気ままなつぶやきです


by kibouh1

免許証は悩ましい

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「オピニオン  デスク日記

 84歳になる私の父は1953年、19歳で運転免許を取得。ダンプカーの運転手などを経て、30歳でタクシーの運転手となり、定年まで勤め上げた。趣味といえば、持ち山の手入れぐらい。休日にはマイカーを運転して山へ入り、草払いや枝打ちに精を出した。

 その父が先日、認知症の初期と診断された。「もう運転できんげな」。すぐに私が手配してマイカーを業者に引き渡した。20年間乗り続けた愛車。トレーラーへと運ばれるその後ろ姿を見送りながら、父は両手を合わせ、震える声で「ありがとう」とつぶやいた。

 高齢者による交通事故が多発している。幸い、父は加害者にならずに済んだ。だが「耳鳴りがする」と愁訴する83歳の母と2人、車のない未知の生活が始まる。買い物、通院。当面はご近所に手助けをお願いしたが、そう甘えられない。65年間、夫婦を支え、私を育ててくれた免許証はまだ返納せず、父の財布に入っている。 (江藤俊哉)=2018/06/29付 西日本新聞朝刊=」

このような家庭は増え続けると思います。わが家も運転する妻は今年71歳になります。そろそろ本気で考えないと「犯人」になるのを防ぐために。


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by kibouh1 | 2018-07-10 06:44 | 高齢者 | Comments(0)