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気ままなつぶやきです


by kibouh1

カテゴリ:TPP( 18 )

酪農家は

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堤未果氏は酪農の現状を次のように述べています。

1963年に42万戸あった酪農家は今ではl7000戸だ。国内バターの9割を生産している北海道では、年間200戸の酪農家が消えている。減っているのは「高齢化と後継者不足が原因」などと言われるが、それ以前に日本は他国と比べて農家をちゃんと守っていない。農家の収入のうち、政府補助金はわずか4割弱なのだ。農家の所得を保証する補助金制度は民主党政権でやっと始まったが、その後すぐに安倍政権が半分に減らし、2019年には再びゼロになってしまう。生産費の半分を占める、餌の値上がりも深刻だ。 1961年に日本政府が出した「農業基本法」で、「家畜の餌は海外から輸入すること」に決められた。」(『日本が売られる』)

補助金頼りを「甘え」「無駄」とかいうが大企業への大規模な優遇税制などに比べても、ヨーロッパなどの国からしても、食糧を守るという意味からも補助金は酪農家を支えているという。その点ではマスコミの報道の浅さが気になります。


by kibouh1 | 2019-01-11 06:54 | TPP | Comments(0)


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TPP11のことは新聞で読んでいましたが、こんなものとは知らずにいました。

「TPPに執着する日本

米国にへつらいFTAでも譲歩へ

米国が環太平洋連携協定(TPP)から離脱したもとで、日本政府は米国を除く11カ国の協定(TPP11)の締結を急いで います。TPP1111月 の閣僚会合で大筋合意したと発表しました。しか し、カナダ・トルドー首相は「合意を確認するレベルではない」と表明しています。日本政府が主導して強引に「合意」を 装ったとみられます。「日本は米国の厳しい要求が予想される日米自由貿易協定(FTA)を避けるためにTPP11を急いだ」と解説する向き

がありますが、これは違います。

米国抜きのTPP11が合意されたら、出遅れる形になる米国は、逆に日米FTAの要求を強めるのが必定です。

TPPで米国は日本から「おいしい」成果を引き出しました。例えば農業分野では米国政府機関の試算でも、日本へのコメの輸出が増え、牛肉・豚肉、乳製品などの輸出も増えて、対日輸出は全体で4千億円増えると見込んでいました。これを、むざむざとあきらめるはずがありません。米通商代表のライトハイザー氏は、「農業分野の市場拡大は、日本が第 一の標的」「(2国間協議 で)TPP交渉を上回る 合意をめざす」と就任前 の議会公聴会(3)で 誓約しています。 安倍晋三首相の2月の 訪米を日本メディアは「大成功」と持ち上げましたが、米国では「Fl attery(ごますり.へつらい・従属)」外交(『タイム』誌など)

評されました。このとき、「日米経済対話」をわざわざ日本側から提案。共同声明には日米FTAが選択肢と明記され、早々と日米FTAへのレールが敷かれました。(以下略)鈴木宣弘(すずき・のぶひろ東京大学教授)」(「赤旗日曜版12月17日号」)

TPPそのものについても腰が引けた報道が多かったですが・・・。


by kibouh1 | 2017-12-21 04:27 | TPP | Comments(0)

呑み込む


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「苦味がうまいという奇妙な動物

さまざまな物質で身を守り、動物は苦味や辛味として、その物質を認識し、食べるのを避ける。 これが、植物と動物と、が作りだしたルールである。ところが、あろうことか、毒成分である苦味や辛味の成分をおいしいととらえる動物まで現れた。それが我々人間である。

(略)植物にとっては迷惑な話である。」(『植物はなぜ動かないのか』稲垣栄洋)

辛いものは見るだけで汗が出てきます。苦味はなんとかなります。ピーマン そして、ゴーヤ。ゴーヤはジュースにして飲みます。

呑み込まれる話です。

「カナダではある時、4つある農協の1つが株式会社化された。その後、他の組合も次々に吸収合併され、一つにまとまったところを、アメリカの巨大農業メジャーにあっさりと買収されてしまったのだと。株式会社化とはすなわち、「カネの力で買い取れる」ということなのだ。」(『政府はもう嘘をつけない』堤未果)

TPPはどうなるのでしょうか。FTAが先行しています。

「外国人にビジネスチャンスを差し出す「国家戦略特区」最初は東京や大阪など限られた地域で始めるが、安倍総理はすぐにこれを全国に拡げる法整備を進める気満々だ。「国全体」を「企業天国」にするという総理の壮大なビジョンは、首相官邸のホームページに書かれた一文にもよく表れている。(国家戦略特区終わりはありません)」(同前)


by kibouh1 | 2017-09-02 04:50 | TPP | Comments(0)

農業を続けたいという人

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「教え子が合唱観客は私一人 75

35年前、担任の中2の生徒たちと別れ、他校に移ることになった。その前日、 生徒の一人が私の所に来て「僕たちの歌を聞きたかろ」と私を誘った。広い体育館の中央に、椅子が1脚。それに腰掛けさせた。 ステージの幕が聞く。伴奏のピアノが鳴り、コンテストで金賞を取った青い三'角定規の「太陽がくれた季節」を合唱。次に、いつ練習をしたのか、海援隊の「贈る言葉」も聞かせてくれた。胸に迫るものがあり、涙があふれるのを抑えることができなかった。 「先生、ありがとうございました」と一礼。級長が 私に花束を渡す。ほんの1 年間だけの担任だったのに、こんなすてきな生徒たちに出会え、私は果報者だ。

趣味の8ミリでこの子たちの青春を残してやろうと、体育祭、合唱、修学旅行を撮り、彼らに見せていた。つないだ8ミリをDVDにして、35年ぶりの同窓会で上映した。青春の花が咲き誇った。」(2016112日西日本新聞)

教師の不祥事の話を聞くことが多いですが、教育の場にも正職員でない人が増えているのが問題ではないかと思う。

 TPPは消えたのですが、新たな貿易協定をアメリカは要求すると言われています。農業を続けたいという願いは叶うのでしょうか。

「ミカン収穫中 足をひかれる 70

ミカン畑で「交通事故」に遭った。私たち夫婦は極早生ミカンの収穫中だった。つけっ放しのラジオからは52年前の東京五輪開会式の再放送が流れていた。あのファンファーレが山に響いた。あの時の真っ青な空。感慨に浸っていた。さて作業を始めるかと体をひねった瞬間、左足の小指の上を運搬車のベルトが通過していった。あっという間の出来事。一瞬の痛みと恐怖は言葉には表せない。まさか、ミカシ畑で「交通事故」とは笑い話にもならないと落ち込んだ。幸い、骨折はなく、軽い打撲で済んだ。50年に及ぶ農業人生で初めての失敗。最近は足腰が弱り、頭の働きも鈍くなる一方。4年後の東京五輪まで、私は農業を頑張れるのだろうか。でも、大好きな農業。続けたい。」(同前)


by kibouh1 | 2017-04-20 05:29 | TPP | Comments(0)

自給率は大丈夫か

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オスプレイも、原発も、九州では佐賀と鹿児島。保守基盤が強いからでしょうか。

「オスプレイ配備 「見直し」九州高く79

共同通信社の世論調査によると米軍新型輸送機オスプレイの沖縄治 岸での不時着事故を受け、国内配備 の是非を聞いたところ、自民党支持 層の58.0%が「見直した方がよい」と回答し、「続けてよい」の38.1% を大幅に上回った。与野党支持層を 問わず見直し派が多数を占めた。ブ ロック別では沖縄を含む九州で「見直し」が79.6%で最も高かった。 政党支持層別に見ると、民進党 81.8%、公明党76.1%、共産党83.8% が見直しを求めた。無党派層も「見 直し」が72.2%に上った。日本維新の会は配備継続が55.2%で多数を占め /た。九州以外のブロック別では、見直しは北海道と東北で70%台、関東や 近畿など他の地域で60%台だった。」(20161219日西日本新聞)

じゃがいもも不作だという。

「タマネギ不作苗まで品薄に  61

家庭菜園を本格的に始めて2年目となる。が、なかなか形や品質のいい農作物ができない。

近隣の畑には元気もりもりの野菜が生育している。 何が違うのか。土壌かな、 日照時間の差かな、と自問自答している。 農薬や化学肥料は使用しないようにしている。でも、避ければ避けるほど病虫害に悩まされ、結局は農薬散布となる。「有機野菜」で販売されているプロ農家の技術力には敬服する。本年産タマネギはベと病でラッキョウみたいな小玉。まともな収穫物を探すのに苦労した。来年こそはとタマネギ苗を購入に行つた。が、苗不足で思った数量が確保できない。高騰対策に、多くの人が作付けしているからとのこと。 一方、テレビでは高騰し た野菜に代わるキノコやモヤシの代替料理が紹介されている。寒くなり、誰でも気軽に温かい鍋が固める日が来ることを願う。」(同前)


by kibouh1 | 2017-04-19 06:06 | TPP | Comments(0)

地域産業を守れますか

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こんなものがあるとは知りませんでした。

「八女すだれ

認知度向上へ試行錯誤

ガシャン、ガシャンと織り機の音が作業場に響く。女性従業員が、色合いのそろった竹ひご1本ずつ織り機に入れ、ペダルを踏む。糸が巻き付けられ、しなやかなすだれが少しずつ姿を現す。作業場のある鹿田産業 (福岡県広川町)。「八女すだれ」製品を受注生産し、年間約5千万円の売り上げがある。

八女すだれは日よけ用ではなく、和室の仕切りとして使われる。障子やふすまの代わりで、涼しさを演出。すだれの縁には久留米絣などが地域でほそぼそと製作されて来たが、地域の伝統工芸品.として売り出すため、201 3年に3社で「八女すだれ振興会」を立ち上げた。(以下略) 201648日西日本新聞」

生活環境の欧米化で需要がどうなのかと心配になりますが、伝統産業としての検討を祈りたい。さて、TPPの国会審議は選挙後に回すという。それだけで「けしからん」内容であることを示しています。国民は忘れるとなめているのだと思います。

「(声)TPP、黒塗り資料は不誠実 74歳  2016412日朝日新聞

 環太平洋経済連携協定(TPP)に関する資料が、衆院特別委員会の理事懇談会に提出された。全て黒塗りだった。これでは国民に不誠実だ。

 自民党側は「公開しないという国と国との約束は絶対に逸脱できない」と説明した。だが、このような約束をしたこと自体が問題である。国民生活に大きな影響を与えるTPPを、国民に内容を知らせず、数の力で国会の承認を得ようとする姿勢を認めることはできない。

 国民には知る権利がある。政府・与党はこれを尊重し、交渉過程の詳細な資料を示してほしい。そうでなければ、TPPが真に日本国民の利益になるかどうか判断できない。

 さらに、交渉を担ってきた甘利明・前TPP担当相を参考人として招致すべきである。甘利氏の体調がすぐれないというならば、体調が回復するまでTPPの承認はしてはならない。

 なお、ノーベル経済学賞の受賞者のジョセフ・スティグリッツ米コロンビア大教授は約3年前、アベノミクスを評価する一方で、TPPに関しては「日米両国の国民のためにならない可能性がある」と発言している。安倍政権は、消費増税に関する意見だけでなく、TPPへの意見も聞いてみてはどうか。」


by kibouh1 | 2016-04-18 05:46 | TPP | Comments(0)

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TPPで安くなるとテレビは言う。

「安全性を損なう懸念残る

農林中金総合研究所部長

清水徹朗氏

環太平洋連携協定(TPP) は、5年前に菅直人首相( )が「平成の開国」と称し て突如、交渉参加の意向を表明して以来、「異常な契約」 (オーグランド大のジェーン ・ケルシー教授)、「TPP 亡国論」(評論家の中野剛志 )など多くの批判を浴び、 国論を二分する問題になったTPPは米国主導の交渉であり、その背後にはモンサントやカlギルなどの多国籍

企業が存在する。米国は日本に対する「年次改革要望書」の中で、遺伝子組み換え食品の表示、食品添加物や残留 農薬基準等の規制改革を求めてきた。このため、日本の食品の安全性が損なわれるとの懸念が強く、TPP交渉への参加決定を受けた衆参両院の農林水産委員会は、国会決議の中に「残留農薬・食品添加物の基準、遺伝子組み換え食品の表示義務等において食の安全・安心を損なわない」とする項目を盛り込んだ。大筋合意の後、政府は「日本の食品の安全性が脅かされることはなく、遺伝子組み換え食品表示等の制度変更が必要となる規定は設けられていない」と説明しているが、合意内容の詳細は公表されていない。

また今回の合意には、TP P参加国間の整合性を円滑にするとの規定もあり、米国が制度改革を求めてくる可能性は残されている。また、海外の投資家が政府を訴えることができる条項が盛り込まれたため、日本の食品に関する制度が外国の企業に 訴えられる懸念は消えていない。 米国では、欧州連合(EU) との間で紛争になったように牛肉生産においてホルモン剤や抗生物質を多く使っている。牛海綿状脳症(BSE)問題で明らかになったように 米国の食肉処理は必ずしも適正ではなく、現在でも米国で は食中毒による死亡者が非常 に多い。TPPが発効すれば、牛肉や豚肉の関税率が大幅に引き下げられ、競争が激化する。日本の畜産業は規模拡大や新技術の導入によるコストの削減を迫られる。しかし食肉は安ければよいということでは ない。日本の畜産・酪農は、動物福祉や生態系に配慮し、自然循環型の方向を目指すべきであり、それが食肉や酪農製品の安全性、おいしさにつながるだろう。関税の撤廃・削減により輸入食品の価格は低下するかもしれないが、食や農は、生態系、景観、安全性など多面的な役割を考慮すべきであり消費者にとって、生産過程を含めた選択が可能になるような情報公開、表示制度を拡充するべきだ。多国籍企業の利益のために、消費者を守る住組みが犠牲にされてはならない。TPPの批准前に、協定文書に関する情報公開の徹底と、十分な精査、分析が必要だ。」(20151017日西日本新聞)

もちろん、安いことは嬉しい。だが、安かろう、悪かろうが日常化すればどうなるのでしょうか。経済論理だけが働き、被害者は貧困層にだけ現れることになります。


by kibouh1 | 2015-11-19 05:26 | TPP | Comments(0)

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「花時

海外の安い食品が増えれば消費者に恩恵がある、と手放しで喜んでいいのだろうか。環太平 洋連携協定(TPP) 関して関税撤廃の話が取り沙汰されるたびにそう感じる。国内の産業への 影響が避けられないからだ▽農水産業は言わずもがなだが、原料費が下がる食品製造業者や外食業者にも慎重な受け止めが多いという。福岡市でソーセージやハムを造る会社の社長は「原料費が下がっても、海外製品の流通も増えるなら価格競争では勝てない。国産肉などを使った高品質の製品で差をつけていくしかない」と話す▽海外と戦える競争力強化は必要とはいえ、国土や人件費を考ωえると限界もある。国産の食品がある程度適正な価格を維持できるような仕組みを整えないと、衰退が進む産業が相次ぐのではないか。(石田剛)」( 20151015日西日本新聞)

安くなっても2050年頃には世界的な人口増で食糧危機になります。そのとき、輸入できなくなる可能性が高いです。そのことが伝えられているのでしょうか。政府の広報紙ではないというが。アベチャンネルと揶揄されるテレビも。

行間

政府の広報紙じゃない

東京支社 冨田慎志

919日午前218分。集 団的自衛権の行使を可能にす る安全保障関連法が成立した。私は国会議事堂で歴史的な瞬間を迎えたーその3日前から、国会は法 案の参院採決ヘ向けで緊迫し ていた。東京支社政治グループの記者は、ほぼ不眠不休で取材し、記事を書き続けた。私は18日夜、法の成立を伝 える1面の原稿を抱えていた。だが、法案の国会審議に先立つ与党協議の段階から取材した者として、成立の瞬間は自分の目で見届けるべきだと思った。19日午前O時すぎ、デスクに原稿を預け、執筆場所の国会記者会館から隣の議事堂ヘ向かった。振り返ると、安保法案の取材、執筆は葛藤や苦悩ばかりだった「存立危機事態」「重要影響事態」「武器等防護」。聞き慣れない言葉が並ぶ法案の内容や問題点を、どうすれば分かりやすく読者に伝えられるか。取材すればするほど、専門知識が増えれば増えるほど、簡潔、平易な言葉で表現することが難しくなるジレンマを痛感した。

「本当に日本が戦争に巻き 込まれる危険はないか」「憲法違反じゃないのか」。こうした疑問や不安について、読者が判断できるだけの情報を十分に提供できた確信は持てない。

国民の8割が「政府の説明は不十分」と感じる中で安保法が成立してしまったことに 対し、権力を監視する役割を担う新聞人として、忸怩たる思いは今も消えない。

連日の取材の中で、印象に残った言葉がある。「参院は官邸の下請けじゃない」。声の主は法案を審議した参院特別委員会の鴻池祥肇委員長(自民)。法案をめぐって「法的安定性は関係ない」「(審議は)9月中旬までに終わらせたい」と発言した首相補佐官を参考人招致した委員会冒頭での発言だ。 政界は「安倍首相1強」が 強まり、首相官邸が国会運営 にまで口を挟むことがある。 自民党からも誰も異を唱えられない空気が広がる中で、鴻池氏の言葉に胸がすく思いがした。

安保法が成立した後も、国会前に集まったデモ隊から聞 こえた「反対の声を上げ続け る」との言葉が耳に残ってい。鴻池氏の表現を借りれば、新聞は政府の広報紙じゃない。今後も予想される政治のさまざまな岐路について、国民の声きちんと原稿にしていかなければと思う。


by kibouh1 | 2015-11-17 05:13 | TPP | Comments(0)

TPPも、原発も・・・

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アメリカでの皆保険制度みたいなものとして伝えられていますオバマケアは、この本を読むほどひどい制度です。だが、日本のメディアも、アメリカでも、国民に知らされていない。その間の事情を堤未果氏は次のように指摘しています。

グル―バーという教授がオバマケアについていろいろと語ったという。日本でも、マスコミは日本の皆保険みたいなものだという実態とは異なる情報が垂れ流されました。

「教授はテレビインタビューで、学会のパネルメンバーとして軽々しい発言をしてしまっ たと軽く釈明、だがネットユーザーたちはそんなことで逃がしはしなかった。釈明発言の数時間後、今度は教授があちこちの講演で、同じように有権者を馬鹿扱いしている動画

次々にネットに登場する。

201310月にワシントン大学で行った講演でも、教授は「オバマケアは、国民が 愚かすぎて内容を理解できなかったから成立した法律だ」と明確に発言している。みるみるうちに拡散してゆく教授の失言動画や新聞記事に、民主党議員たちは完全にパニックになり、ナンシー・ペロシ下院議長は記者会見でこういった。

「オバマケア法の作成に、グルーパーなどという人物は関わっていません」 だがオバマケアを説明するホームページの「専門家分析コーナー」に大きく名前が載っているのは、他でもないグルーバー教授その人であった。無論下院議長のこの自爆劇も、速やかにネットで拡散されてゆく。教授と他人のふりをすればするほど泥沼にはまりこむオバマ政権民主党議員たちであったが、有権者の手前、できるだけ距離を置かざるをえず、苦しい立場に追いこまれている。

だが教授の発言こそが、ワシントンのエリートたちの本音だろう。 結局国民の無知と無関心が、政治の裏側にいる強欲資本主義の面々に、やりたい放題させるのだ。

どこかで聞いたことがないだろうか。

〈法案の都合の悪い部分は国民に伏せる〉

〈法律を成立させるには、有権者の愚かさが不可欠〉

そして、一番肝心な部分を取り除いた形で、法案の素晴らしい部分ばかりを繰り返し宣伝する、政府と利害関係のある御用学者と大手マスコミ。

私たちの国日本も、グルーバー教授失言事件を、他人事だと笑っていられない岐路にたっている」(『沈みゆく大国アメリカ』)

政治が垂れ流す情報とは次のようなものです。そのことに私たちは無知であったら次の世代に責任をつけまわすことになりますね。


by kibouh1 | 2015-08-06 06:29 | TPP | Comments(0)

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円安もあり、輸入品が値上がりし、特に、牛乳を含めて食料品の値上がりが顕著です。それは、自給率の低さの証明なのに、マスコミは一切触れません。

「農林漁業の行方考える 座談会<上>20140205日西日本新聞

 ●経済成長 幸せなのか・山下

 ●自由貿易で漁業衰退・佐藤 

●変わる若者 自然回帰・結城 

 農産物の完全自由化もありうる環太平洋連携協定(TPP)交渉、国が廃止方針を打ち出したコメの生産調整(減反)…。農林漁業を取り巻く環境が揺れている。私たちの暮らしはどう変わるのか。佐賀県唐津市の農民作家・山下惣一さん(77)が、宮城県石巻市の漁師・佐藤清吾さん(72)、仙台市の地域づくりプロデューサー・結城登美雄さん(68)と語り合った。山下さん宅で1月に開かれた座談会の様子を上下2回に分けて紹介する。 (取材協力=生活クラブ生協)

 佐藤 子どものころは生活に必要なものは100%近く自給していた。半農半漁で、戦後の食糧難でも不自由しなかった。

 結城 戦後、満州から山形県の山村に引き揚げた。仙台で働き出して古里に土地を買った。「いざとなれば帰って農業をすればいい」というお守りとして。20年前、新聞で「山に暮らす 海に生きる」という連載を始めた。東北各地で自然に寄り添う暮らしを見た。「半農半漁は貧乏暮らしの象徴」とか、うそだ。

 山下 30歳くらいのころ「自給自足は人類の最も貧しい生活形態である」と大学教授に言われた。「1人の農民が10人分つくれば9人が他の仕事ができ、世の中が発達して便利になる。それが進歩だ」と。でも、成長を追い求め続けた今、生きることに息苦しさを感じている人は多い。どこまで成長しないといけないのか。成長で幸せになれるんだろうか、という疑問がつきまとうね。(以下略)

めっきりTPPの報道がなくなった。何か、水面下で進んでいることがありそうだ。


by kibouh1 | 2014-12-26 06:35 | TPP | Comments(0)