気ままなつぶやきです


by kibouh1

「15の春は泣かせない」

f0239450_16460268.jpg

忘れなかったら イムズに寄ってみよう。

「ハンセン病元患者の隔離、差別活写 「人間」考える71作品 イムズ [福岡県]

 世界各地のハンセン病元患者の隔離や差別の実態に迫る写真展「ハンセン病を考えることは、人間を考えること。」が9日、福岡市・天神のイムズプラザで始まった。入場無料。

 らい予防法廃止から20年の節目に、日本財団が開催。14年間、約60カ国で撮影した同財団フォトグラファー富永夏子さんの作品を中心に、写真家の八重樫信之さんと黒崎彰さんが国内で撮影した計71点を展示している。

 富永さんの作品は、インドやアフリカなどで隔離され、貧しい暮らしを強いられている人たちの現状を伝えるが、長年連れ添う夫婦の笑顔や誇らしげに孫と手をつなぐ元患者の姿など、人間の強さをとらえた写真が印象的だ。

 「人間をここまで差別し追いやるものが、自分たちの心の中にもあることを知ってほしい」と富永さん。「ハンセン病に限らず、いわれなき差別を受ける人たちについて考えるきっかけになれば」と話している。 展示は13日までの午前11時から午後7時。=2016/03/10 西日本新聞朝刊=」

なつかしい言葉です。「15の春は泣かせない」。蜷川さんの言葉です。

春秋

 「15の春は泣かせない」。1950年から28年間、京都府知事を務めた蜷川(にながわ)虎三が掲げたスローガンだ。まだ高校に進学する子が少なかった時代。受験競争を緩和し、高校の門戸を広げるため、蜷川は学区や選抜法などの見直しに取り組んだ

▼高校進学率が98%を超えた今も、15の春には笑顔と涙が付きもの。けれど泣かされるどころか、未来を断ち切られるとは。それも学校や教師の考えられない不注意で

▼広島県内の町立中学3年の男子生徒が、希望していた私立高校の校長推薦は出せないと告げられた。1年の時に万引をしたのが理由だ、と。実は、万引したのは別人だった。非行歴を記録した教師が、間違えて生徒の名を電子データに入力していた

▼昨年12月、学校側が推薦できないことを生徒の保護者に伝えた。その日の夕方、生徒は自ら命を絶った。学校は「病死」として自殺を隠していた。その後の調査でミスが判明。学校は「誤った記録に基づく進路指導が自殺の原因となったと考えられる」と謝罪した

▼悲劇を防ぐ機会はあった。以前、校内の会議で誤りが指摘され、手元の資料は訂正された。が、元のデータは修正されなかった。進路について何度も生徒と話をした担任教師も、生徒が万引を否定したとは感じなかったという

▼関わった大人が一人でも、生徒を「泣かせない」という思いをもう少し強く持っていてくれたら。残念でならない。=2016/03/10 西日本新聞朝刊=」

この事件の背景は根が深いのではないかと思いました。進路相談を立ち話でしたという。子どもにとってとても大事な問題です。それをなぜ立ち話なのでしょうか。とても忙しいのか。推薦できないというのは万引きしたからなのだろう。何か背景があるようにも感じる。教育委員会などの隠蔽体質は全国的。教育行政の堕落というか、衰退というか。生徒が否定したと感じなかったということも検証が必要な気がします。

 成績だけで「教育」がなくなっているように思う。それは、現場の責任ではないのでは。


[PR]
by kibouh1 | 2016-03-14 05:45 | 教育 | Comments(0)