気ままなつぶやきです


by kibouh1

2018年 08月 19日 ( 1 )

理科系の「徴兵猶予」が

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理系と文系では徴兵に差がありました。

「名大・旧制高「クラス日誌」公開 理系生徒、戦時の本音 毎日新聞2018814

 名古屋大学の前身・旧制第八高等学校(八高)の理科系生徒が学徒出陣など戦時中の出来事や思いを記した「クラス日誌」が、名古屋市千種区の名大の大学文書資料室で公開されている。戦地に赴く文科系生徒への気遣いや戦局の冷静な分析がつづられ、資料室の担当者は「自由に発言できなかった時代の若者の本音がうかがえる貴重な史料」と話す。(略)

学徒出陣を巡っては、東条内閣による「学生の徴兵猶予の停止」が伝えられた43年9月22日、「来るべきものは竟(つい)に来た。今日は我々にとつて実に(太平洋戦争開戦の41年)十二月八日である」との記載がある。

理科系生徒は兵器研究などを理由に徴兵が猶予された。11月25日の記述では、文科系クラスに出征を控えた親友がいるらしい生徒が「勉学を中止して 客観的に之(これ)を見れば誠に気の毒である<中略>便所の中に“理科生ヨ 後ヲタノム”と記してあつた<中略>それを涙なくして読み得なかつた」と複雑な心情を吐露している。

 八高卒業生らの記念誌などで、当時の理科系と文科系の生徒間に「溝」があったと記されている。日誌でも「(理科系は)余りにも無関心であるのではなからうか」「文科の生徒に対して相済まぬと思ふ<中略>(自分は)今直ちに前線に立つて働ける丈の信念と勇気があるだらうか」と書かれている。(以下略)」

 

若い命が奪われました。敗戦の1年前までに亡くなった兵士が多いのだという。特攻隊、理系の学徒出陣・餓死・高齢者の召集。誰も責任を負わずに・・・。

新聞の投稿欄からです。

「(声)公人の靖国参拝に諫言する 96歳 2018812日朝日新聞

 75年前の夏、蒸し暑い部屋で大学受験の勉強をした。合格発表に大喜びしたのもつかの間、東条英機内閣は学生の徴兵猶予を停止した。その時の悔しさは、今でも忘れられない。

 徴兵検査があった故郷の役場の控室で、一人の学生が日米の経済力の差をあげ、無謀な開戦を批判した。みな同感だったと思う。

 私は外地に行かずにすんだが、戦友の多くは南方で玉砕。「十死零生」の特攻兵として若き命を奪われた。

 1945年8月15日、戦争は終わった。私は靖国神社に参拝していたが、知らぬ間に、戦友たちがあれほど非難していた東条元首相ら14人の戦争責任者が合祀(ごうし)されていることを知った。それからは、心の中でこの人たちを排除しながら、お参りしている。

 今年も安倍晋三首相は靖国に玉串料を奉納し、参拝する国会議員もいることだろう。数限りのない戦死者を出した戦犯が合祀されている限り、公人は参拝をやめよと、戦友に代わり諫言(かんげん)する。」


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by kibouh1 | 2018-08-19 08:33 | 平和を | Comments(0)