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気ままなつぶやきです


by kibouh1

2019年 02月 24日 ( 1 )

団塊ジュニア

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団塊ジュニアは不況の時代を生きてきた。過日亡くなった堺屋太一氏は「少子化対策」が必要だと先見的に指摘していたのに、政策は有効に実行されなかった。仕事を得られず、得られたとしても非正規。とても少子化どころではない。

「失われた20年と団塊ジュニア、そして。ホスト団塊ジュニア

団塊ジュニアは、各年齢で100万人前後の出産可能年齢の女性がいる最後の世代であった。

この世代の未婚率が高く、子どもがあまり生まれなかったことが、少子化の進展をいっそう早めることとなった。これは日本にとって不運なめぐり合わせだった。 かれらが就職・結婚・出産などを迎える年代である20代から40代にかけての20年間は、まさに日本にとっての失われた二O年でもあった。それは日本が経済的な勢いを失ったというだけでなく、目先を乗り切るために若者を犠牲にした20年だった。若者の雇用の安定を脅かし、 未婚率を上昇させて少子化をいっそう促進し、日本社会の持続可能性の土台を崩した二O年でも あった。若者の未来を奪うことは、社会の未来も奪うことだったのだ。 団塊ジュニアは一九七一1七四年生まれであり、現役で大学を出た場合、九三~九六年卒に当 たる。バブル崩壊後すぐに就職状況が悪くなったわけではない。だが、無業やアルバイトで卒業する者が卒業生の一O%を超え、二二%となったのは一九九四年で、九六年にはこの比率は約一

七・七%である。また、その後さらに雇用状況が悪くなったため、新卒一括採用が主流の日本において、大卒無業で卒業した既卒者が、その後、「正社員でかつ一雇用条件のいい仕事」に就けた可能性はあまり高くないと思われる。そして、かれらが二O代半ば頃には、アジア通貨危機(一九九七年)などの金融恐慌が起こり、九0年代後半には大企業も倒産しリストラも行われた。その後、さらに若い世代の雇用は不安定化し、将来の展望が描けないままだった。」(『無子高齢化―出生数ゼロの恐怖』前田正子著)


by kibouh1 | 2019-02-24 06:58 | 社会 | Comments(0)