、現政権にとって不都合であるというだけで安易に廃棄されるべきではない。あらゆる公文書は、将来のある時期に公開とされるべきである。しかし、権力を有する者は学者風情にあれこれと検証されたくないという思いはあるだろう。山本地方創生担当相の「一番のがんは学芸員」発言も御用学者以外は認めないという露骨な本音の表れのような気もする。

思うに、時の権力の意向によって第一級の歴史資料でもある公文書が、まるで過激派組織「イスラム国」によって破壊された古代ローマ遺跡パルミラの凱旋門のように歴史から抹殺されてはならない。」(同前)


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by kibouh1 | 2017-05-14 05:04 | 秘密保護法 | Comments(0)

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最近の報道で介護報酬1%強増加という見出しをいくつも見ました。これだけ読むと政府も頑張っているなと思う。年寄りの私などは30分前でもきれいに忘れていることがあります。ですが、介護報酬は平均して2%強。事業によっては8%程度削減されたのは昨年ではなかったでしょうか。2015年かも。

 共謀罪も繰り返し提案されてきます。今度はオリンピックとかの理屈をつけて。それほどお気に入りの法律ということは警戒しないといけません。

「(声)人権侵害の懸念拭えぬ「共謀罪」80歳  2017112日朝日新聞

 政府は、犯罪を謀議した段階で処罰できる「共謀罪」について、構成要件を変え、法案の名称も今風の「テロ等準備罪法案」として、20日召集の通常国会に提出する構えだ。

 「謀議」とは、計画し、相談することだ。法案では適用対象を「組織的犯罪集団」に限定し、資金集めや現場の下見などを想定した準備行為も要件とするという。

 だが、該当するか否かは捜査機関が判断するため、歯止めにならないとの指摘もある。一般市民が道端で友人たちと実行性がないような立ち話をしても、捜査官次第で「ちょっと署まで来い」となりかねない。

 政府は3年後の東京五輪・パラリンピックを控えてテロ対策の必要性を強調する。だが、対象犯罪は676にも及び、恐喝や偽証も含まれる。共謀罪法案が過去3回、廃案となったのは、対象犯罪が不当に広すぎ、人権侵害の危険性が大きいからだ。それなのに今度の法案でも、その懸念は拭えていない。

 そもそも、準備段階で犯罪行為を把握するには、盗聴も必要になる。この国は、殺伐とした暗い監視社会に様変わりするだろう。政府案のままでは、「共謀罪」の新設にとても賛成できない。」


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by kibouh1 | 2017-02-04 04:02 | 秘密保護法 | Comments(0)

思想の自由は

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毎日新聞の電子版は今月からほとんど有料化されますのでこんな引用も難しくなります。当然ですが・・・。

「仲畑流・万能川柳:パーティーのところどころにある孤独

毎日新聞 20150530日 東京朝刊

☆印は秀逸(仲畑貴志選)

☆パーティーのところどころにある孤独 名古屋 伊藤昌之

引きこもり出来る部屋ある幸不幸 佐倉 繁本千秋

腹蔵なく語り話題がなくなった 富田林 児玉暢夫 (以下略)

君が代不起立の裁判結果を大手マスコミも伝えましたが、レイバーネットが詳しいので

画期的判決!勝ったぞ!~東京高裁(須藤典明裁判長)が根津さん「停職処分」取り消し

5月28日、東京高裁は、根津公子さんに対する2007年3月30日に出された卒業式における「君が代不起立」停職6か月処分について、地裁判決を覆し処分取り消しの判決を出した。また根津公子、河原井純子さんに対する損害賠償についても地裁判決を覆し、10万円の賠償を都教委に課す判決を出した。

 判決が言い渡される824号法廷に参集した弁護士、控訴人(根津さん、河原井さん)そして傍聴者42名のほとんどが、根津さんの処分が覆るとは思っていなかったのではないか。裁判が始まる数分前まで「また控訴棄却。判決いいわたしは30秒ぐらいかな」「都教委はすでに判決を知っているのではないか。だって石津弁護士も来ていないし、来ているのは見慣れない若い女性が一人だけだ。判決文だけもらいに来たのだろう。都教委はこの裁判を馬鹿にしているのか」など、そこかしこから悲観的で、悔しさのにじむ声が聞こえていた。

 2時30分、左右陪審を従えた須藤典明裁判長が入廷してきた。また「棄却」と言い、そそくさと退散するのだろうとだれもが思った。しかし須藤裁判長はゆっくりと着席し、傍聴席を見まわし、おもむろに「主文読み上げ、判決要旨を述べます。静かに最後までしっかり聞くように」と述べたのだ。「え!どういうこと?」。勝訴するなど思いもよらないと、その時も信じて疑わない傍聴席は、不思議な雰囲気に包まれた。裁判長「主文、控訴人らの控訴に基づき、原判決中、控訴人らの敗訴部分を取り消す。根津さんに対する懲戒処分を取り消す」。「根津さん勝ったの。本当」まだ疑心暗鬼。みんなも、なんとなくもやもや。

 裁判長が判決要旨を読み上げる。そして10数分要旨に解説を入れながら読み上げる。まだ事態を飲み込めない傍聴席は裁判長の説明に食い入るように聞き入っている。私もしかりで、根津さん、河原井さん、そして弁護士の様子をうかがうも喜びの表情はなく、途中「棄却、・・・棄却・・・・棄却」と裁判長が述べるのを聞き、もしかして根津さんらの控訴が棄却されたのではと不安になる。

 「根津は停職3ヶ月処分を受けたのち、『停職出勤』と称して鶴川2中、や立川2中などに赴き、『処分は不当』などとプラカードを掲げた。しかしこの行為が具体的に学校運営に妨害を与えた事実はない。また勤務を外されているのであるから、勤務の妨害などは当てはまらない。6ヶ月処分は均衡を逸した加重処分と言わざるを得ない。また停職期間の上限は6月とされており、残されているのは免職だけであり、多大な圧力を根津にかけることになる。以上述べてきたようにこの処分は、処分に値する十分な根拠もなく、裁量権の合理的な範囲を逸脱している。この処分は不当である」

「国旗・国歌法制化の国会審議で、内閣総理大臣、文部大臣が『学校における国旗・国歌の強制は、憲法が保障している思想・信条を侵害してはならない。処分は機械的、一律的にしてはならない』と答弁しているのを都教委は熟知していたにもかかわらず、国歌斉唱時に起立しなかった教職員に、職務命令違反として、1回目は戒告、2回目は給与1月の月額10分の1カット、3回目は6月の月額10分の1カット、4回目は停職1月、5回目は停職3月、6回目は停職6月の各処分を機械的に運用してきた。これは国会答弁に違反し、なおかつ被処分者は最終的に職を失う。憲法に保障されている思想・信条を侵害することになり、控訴人に多大な精神的圧力、損害を与えたことになる。東京都は損害賠償10万円を支払うのが妥当である。」

 傍聴席から「勝訴したんだ!」「やったー!」と拍手が起きたのであった。(以下略)

「君が代不起立」は問題ではないかという人も多いでしょうが、「学校における国旗・国歌の強制は、憲法が保障している思想・信条を侵害してはならない。」という思想・信条の自由が上位にあることを確認しているのだと思います。


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by kibouh1 | 2015-06-06 06:52 | 秘密保護法 | Comments(0)

窮屈な世の中に


川柳
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川柳
「積極的平和主義という戦時体制」

「特定秘密保護法:指定、10省庁385件 最多は防衛省250件

毎日新聞 20141227日 東京朝刊

 今月10日に施行された特定秘密保護法に基づき、防衛省、内閣官房、外務省など10省庁が26日までに「特定秘密」約385件を指定したことが毎日新聞の調べでわかった。件数は「一つの情報」を1件と数えたもので、文書数では40万件前後になるとみられる。

 指定件数が最も多いのは防衛省の約250件。同省によると、防衛力整備の見積もりなど自衛隊法で管理されてきた「防衛秘密」がそのまま移行した。(以下略)

秘密が増えれば腐敗し、権力の暴走が始まる。もう始まっていますが・・・。


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by kibouh1 | 2015-02-26 06:03 | 秘密保護法 | Comments(0)

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家庭でも、職場でも、秘密が増えていいことはない。秘密は守らなければならない。そのための無理が出てくる。

「秘密保護法に人間関係萎縮 77歳

昭和19年晩春、国民学校1年の私はふすま一枚隔てた両親のひそひそ話に耳をそばだてていた。明夏の疎開を目前に、父に召集令状が来た日の夜のことである。 42歳の男に召集かけるとは若い男がいないんだ。帰還兵もいない。俺は捨て駒だ。この戦争は1年と続かないぞ。そう言って、父は最後にくぎを刺した。「今夜話したことは誰にも言うな。特に婦人会と隣組の人には絶対言うな」戦時中は物言えぬ世相であった。今の特定秘密保護法に重なってくる。対象は公務員であるにしても、国民全部が公務員ではない。多種多様の職種が大半を占める。その交流の中で間違いもあるだろう。何が秘密か、人間関係が萎縮する。安倍首相の「戦後の大改革」。しかし、自由で平和な戦争をしない国になって70年、おもてなしの国のままで良いではないか。今の憲法に多少、過不足があるにしても、政府はやりくりして平和を築いてきたと思う。」(2015212日西日本新聞)

今の政権のやり方は、わがままな子どものように見えます。この際、なんでもやっしまおうというのだろうか。積極的平和主義を翻訳すれば軍国主義のように思えますが。


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by kibouh1 | 2015-02-23 07:29 | 秘密保護法 | Comments(0)

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「花時計

「救急車を呼んでくれ」。路上に横たわる母に声を掛けながら、大声で叫ぶ父。幼稚園児の私は、知らない人に抱かれ、その様子をただ見詰めていた。約30年前の冬の夜。飲酒運転の車がわが家の車に衝突、母は生死の境をさまよった。当時の記憶は、いまだに薄れることはない。飲酒運転で1回でも摘発されれば、アルコール依存症の診断を義務化。県議会が来年2月定例会への提案を目指す県飲酒運転撲滅条例の改正案。そうまでしないと変わらない現状に怒りが込み上げる。県内では今年111 月、142(前年同期比14件減)の飲酒運転事故が発生。ゼロにするための模索が続く。県議会は改正案に対する意見を来

121日まで募集中。飲酒の機会が増える年末年始。多くの人に考えてもらいたい。(豊福幸子) 」(20141226日西日本新聞)

「記者の目:特定秘密保護法施行=日下部聡(大阪社会部)毎日新聞 20150108

開示された特定秘密保護法案の検討過程を記した公文書の一部。情報公開法を使って特定秘密保護法の問題点を知ることもできる

 ◇「どうする」を考えたい

 特定秘密保護法が施行された。安倍政権が進める集団的自衛権の行使容認や改憲の動きと相まって、「戦前回帰」「戦争への道」といった批判は少なくない。その問題意識は共有する一方で、今、この法律の問題点を解消するために、具体的に何ができるのかをもっと考えたい。日本人が戦後70年間積み上げてきた民主主義には、それなりの厚みがあると思うからだ。

 戦前の秘密保護法制の下では、趣味の写真に軍の施設が写ったなど、およそ「国家機密の漏えい」とは思えないことで多数の市民が取り調べられた。捜査機関による際限ない拡大解釈のためだ。

 「日本は再び戦前のようになりますか」。テロやスパイ活動防止に関する幅広い特定秘密を担う警察庁の幹部に疑問をぶつけてみた。

 「そんなことあるわけがない」と幹部は一笑に付した。「戦前への反省から、今は情報公開とか司法のチェックとか、捜査機関の独走を防ぐ制度が幾重にもある。チェック・アンド・バランスは非常に大事だと思っています」

 それらが十分に機能しているかどうかは議論の余地がある。しかし、戦前になかった多くの民主的な制度を私たちが手にしているのは事実だ。(以下略)

楽観的な分析ですが、今のチェック機能が抑止機能を果たすとは思えない。法は施行されたのにチェック機能は整備されていないのをどうみるのか。


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by kibouh1 | 2015-01-13 06:44 | 秘密保護法 | Comments(0)

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ホワイトカラーエグゼンプション・労働時間の規制などの保護対象から外し動きが選挙後活発だという。過労死が日常化するでしょう。

新聞の戦争体験特集からです。

3年も続いたひもじい思い 80

戦争のつらい思い出は人それぞれであろう。ある人は死の恐怖を語るであろうし、ある人は空襲で焼け野原となった思い出を語るでゆあろう。私が一番つらかったのは食糧難であった。配給によってサツマイモが支給された。わずかで、それが三度三度の主食だった。いつもサツマイモばかり食わされて、私も絶えず」ひもじい思いをこらえていた。育ち盛りの子どもである。ひもじい思いは3年も続いた。白い飯が目の前に思い浮かぶ。

母の実家は裕福な農家である。私たち子どもが庭で遊んでいると、長兄の嫁が勝手口から「みんなお膳にしますよ」と叫ぶ。この声がうれしくてたまらなかった。ここでは銀しゃりをたんまりと食っていた。おかずも卵などの豪華版だった。」(20141219日西日本新聞)

先の戦争前にも国家機密法がありました。まったく同じ道をたどろうとしています。

「コラム 気流

国民の「知る権利」や「報道の自由」を損なう懸念が残されたまま、「特定秘密保護法」が施行された。「何が秘密か、それも秘密」という法律に、今の時代が「戦前」と呼ばれる日がいずれ来ないかと懸念する。日本の報道の自由は、世界的にどのレベルか。国際ジャーナリスト組織「国境なき記者団」(本部・パリ)が毎年発表する「報道の自由度ランキング

をみる。2014年の日本は 180の国・地域の中で59 だ。昨年は53位。4年前は11位で世界でもトップクラス だったが、韓国にも抜かれてしまった。記者クラブ制度は ずっと批判対象だが、順位低下の理由は、昨年が福島第1原発事故の情報開示で、今年が「特定秘密保護法」の成立だった。報道の自由を振りかざす新聞人にはなるまいと自戒しつつ、知る権利を脅かす公権力には抗していきたい。」(同前)

選挙後、マスコミ大手が総理と会食し、おみやげをもらったと書いているテレビ局の人がいました。もう、政権の思うがままになっているのでしょうか。


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by kibouh1 | 2014-12-27 07:32 | 秘密保護法 | Comments(0)

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「私はだまされていた」というのは男女の間ではなく、戦争体験の話です。

「(秘密保護法案)国民の「知る義務」阻害 

20131124日朝日新聞  東京大名誉教授・樋口陽一さん

 敗戦後の焼け野原の中、「私はだまされていた」と告白した高名な作家がいました。国民主権の憲法となり、国民自身が政治を動かす立場にある今こそ、私たちには「だまされない責任」があると言いたい。

 しかし3・11の原発災害で私たちは「原発は安全」という神話にだまされていたことを知った。今後、政府のうそにだまされず、主権者として公のことがらの基本を動かし、未来への責任を果たすため、国民には問題の所在を「知る義務」がある。それを邪魔するのが、今回の特定秘密保護法案だと言えます。

 法案の中身の粗さからも、政府の説明や政党間協議の経緯からもたくさんの疑問がわき出ています。それを押し切り「秘密」の壁を高く厚くする理由について、安倍政権は「米国と情報共有をはかるため」と説明しています。「秘密」の共有を強化してまで政権がやろうとしていることは、日本が歩んだ道からの決定的転換となるでしょう。

 米国は世界中に情報の網を張り巡らせる覇権大国として各国と摩擦を起こしていますが、一方で米国の言論人は「批判の自由」を核心的な価値として守ってきました。安倍政権は日米で「価値観を共有する」と言いますが、日本社会の骨組みをどちらの方向に切り替えるかが、法案をめぐって問われていると思います。」

1年前の記事ですが、ますますこの意見を繰り返して主張すべきだと思います。


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by kibouh1 | 2014-12-19 06:29 | 秘密保護法 | Comments(0)

知る権利の上に国がある

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特定秘密保護法が施行されました。そのことが選挙の争点にならないし、マスコミも含めて大義なき選挙という争点隠しに奔走した。その結果が低投票率になった。これが政権の意図するものだったことは素人にも分かります。

「来月10日施行特定秘密保護法識者に聞く・集団的自衛権 国会への情報開示課題」(20141118日西日本新聞)で学習院大教授 青井未帆氏は次のように指摘しています。

特定秘密保護法の掲げる直接の目的は、わが国の安全保障に関する情報のうち、特に秘匿することが必要であるものの 「漏えいの防止」にあり、究極的な目的は「わが国および国民の安全の確保」にある。そしてこの目的を達成するため、最高で懲役10年という 重い刑罰と、適性評価制度という特定秘密を取り扱う者制限する仕組みを採用している。

同法制定に当たり、政府が一貫して抱いてきた関心は、決して秘密を漏らさぬ体制づくりにあったと考えられる。そのことは「(知る権利が)国家や国民の安全に優先するという考え方は基本的に間違い」とした町村信孝元官房長官の発言からも明らかである。しかし、秘密の保護を徹底するそのような理解に対し、知る権利の観点から、国民的な批判が広く寄せられた。その結果、公文書管理および情報公開という要素が加えられ、当初の「秘密が守られること」を徹底して追求する極端な性格は、抑えられつつある。(以下略)

政権は、2年間とあと4年間の政権維持という手段を手に入れたのです。国民もまたその責任を負わないといけません。アベノミクスの馬脚があらわれる前の逃げ切り解散だったのです。


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by kibouh1 | 2014-12-16 06:59 | 秘密保護法 | Comments(0)

拉致問題は分かりにくい

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「エコノミスト当たらぬ八卦ありがたり」(川柳もどき)

拉致問題は人権問題としても由々しきことだというのは分かるがどのような解決法があるのかが分からないので、なかなか意見を述べるのは難しい。

「拉致への対応話違うのでは 77歳

話が違う。順序が違う。安倍首相は今回の拉致再調査に関して「北朝鮮の本気度は確かに、信頼できる」と、「行動には行動」として先に動いた。北朝鮮は今年の夏の終わりか初秋までには、最初の調査結果を示すとしたが、大幅な遅れを危倶するのは私だけではないはずだ。政府は現状把握のため担当者を北朝鮮に派遣することを決めた。現時点では「言葉対行動」になっているように見える。なぜ、一部とはいえ、制裁を先に解除したのか。その拙速なやり方を不安視する。北朝鮮は今後も小出しの要求を次々と出すだろうが、決して乗ってはならない。拉致位致被害者の家族の人だと思われる青年の集会での言葉が印象に残っている。「どんな要求に対しても毅然として臨んでいただきたい」。覚悟の言葉だと、胸にぐっときた。」(20141025日西日本新聞)

たしかに、政権の対応には問題があるかもしれませんが、外交問題では明らかにされていないことも多いので、その時の判断がどうだったのか、分かりませんね。特定秘密保護法で情報開示がされないと多くの問題が拉致問題のようにやぶの中に入るのでしょうか。

学習院大教授 青井未帆氏は「集団的自衛権 国会への情報開示課題」(20141118日西日本新聞)で秘密保護法について知る権利より国の利益が上にあるということになるので益々出てこないのではないか。

「特定秘密保護法の掲げる直接の目的は、わが国の安全保障に関する情報のうち、特に秘匿することが必要であるものの 「漏えいの防止」にあり、究極的な目的は「わが国および国民の安全の確保」にある。そしてこの目的を達成するため、最高で懲役10年という 重い刑罰と、適性評価制度という特定秘密を取り扱う者制限する仕組みを採用している。

同法制定に当たり、政府が一貫して抱いてきた関心は、決して秘密を漏らさぬ体制づくりにあったと考えられる。そのことは「(知る権利が)国家や国民の安全に優先するという考え方は基本的に間違い」とした町村信孝元官房長官の発言からも明らかである。」、


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by kibouh1 | 2014-11-22 06:42 | 秘密保護法 | Comments(0)