気ままなつぶやきです


by kibouh1

2018年 08月 12日 ( 1 )


お年寄りにはお子さんなど家族がいないか、遠距離の人も少なくないと思います。家族で可能な人は介護するでしょう。介護保険など「外注」と呼ぶことに抵抗感があります。しかし、政府は「地域共生社会」の美名のもとで公的な負担を大幅に削減しようとしています。

「田下昌明氏は「少子化対策でお金を出したら子供を産むかというと、多少は喜ばれるかも知れませんが、遊興費に使われるのが精いっぱいです」とまで言っています。また、「政府のやっている少子化対策は金銭的な面だけ」だと従来の少子化対策を批判し、必要なのは「お母さん、ありがとう」「日本、大好き」という気持ちだと主張しています。

高齢者介護について見てみると、たとえば百地章氏は自民党の山谷えり子衆議院議員、高池勝彦現「新しい歴史教科書をつくる会」会長との『正論』誌上の鼎談において、「老人介護も――今は全部外注みたいになっていますが――家族で出来るたけのことはやってみる。国は家族を支援するという発想があって良いのです」と言います。

「介護離職」が社会問題化しているなかで、「今は全部外注みたい」という認識のもと、家族の役割が強調されているわけです。 もう一例あげておくと、2012年、日本会議新潟県本部阿賀北支部主催の講演会で八木秀次高崎経済 大学教授(当時)は、生活保護の予算が37000億円に達していることにつき、「経済状況が悪いからではありません。国民の聞でモラルハザードが起きているからです」と発言しています。貧困という社会問題を「モラルハザード」という概念で捉えようとする姿勢は、少子化を「家族の絆」「母性」などの問題として捉えようとする姿勢につうじるものを感じます。」(『右派はなぜ家族に介入したがるのか』)

2040年に社会保障費が190兆円になるという政府発表をマスコミは大きく報道しました。ですが、社会保障費はGDPのなかでどのくらいの比率かで財政に影響するかだと専門家の主張があります。2040年までに悲観的に見積もってもGDPは相当伸びるという試算がされています。本当に怖いのは2040年以降では少子化で人口減になるということではないかという。マスコミは冷静な報道をしてもらいたい。


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by kibouh1 | 2018-08-12 06:45 | 介護 | Comments(0)