人気ブログランキング |

気ままなつぶやきです


by kibouh1

川越人足は重労働

f0239450_10213031.jpg

肩車で人を運ぶことの大変さが次のように述べられています。

「幼い子にせがまれて肩車をしたことのある人なら、覚えがあるだろう。肩に背負えるのはせいぜい幼稚園どまり。小学生ともなると、とてもかつげない。ところが川越人足は大の大人を肩車し、ときには脇にとどく急流を渡っていった。川原は石、砂、岩角だらけ、そこにコケ、水くさがついてすべりやすい。「権三わらじ」という特別のわらじをつけていたというが、それにしても人間を肩にのせて大河を踏みこえるなどのこと、が、どうしてできたのだろう?復元された番宿に川越人足を模した人形が据えてある。全身赤銅色で、肩幅ひろく、足腰が太い。人足資格は一五歳から五O歳まで。一二、三歳から修業に入り、一五歳で「水入(みずいり)」といって業務見習になる。そこからより抜きが厳しい審査の末、「本川越」(ほんかわごし)そして川庄屋に採用された。」(「『東海道ふたり旅』池内 紀」)

なんと想像力が欠けていたのかと思ったのは、川底が石や砂や水草などがあるということです。そんなところをこけることもなく渡り切るのはなんという高度な技術なのでしょうか。定年は50歳というのも分かります。


by kibouh1 | 2019-05-19 06:20 | 歴史 | Comments(0)