気ままなつぶやきです


by kibouh1

「昔の話」

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新聞のコラムからです。悲観することばかりではないかと・・・

「花時計

「寿退社」は死語かと思っていたが、今も働く女性の約17%が結婚すると退職する。そこで辞めなかったとしても、1人目の出産前後で約47%が「おめでた退社」する。国立社会保障・人口問題研究所が9月に発表した調査結果だ▽本人が望む退職はいい。だが「仕事でも家庭も」と願ってもかなわず、再就職では勤務時間や地域が制約され、キャリアを生かせない人が多いのは悲しい。そんな女性たちを支援しようと、県が各地で合同会社説明会を開いている▽福岡市では1125日に男女共同参画推進センターアミカスで15社ほどが参加予定。育児中の女性を採用したい会社がこんなにあるんだ、と知るだけでも元気が出るかもしれない。問い合わせは、子育て女性就職支援センター092(725)4034(山田育代)

20161025日西日本新聞)

 新聞の投稿欄からです。

「踏切に立って母は苦悩した 70

小学生のころ、国鉄長崎線の近くに住んでいた。「線路のそばで遊んじゃできんよ」。両親から注意されていた。それでも、煙をもくもくと吐きながら、目の前を汽笛を鳴らして通り過ぎる真っ黒な蒸気機関車に、果てしない夢を抱いた。当時、汽車に乗るなんてほとんどなかった。遠くの山裾に向かって消えていくレールには、何ともいえぬ魅力があった。遊びの中で、親の言葉は消えてしまった。レールに耳を当て、列車の近づく音を待った。長じて私も所帯を持ち、生活も落ち着いたころ、母の何げない思い出話に言葉を失った。妹を負ぶって踏み切りに3時間立ち続け、飛び込む機をうかがったと。5歳違いの妹は生まれつき、心身に障害があった。そんな子を産むのは母親の性根が悪いからと、嫁ぎ先で責められ、3歳になっても歩かぬ妹を道連れに・・・「昔の話たいね」と笑った母。私の夢を運ぶ鉄道が母にとっては・・。いまだに心が凍る。」(同前)

介護に行き詰まっての殺人、将来を悲観しての障がい者殺し・・・。なくなっていません。そうした問題を私たちは「自己責任」と思っているように思う。それではなくならないと思います。生命を守る政治であってほしい。


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by kibouh1 | 2016-10-29 05:40 | 障害者 | Comments(0)