気ままなつぶやきです


by kibouh1

「脅威」を利用して

f0239450_10482251.jpg

「オピニオン 時代ななめ読み そもそも「脅威」って何だ? 

 歴史的な米朝首脳会談を経て、朝鮮半島の緊張状態は緩和に向かっている。

 しかし安倍晋三政権の対応は、ちぐはぐな印象である。政府は北朝鮮の弾道ミサイル発射に備えた自衛隊の警戒態勢を一部緩和した。その一方で、1基あたり1千億円もする地上配備型ミサイル迎撃システム「イージス・アショア」の2基導入を予定通り進める方針だ。小野寺五典防衛相は導入の理由として「北朝鮮の脅威は何も変わっていない」と説明している。

 そこで気になるのが「脅威」という言葉だ。古くは「ソ連の脅威」、最近では「北朝鮮の脅威」「中国の脅威」が叫ばれるが、そもそも「脅威」って何だ?

   ◇    ◇

 安全保障における「脅威」とは、主に他国からの攻撃や侵略の恐れを指す。安全保障の専門家の間では、脅威の度合いは「わが国を攻撃する能力」掛けるの「わが国を攻撃する意思」とされる。方程式にすれば

 能力×意思=脅威

 ということだ。足し算ではなく、掛け算であるところがポイントである。

 分かりやすい例で考えてみよう。わが国を攻撃する能力が最も高いのは、実は米国だ。膨大な核ミサイルを保有し、首都圏に空母配備の横須賀基地や厚木飛行場を置く。その気になれば、簡単に日本中枢に大打撃を与えるのも可能だ。

 しかし、われわれは米国を「脅威」とは考えない。わが国を攻撃する意思がゼロとされるからだ。能力を最大値の100としても

 100×0=0

 となるのである。(以下略)(論説副委員長)=2018/07/08付 西日本新聞朝刊=」

「イージス・アショア」の購入など軍備拡大を目指す政権は避難訓練を繰り返した。危機を煽れば何も文句は言うまいと下心がありそうだ。避難訓練はしゃがみこみ、頭を手で防ぐという原始的なもので、とてもミサイル攻撃に対応できるものとは思えない。先の戦争の竹やり訓練と同じではないか。国民をだます仕掛けではないか


[PR]
by kibouh1 | 2018-07-15 06:47 | 平和を | Comments(0)