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気ままなつぶやきです


by kibouh1

拾う神も

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今でも二宮金次郎の石像が残っている学校があるのだろうか。正直何をした人なのかよくは知らないけどとにかく立派な人だと教えられた。

 だが、初婚は嫁さんから離婚を切り出されたという。

「結婚時点の金次郎は三町八反の地主であったから、もっと楽な生活を想像していた。 だが、嫁いでみると、金次郎は人に恵んでばかりいる変わり者にみえ、苦労させられた。離婚を申し出たきのに金次郎はいろいろと諭したが、きのの離婚の決心は固かった。こうして金次郎の最初の結婚は、悲しい結末をむかえ、三十三歳の金次郎は人生のどん底におちた。だが、捨てる神あれば拾う神あり、そんな金次郎の前にすてきな女性が現れる。誠心誠意働く金次郎の姿を見ていた服部家の女中の一人が、「金次郎さんの嫁になってもいい」と申し出たのである。名前は「なみ」。まだ十六歳の少女であった。働き者で学問好き。粗衣粗食にも不平を言わない。なみは幼いが、金次郎が何をしたいのかわかっていた。「金次郎さんは国を治す医者、だ」。そう言ってくれる人がいると、なみは心底うれしいと思うような女だった。結局、金次郎はこの女性と添い遂げた。」(「『江戸の備忘録』磯田道史」)

こういう歴史の裏側を知るのも楽しみです。


by kibouh1 | 2019-05-11 06:56 | 歴史 | Comments(0)