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気ままなつぶやきです


by kibouh1

明治150年をあおる人たち

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日本は近代になるまで戦争は白村江の戦い、秀吉の朝鮮出兵など数少ない国として知られているという。それが明治以降、150年の間に大きなものだけで清国・ロシア・アメリカなどとの戦いを重ねています。中国での満州国という侵略、朝鮮の植民地化もあります。ところが、明治150年を盛り上げようとする人たちがいるという。

「永田健の時代ななめ読み 三四郎が見た明治

 元外務省国際情報局長で外交評論家の孫崎享(うける)氏は、著作「日米開戦の正体」(祥伝社)で、漱石のこの2作品に触れた。「それから」の代助の言葉を引きながら、日露戦争以降の日本の国家予算における国債費(国の借金)と軍事費が増大した経緯をデータを示して分析している。

 孫崎氏は「日露戦争後、インフレ上昇、増税などで社会不安が増大し、それが軍部独裁の道につながった」などを理由に「真珠湾攻撃(日米開戦)への道は日露戦争の『勝利』から始まった」と指摘する。

 明治に現実の国力以上の自信をつけた日本が、昭和になって無謀な戦争を始め、ついには「国が亡ぶ」に等しい敗戦を招く-。漱石の懸念は現実化した。

   ◇    ◇

 今年は明治150年に当たる。安倍晋三政権は盛り上げに余念がない。「明治の精神に学び日本の強みを再認識する」として数々の行事を催し、今月23日に政府主催の記念式典を開く。

 確かに明治は日本が短期間で近代化に成功した誇るべき時期だ。西洋文明を大胆に取り入れ、立憲政治を確立し、新たな社会システムをつくり上げた。日本史上屈指の成功体験である。

 しかし、それは同時に「昭和の大失敗」の起点でもあっ」た。そこに目をつぶり、ただ「素晴らしい明治」と祝うのは、少しばかりおめでたすぎはしませんか-と漱石先生のポーズでつぶやく私である。(一部引用) (論説副委員長) =2018/10/21付西日本新聞朝刊=」

平和な日本でしか生き残る道はないと私は思う。


by kibouh1 | 2018-10-23 06:15 | 平和を | Comments(0)