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by kibouh1

「万引き家族」

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「万引き家族」は6月から公開ですので、受賞は集客に大いに貢献していると思います。

「(池上彰の新聞ななめ読み)「万引き家族」カンヌ最高賞 社会映した是枝マジック

2018525日朝日新聞

 一方、同日付朝日の社会面では是枝監督との一問一答が掲載されています。ここには、こんな言葉が。

 〈社会に対するメッセージを伝えるために映画を撮ったことはない〉というのです。ということは、読売が書いた〈日本の「今」への異議申し立て〉とは微妙にニュアンスが異なります。是枝監督は、〈どんなメッセージかは受け取る側が決めることではないかと思いながら作っている〉そうです。さて、是枝作品をどう受け止めればいいか。

 読売は9面に映画監督の西川美和さんの感想を掲載しています。西川さんはどう見るのか。

 〈是枝監督は近年、家族の日常を描く作品を幾つも手がけてきましたが、個人的な感想でいえば、今回は「家族」よりも、それを通して見えてくる「社会」の方に焦点があるように思いました〉

 やっぱり「社会」なのですね。それにしても、なぜ「万引き家族」なのか。その点に関しては、朝日が解説しています。

 〈作品の構想を練っていた時、ニュースで報道される家族の姿に目が留まったという。「経済的にかなり追い込まれた状況で、万引きや年金を不正に受給することでかろうじて生活を成り立たせている家族。その中で、血縁を超えた関係を描いたらどうだろうか」〉(一部引用)

先日、刑務所を出たばかりの人が再犯でつかまり、動機はお金を持たなかったという。少しはもって出所したはずですが、再犯に至らないような援助は視野にないのでしょうか。これでは罰するという行為だけで何の解決につながっていないのではないか。そんなことを思い出した池上彰氏の一文でした。


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by kibouh1 | 2018-05-30 06:35 | 貧困 | Comments(0)